独立6ヶ月。自分の判断基準を持つことと、スルーすること。
昨年会社を辞め、本格的に個人で仕事開始してから早いもので約6ヶ月経ちました。(11/24に開業届けを出しのたので、偶然にも今日で半年!)
ということでここまでの振り返り。
仕事の移り変わり。
過去、別の投稿でもちょこちょこと書かせていただいているのですが、退職前後から知人の会社の営業関連のお仕事をさせていただく形で独立生活を始めました。
後ほど書きますが、いただいたお仕事を全うしたい気持ちと自分との違和感を解消すべく子供服の店舗でのバイト(といっても、月に1、2回というかなりわがままを聞いていただいた形)をしたり知人のアパレルやジュエリーのポップアップショップのお手伝いを追加。
最初の案件は3末で終了し、現在は5月から新しく業務委託のお仕事が決まり初めて自力でスキル×好き、のお仕事の機会をいただくことになりました。
あとは、広報関連の先輩とご一緒させていただける可能性もあるのでそれも楽しみにしています。
ちなみに4月は、子供服の仕事を一時的に増やし自分の生活と今後のことを見直す期間でした(平たくいうと、あんまり働いていませんでした笑)。
経済的な余裕のがあったわけではなく、避けられないタイミングだったんだろうなと感じています。
自分への不信と葛藤だらけだった。
独立してから拭えなかった自分への違和感ですが、
「結局、今までの場所から動けていない自分」
「独立をする、というバンジージャンプまでしたのに結局コンフォートゾーンから出ようとしていない自分」
「毎日自分の思いと離れた仕事をしている自分」
をひしひしと感じるようになっていきました。
これがこじれにこじれて、
「自分の希望なんて叶わないし、自分には現実を変える力なんてない。」と本気で思っていました。
会う人会う人に、独立できるなんてすごいね!と言われれば言われるほど自分が恥ずかしくなって、次聞かれたら何て言えば程のいい言い訳ができるかな、なんて考えることも。
今思うと、ネガティブ思考に支配されていた(のと、合わない環境にいた)んだなと当時の自分を慰められますが、独立初っ端からかなり低いメンタルからスタートしていました。
爆速でフリーランスライフを送っている方を見ては胸がギュッと苦しくなっていたのを覚えています。
全ての判断は自分でするしかない。
そんな中、自分の独立した意義を忘れないように子供服のバイトを追加しました。
もともと、子供系の事業もやりたいと思っていたのと、自分が無理しなくても価値を発揮できる場所に行って自信を取り戻したかったから。
これはかなり効果があって、自分の中にある、最近の仕事で全く発揮できなかったクリエイティブな部分やホスピタリティなどを発揮でき少しづつ自分のベースを思い出しました。
ちょうど1〜3月あたり。
ふと自分は本当は何がしたいんだろう、というのを考えるように。
本来であればこの辺は独立を決める時にもっと確固たる軸があった方がいいと思いますが、こんな奴もいるよ、という参考になれば幸いです笑。
その中で、やりたいことは私は一般的にはできない(キャリアパスが〜とか、実績がないから〜とか)と思っていたし会社の中でのキャリアステップも無理だと思っていた(一生事業開発から離れられないと思っていた笑)から諦めないといけないと思っていたけど、恥ずかしさを無視して考えてみたら実は可能性があるのかもしれないし、むしろフリーだからこそやれるようにしたらいいのでは?と天命?のようにひらめき。
そこからはとにかく恥を捨てて笑、やりたいことやってみたいことを書き出して、やるならどうするか、と考え続けました。
周りの人に、向いてそうなことも聞いてみました。
(おもしろいことに、自分にとってだめなところと思っていた部分をみんな普通に受け入れた上で真っ直ぐな回答をくれて、今でも宝物ののようにノートに書いてます。)
その中で、これからの仕事を選ぶ上での判断基準を自分で作り、それに沿ってやらない仕事も決め、良さそうな仕事でも違和感があればスルーするようにしました。
最初はとっても怖くて。
お金ものことももちろんそうです。この時点で次の仕事の目処もなければ獲得方法もわからない。
これを断ったら自分の価値を認めてくれる人なんていないんじゃないかとかそんな風にドキドキもしていました。
独立は手段でしかない。
ここまでで、自分が「独立したら何か変わる」病にかかっていたことにようやく気がつきました。
私が独立したのは、
・好きなタイミングで好きな仕事をできるようになりたい
・自分の正義や価値観に合った人と仕事をすること
・上記に対し、自分が納得する収入と環境を両立させること
であることを自覚しました。
会社員が嫌だったんじゃない。
この自分の基準を達成させることが難しかったから独立せざるを得なかっただけ。
実はとってもシンプルですよね。
自分にも人にも素直でいた時だけ、うまくいった。
この半年間を振り返った時に思うのは、物事がスムーズに進んだのは自分に対しても人に対してもとにかく「素直」だった時。
市場価値や社内外の評価を常に意識していたここ数年の私にとって「素直」って案外難しくなっていました。
素直になる、ということで具体的には下記を意識しました。
・「やりたくない」という気持ちを感じ切って、因数分解すること。
その上で、怖いけど手放すことも決断する。
・自分が置かれた状況や自分のできるできない、をそのまま発信すること(背伸びも過小評価もしない)。
・一緒にお仕事がしたい人には素直にお伝えすること(どんなところが素敵なのか、も恥ずかしがらず真っ直ぐ伝える)。
・憧れの人を素直に見習うこと
・自分の不安も、不満も、悲しみも喜びも受け入れること
書いていて、これができてない状態で、いい話ないかな〜なんて思って待っていてもそりゃこないし、来てもアンマッチなのは当たり前か、と改めて思いました。
自分の前にいる人が開示していなかったら、何も与えられないし、これかな?と思っても本当のところはわからないですもんね。
(その上で、それは違う・・って断られたらイラッとしちゃうかも笑)
自分が信じたいものを信じていけばいい。
この数ヶ月とにかく自分が信じたい情報や、自分が生きていきたい世界観をコトあるごとに取り入れるようにしました。
そんなことあり得ない、っていうのは簡単だけど、自分が見たいものだけ見ていればそれが自分の世界になる。
その中で出会うヒト・モノ・コトはそれに相応しいものだけになる。
ロジカルな世界線の方にとってとってもファンシーな思想に思われそうですが、体感的に私はこの方法の方が肌に合っていそうです。
妄想力は創造力!を合言葉に、1年目下期も頑張ります。
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