夜の宝石街

12/3~12/4

真っ暗な道を走るバス
山とか全部同じに見える道は
魔女にどこかへ連れ去られているような感覚だった
どこに連れていかれるんだろう
食べられるのかなぁ
みたいな

山の間に光る街
とても綺麗だった
魔女の宅急便の風景を思い出した
この静かな空間に起きているのは私だけのような錯覚を起こして気持ちがふわふわ宙を泳ぐ

同じ光のはずなのに
暖かく感じられるところと冷たく感じられるところがあって不思議だった
空が明るく見えたのは月のせいではなく
その灯りたちによるものなんだと
外から見てやっとわかった
ここはどこの空なんだろう


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