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良い趣味、悪い趣味
読書、ヨガ、ゲーム、映画鑑賞、アニメ、フラダンス、書道、西洋絵画、ランニング、直近では筋トレ。
色んなことを趣味としてやっているけれど、趣味によって、人々の反応が違う。
もちろん、個々人の嗜好や興味関心、バックグラウンドなど、色んなことが要因となっての反応なのだろうけど、その中には、ネガティブな反応もある。
文章にしてしまうと伝わりにくいが、なんと言うか、その時の空気というか。明らかに【変な人】カテゴリーに振り分けられたような空気、【バカにされている】と感じるオーラ、など。
もしかしたら、そのような経験から、他者に自分の趣味について話すのを敬遠している人もいるかもしれない。
ここから、私なりに人の趣味にあれこれ言う人を分析したことを書いてみる。
なぜ、他者の趣味に対してネガティブな反応をするのか。
まずひとつ言えることは、その趣味のことを『詳しく知らない』ことが原因ではないかと分析する。
人間(動物)は、知らないことや新しいことに対して基本的には警戒する。つまり、用心する、身構える。知らないことには不安や恐怖がつきものだ。その不安や恐怖が、ネガティブな反応となっているのかもしれない。
もしくは、何かしら過去に、ネガティブな経験をした、或いは見たり聞いたりした。その人の中に存在するイメージ。個々が持つイメージは、その人の経験や知識などから作られる。その構成要因がネガティブであれば、イメージそのものがポジティブに傾くことは難しいだろう。
あとは、世間のビジネスの為の印象付け。私たちが持っている価値観は、世の中にあるビジネスに関連していることが多々ある。例えば、流行りの服。私が10代の頃は、ローライズのデニムが流行っていて、ヘソぐらいまであるデニム、シャツを中に入れる、といったスタイルは誰もやっていなかった。『シャツをパンツにインする=田舎者』みたいなイメージすらあった。しかし、股上が深いパンツが、『足が長く見える』という謳い文句のもと、流行り出し、今となっては股上が浅いパンツを見ることの方が少なくなった。もっとたどると、昭和のスタイルは股上が深かった。こうして、時代と共に色んな流行り廃りがあるのは、ビジネス要素が絡んでいるからだろう。
人の感性なんて、不安定なものだと、私は思う。世間がいいと言えば良く見えるし、悪いと言えば悪く見える。少なくとも、私の感性はその程度のものだ。
話を戻すと、このように『世間の広告などから印象づけられたもの』によって、ネガティブなイメージを持ってしまっているだけで、本来の魅力とは別問題だ。
最後に、嫉妬心からくる自己防衛。深層心理ではやってみたいと思っているが、挑戦する自信がない。失敗が怖い。或いは、熱中できる何かを持っている人そのものが羨ましい。自分はできない、やらない、持っていない。そこを妬んでしまう感情。趣味のあるなしや、挑戦するしない、本来そんなところに優劣もないし、比較する必要性は全くない。しかし、人は、あらゆる場面で他者と比較すながら生きるもの。その性質上、あたかも自分が劣っているかのように感じ、その負の感情をかき消す為に、ネガティブな反応をする。自分の自尊心を守るための自己防衛。
これは、色んな場面で起こりがちなことだと思う。
このようなことが、他者の趣味に対してネガティブな反応をしてしまう原因ではないかと思う。
誰だって、自分の好きなことを馬鹿にされたり、ネガティブな反応をされれば、いい気はしない。
しかし、そんなものに引っ張られる必要は全くない。人の反応とは、その人個人の感情、そしてその感情は、その人の経験や知識などから構成される価値観に基づいている。自分とは、全くもって無関係なのだ。
どんな趣味にも、それぞれ魅力がある。それは、自分には感じられないものでも、他者の価値観を持ってすると、時間と労力を費やすに値するものになる、と言うこと。
このように考えるようなにってから、より、いろんなことに興味を持てるようになた。『私に見えてない魅力や楽しさが、この人には見えているのか、、、見たい。』といった感じで。
そしてもし、何かしらネガティブな感情を抱いた時には、それを言葉にする前に、その感情の原因を考えるようにしている。必ず、何かしらの原因があるはずだから。
こうやって、自分と向き合っているうちに、自分のことが少しずつわかってくる。
でも、向き合うことはやめない。なぜならば、人は、その時その時で変わりゆくものだから。長くなるので、この話はまたどこかで。
何が言いたかったのかというと、趣味に、良いも悪いもない。(他者に迷惑がかからないと言うことは大前提で)
人の反応は、気にする必要はない。自分が好きならそれでいい、自分が感じる魅力、感覚を、思う存分楽しめばいい。
その理由は、上記の分析の通り。
今日も、趣味を楽しむのです。