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【楽器】演奏時の身体の使い方についてお答えします!


観葉植物が増えてきて、オンラインレッスンで「さっきから後ろが気になるんですが」と突っ込まれる事が多くなったよ⭐︎
どうも、ナカジ。です。

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観葉植物は全て旦那の趣味です。ナカジ。は基本的に草花を枯らします(笑)
作業部屋が温室の部屋にもなり、緑の中でオンラインレッスンを行なっております。。。
最近のお気に入りは【パキボディウム】らしいです( ̄▽ ̄;)

さて、本日は、レッスンでいただいたご質問の中からよくあるご質問を抽出して私が実践で活用している【アレキサンダーテクニーク】を参考に、お答えしていこうと思います!
演奏する者にとって、一つの疑問は他に悩まれている方も絶対いるはず!
今回は【演奏時にあるあるな身体について】質問をいただきましたので、順にお答えしてまいります♪
もし、同様の疑問を抱えている方の参考に少しでもなっていけたら本望です♡
さっそくまいりましょう!!

質問①
<楽譜を見ると姿勢が前のめりになってしまいます。どうしたら良いでしょう>

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あるあるな質問ですね。
譜面を一生懸命見ようとするあまり、上半身が前に傾いてしまうんですよね。
これは、楽譜に限らず、PC作業やスマホ操作の時も同様なのではないでしょうか。
ただ、目から入る情報=目で認識していないってご存知でしたか?
アレクサンダーテクニークによると、実は【後頭部】が大切なんです!!!!
目から入った情報は、いったん神経を通じて後頭部まで伝わって、最終的に後頭部で物を認識しているそうなんですって!

<対策>

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「あっ、今前屈みな姿勢になっているかも」と感じたら。『手で後頭部に触れながら、上半身を脱力』してみてください

その後、再度楽譜を眺めてみましょう。
『見る方法をほんの少し変える』のです!それにより、血眼になって音符を追うことから解放されて、ラクに早く譜読みを行える一歩につながるはずですよ♪
これは譜読みの練習だけでなく、日常の生活でも活用できます。
『物事は、目から入り、神経を伝わって最終的には後頭部で物体を認識している』
これを把握していると、視野が広がったり、目の疲れを軽減したり、人混みを歩いていても疲れにくくなるメリットもあるんですよ!!
ぜひ意識してみてくださいね♪

質問②
<手や腕の疲労を軽減させるにはどうしたら良い??>

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痛みや炎症がある場合は、無理に演奏を続けると今後の演奏活動にも支障をきたしてしまう可能性もありますので、しっかり休養すると共に、再発しないためにも原因を探る必要がありますね。

「演奏していて疲れてしまう」、「身体が痛くなってしまう」これらを感じた時に、【体力・筋力が足らないせいだ】と決めつけてしまって
筋肉を鍛えようとトレーニングを始めてしまう方もお見受けします。

ただ、そもそも振り返っていただきたいのはまず、【既に筋肉に負荷がかかっている状態で演奏していたから痛い・疲れたと感じている】のです。
よって、これらを改善して再発を防ぐには『無理のないフォーム・いかに楽に演奏するフォームの為に脱力できるか』がキーとなっております。

<対策>

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まずは、暗譜や楽曲を演奏している時の自分をイメトレしてみる作業を入れてみてください。
すぐに疲労してしまう原因は【演奏の緊張状態の身体と気持ちの力みのリンク】が多くを占めています。
楽器から離れた状態を作って、自分の身体に『待った!』を作ってあげるのです。
人間、辛い・しんどい・疲れることは苦痛になってしまいます。
痛みをこらえながら演奏するより、フローな状態の時にイメトレした方がよっぽど効率的で、アイディアも湧きやすくなります
次回の記事でも取り上げようと思いますが、床の重心を見方につける「横たわりワーク」についてお伝えしていきますので、ぜひそちらもお楽しみに♪

質問③
<指の動きをなめらかにするにはまず何から始める??>

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前述と被りますが、まずは『上半身の脱力』『肩甲骨をこまめにほぐす事』を練習時に取り入れていきましょう。
楽器でしたら、スワブを通したり、ツバ抜きをする時に一緒に身体もリセットさせれば、習慣化できるでしょう。
指を鍛える事にフォーカスするのではなく、『邪魔を排除していく』事が何よりも重要になります。


<対策>

まずは一音、二音だけ「楽に音が鳴る動き」を探してみてください。
フレーズを全部演奏しなくても良いのです。
たった二音でも、ぎこちない動きなのか、苦手だな〜と『潜在意識により緊張した動きとなっている』のか、
自分の身体と素直に向き合ってみてください。
メンタルやその時の人間の調子によっても動きに変化が生じております。身体は正直なんです(笑)
動かないのは自分の身体が鈍いからだ。なんて、無下にはしないようにしていきましょう!身体も楽器の一部なのですから♪

次回はメンタル面が影響する演奏の変化についてお伝えしてまいります♪

楽器を持たない時でも、既に練習は始まっているのです。
また次回のお話でお会いしましょう( ´∀`)

↓スタジオに設置!ミニサイズのビリヤード台(オブジェ用)笑

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