#原貫太とスタツアDay1 日記
日本を出発 15時間の長旅
日本時間22:10発、ドバイ行きの飛行機。
合計15時間のフライトにも、憧れのアフリカに飛び立つことにも、
実感がわかないまま飛行機に乗りました。
ツアー前にウクライナにて取材をされていた原さんとは、ドバイの空港にて合流をしました。本物だあ、と緊張しました笑
ウガンダ入国 街並みの様子
ドバイとウガンダの空港では、久々の海外で英語しか通じない環境にビクビクしながらも何とかウガンダに入国。
出迎えてくれた、ウガンダ人のサイラス(原さんのウガンダパートナーであり、このツアーの現地コーディネーター)とデウさん(このツアーの専属ドライバー)に「ウェルカム!」と歓迎してもらって嬉しかった記憶。驚いたのは、私たちのためにペットボトルの水を大量買いして車に積んで置いてくれたこと、優しい。
長旅で疲れていたけれど、ウガンダの緑の多さと、今まで授業で見たことがあった赤っぽい土の地面、黒人の方しかいない情景、、。20年間東京で生活している私にとっては、全てが新鮮でワクワクしたことを覚えています。
驚いたのは、信号がないこと。
信号がないどころか、車線もなく、交通ルールもあってないようなものだそう。(空港付近や大都心部には信号や車線がありました)
歩いている人、バイク、車が、うまい具合に混沌と行き交っていました。
両替所にてドル→ウガンダに両替
空港からホテルに向かう途中、ショッピングモールに寄ってもらい、両替をしました。出国前に新宿の両替所で円からドルに変えたのですが(出発日兼両替日は1ドル140円代に上がった時でしたが、私はギリギリ138円代で両替できました。それでも高い、、!)、なんとウガンダで判明、100ドル札が両替にも物の購入にも使えませんでした。。なんと。両替所は初めて行ったので雰囲気にのまれてビクビク両替してしまったけれど、絶対に確認すべきだった。100ドル札は偽札が出回っているそうで基本的に使えないそうで。まだ家にあってどうしよ、、とほほ。
ウガンダはウガンダシリングというお金の単位です。1ウガンダシリングは日本円の約0.3倍の価値があります。なので、3000円ウガンダシリングが112円というイメージです。今回7日間の滞在でしたが、結局、約250ドルを両替して、5000ウガンダシリングほど余りました。
両替してもらった時の思い出、ニュージーランドでも感じた、海外のお金のペラペラだけど破けないこの感じ、好みです笑
ウガンダ初の購入品 SIMカード
ウガンダで訪問したところではどこでも、携帯の電波が使えました。それを可能にしたのが、現地のSIMカード。私は日本で、SIMフリーのiphoneにe-SIM(LINEMO)を購入して通信をしています。今回は、もともと登録してあった国際ローミングの設定もあり、SIMフリーのスマホだったので、現地のモバイル通信会社『Airtel』にてSIMカードとデータ(126GB、マンスリー契約)を購入することにしました。(そのほかの手段としては、海外用モバイルWi-fiを購入するというのがあります)飛行機の離着陸の際など少しだけ4Gでデータを使ってしまったので、実際次の携帯料金がどうなっているか不安です笑
Airtelはショッピングモールの中にありました。私の同い年か少し上くらいの女性が対応してくれたのですが、私の個人情報を登録する用のお店のスマートフォンが何回も固まったり落ちたりして何度もなんどもやり直してくれて、、大変そうだったのが思い出です笑 30分以上かけてやっと購入と登録が完了しました笑
そうそう、このショッピングモールに入る時に、車から降りて全員鞄の中身を確認されて、日本では空港でしか見ることがない金属探知機?のようなものをくぐりました。ビクビクしちゃったなあ笑
ホテルに到着後 エチオピア料理屋さんにて夕食
この日は夕方に到着したこともあり、SIMカード購入後はそのまま首都カンパラにあるホテルに向かいました。
その後、車で10分ほどのところにあるエチオピア料理やさんにて夕食タイム。
このお店では、ウガンダで初めてのアフリカ文化を2つ体験しました。
① 手で食べる文化
② 蚊に刺されることへの恐怖
① 手で食べる文化
お皿の下に敷いてあるもの、一見、雑巾?布?と思われるかもしれません。いいえ、食べ物です。酸っぱいクレープのようなものでした。このお店では他の牛肉スープなどの料理にもこれが敷いてありました。スプーンは人数分来なくて、食べる時にはこのシートを手でちぎって真ん中の料理の具材をそのかけらで取って食べます。感想を正直に言うと、酸味は不思議だったけれど、スパイスは好みでした。
② 蚊に刺されることへの恐怖
このお店では、野外にある小屋のような建物でご飯を食べました。
アフリカに行くとなったら、何よりも怖いのが熱帯感染病。その一つが、蚊を媒介して感染するマラリアです。蚊に刺されるのって、100%予防できないのでウガンダでの滞在においては一番の難題でした。
この時はウガンダについてすぐだったので、蚊から身を守る意識が低く、虫除けスプレーをかけず、持たず、外で食事することになってしまいました、、。カンパラはまだ田舎よりも少ないらしいですが、夜に活動的になる蚊はだんだん暗くなる中でぶんぶん飛んできて、、とにかく刺されないように腕をさすったりと必死で、、怖かったです笑
この文化体験をしつつも、思い出は他にもあります。
一つ目は、ウガンダのビールを飲みました!『ナイルスペシャル』と『クラブ』。お酒は弱いので、ナイルよりも度数が低く癖も少ないクラブが美味しかったです。ですがここでハプニング、。お酒に弱い上に、長旅で疲れていたからか、酔いが回って貧血みたいになりました、笑 サイラスのお話の途中で遮ってしまうことになったけれど、みんな優しくたくさん心配してくださり、またお店の人がすぐにトイレに案内してくれて水も言ったらすぐにくれて回復できました。全く1日目からこんなんじゃあ、幸先不安ですね!!!
二つ目は、原さんとサイラス、参加者の皆さんとのお話です。大学で体育教師をされている方、東京でバー経営をされている方、大学で国際開発学を学んでいる方、芸術大学でプロダクトデザインを学んでいる方、大学でアフリカ地域を学んでいる私。年代も活動もさまざまな参加者の自己紹介の後に、原さんとサイラスの自己紹介を受けました。
その中でも特に印象的だったのは、サイラスの幼少期のお話。サイラスが小さい時、その地域では紛争が起きていて、兵士による人道被害があったこと、目の前で家族や周囲の人が被害を受けるのを見たこと、そしてサイラスの出生証明書がないこと。彼は冗談ぽく笑いを含めて、自分の誕生日も年齢もわからないと話していましたが、冷静に考えて日本で生まれて生きてきた自分にはありえない話、本で読んだような被害を目の前で見た人の話。それを語る彼の真剣な顔は忘れられません。
いよいよ始まるウガンダステイ
ウガンダ初の食事を終えてホテルに戻る時に、イタリアンスーパーというお店に寄って1.5Lの水を購入しました。これから水道水が飲めない地での一週間の生活が始まる。ワクワクとドキドキでした。
若干の渋滞を経てホテルに戻り、蚊取り線香を焚いて、若干ぬるま湯のシャワーを浴びて、蚊帳に包まれて寝ました。この日から蚊帳の安心感にどっぷりでした、日本でも欲しいなあ。
あとあと、今回の旅は半分以上が参加者の友達と相部屋だったので最終日まで本当に何度も助けられました、、蚊取り線香と蚊がいなくなるスプレー、ボディソープ(私持っていくの忘れました)で私の命を守ってくれてありがとう、、。。
以上で1日目終了!!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
私の備忘録のためにも、その日にあったこととその時感じたことを時系列で書き綴ることにしました。ただ、もう帰国から一週間経ってしまったので記憶が曖昧汗 忘れるのはもったいない、この10日間のツアーにはいろいろなことを体験していろいろなことを感じさせてもらいました。
本記事のように、考えたこと、よりも、感じたこと、が中心になると思いますが、ワクワクドキドキのウガンダステイ日記が始まります。よろしければ次回以降もご覧ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
文香