内なる星を辿る旅 Prelude to Reversal A/B 〜牡牛座新月〜

小さな声でも響いている
胸のあたりも　口元も
喉のあたりも　耳元も
ちょうどいい響き
揺らぎが心地よく　
私を感じる

吐く息は温かくて
出る声に温もりを感じて
私が放っていると実感する

音が上がれば
オーロラが見える

波打つ色が刻々と変わり
美しい空が頭上に広がる

源の音は地響きのような
大地の揺るがなさを感じる

声の揺らぎが耳に残る
音の粒を感じられる耳があったと気づく

私の声が内側に落ちて
私の中に波紋が広がる

それが楽しくて
それを見るのがワクワクして
私を知って　私を感じて
私でよかったなと思う日々

私が落とした一滴は
私の世界（内/外）にどんな波紋が広げるのだろう

続く旅のその先へ　きっと見えるだろうと思う