暁喜綾敬

細々と、伝えたいものを執筆している小説家

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最近の記事

看護学生さんから、お手紙を頂きました

拙著「恋の水」を読んで頂いた数名の看護学生さんから、直筆のお手紙を頂きました。 これまでも、多くの方々から感想を頂いていて、たいへんにありがたく思っておりましたが、今回、看護学生さんからの感想を頂き、たいへん嬉しく、そしてありがたく、久々にブログを書こうと思いました。 (新作の草稿に時間をかけていて、ブログをすっかり忘れていました) まず、「恋の水」を書くきっかけは、元臓器移植コーディネーターさんと話をしたことになります。 臓器移植については、ニュース報道や数々の著作を読ん

    • 献本第一段「本が好き!」さんから5冊

      多くの人に読んで頂きたいので、サイトで献本をお願いしました。 その第一段として 「本が好き!」さんで募集しております。 突然、愛する人の温もりと引き換えに、その最後の希望を叶える判断を委ねられたら、どうしますか? 【概要】 不慮の事故による家族の脳死と臓器移植の苦悩を、現場経験のある元移植コーディネーターの監修を受け、家族への説明する際の配慮や、厳格な脳死判定の実際など、あまり知られていない事柄を、一人称で書いたフィクションです。 【出版社/編集者/著者からのメッセージ

      • 脳死と臓器移植の是非

        今回の小説は、脳死臓器移植をテーマに書いていますが、取材時から色々と思うことがあったので、簡単に書いてみます。 先ず、脳死状態と植物状態は別のものだということを、多くの人が知らないということ。 何となくは解ってはいる。 脳死状態イコール植物状態と書かれている話も、散見されるけれど、医学的に見ると全く違うから、自分で調べるのは重要だと思います。 そして、 「脳死は人間の死なのか?」 という疑問と 「臓器移植の是非」 ですが、脳死は人間の死と「法律で認めた」んですね。 つまり、「

        • バレンタインデー 拙著「恋の水」発売日

          拙著「恋の水」が、今日発売されました。 バレンタインデーに、「恋の水」というタイトルですが… 支えてくれた人、応援してくれた人には、本当に感謝しています。 タイトルにもなっている「恋の水神社」は、病気平癒と縁結びのご利益があるそうで、パワースポットとしても認知されている所です。 主人公は、そこである女性と知り合うことになります。 愛する家族が脳死状態となり、臓器移植のドナーを希望していたことで、主人公の苦悩が始まります。 現場経験のある元移植コーディネーターの監修を受けて、脳

          嬉しい! 嬉しい!

          小説が、明日、発売される。 それを目前にして、舞台の一つと、物語の核にさせて貰った神社に献本をしました。 宮司さんに喜んで頂いて、涙が出そう。 小説でも料理でも、何でもそうだけど、自分の作った物を誰かが喜んでくれるってのは、本当に嬉しい。 苦労しても、喜んでくれる人がいる。 それが一番の報酬だよなぁ。 皆さん、本当にありがとうございます。 これからも、誰かに喜んで貰えるように生きていくぞ

          嬉しい! 嬉しい!

          スマホ壊れた!

          突然、スマホがうんともすんとも言わなくなった。 何をやっても再起動どころか、充電ランプの点灯もしない。 どういう事態なのかを調べてみると、このスマホにはかなりあるトラブルらしく、サブ基盤を交換しなきゃダメっぽい。 新しいスマホにしたくなったが、今のスマホは高くて直ぐには買えない。 修理業者を探したら、40000円ほどかかるらしい…。 画面交換やバッテリー交換は、頼まれてやった事があるので、サブ基盤なら自分でなんとかできそう。 で、基盤を探したら、古い機種なんで大手には無い…。

          スマホ壊れた!

          2月14日刊行の本が、届いたよ

           著者買取り分の本が、届きました。  約20年振りの久々な刊行なうえ、名前も変えたから、初々しいドキドキ感を味わい、更に、こういう気持ちになっている自分を楽しんでいます!  この20年の間に、たくさんの知り合いができ、お世話になった人も増えたので、かなりの数を献本しようと思っています。  で、「サインを書いてくれ」と言われたのだが、名前を変えてから、サインなんて書かなかったので、慌てて作った。 もちろん、慣れてもいない。 なんだか緊張しているが、そんな自分が面白いぞ

          2月14日刊行の本が、届いたよ

          中央線の「西」

          知り合いと谷保の話をしていて、気がついた。 JR中央線は、東京から西の多摩地区を真っ直ぐに通っているんだけど、「西」の着く駅が幾つかある。 西荻窪・西国分寺・西八王子 それぞれ、ちゃんと荻窪・国分寺・八王子の西側に並んであるのだが、西国立と西立川は、中央線には無い。 西国立は、南武線 西立川は、青梅線 今まで、全く気にしていなかったよ

          中央線の「西」

          ~鈴懸の木~ 谷保の商店街

          小鳥書房さんの棚貸しの件で、久しぶりに谷保を訪れました。 いまは別の所に住んでいますが、実は谷保出身です。 国立から離れて久しいのですが、時々ラーメンを食べに行っていました。 今回、小鳥書房さんの入るダイヤ街の話をきっかけに、様々なことが思い出されてきました。 今は、レトロな商店街になってしまっておりますが、昭和五十年代(ココアシガレットが20円、森永ラムネが50円の頃)は、とっても活気のある場所だったのです。 まあ、バブルの頂点に向かって、社会全体にとても活気があった時

          ~鈴懸の木~ 谷保の商店街

          今回、上梓する小説について

           今回、上梓する小説は、脳死臓器移植をテーマにドナー家族視点での一人称で書いているのだが、実際に臓器移植コーディネーターをされていた方に取材をして、その現場やコーディネーターとしての注意点など、かなり細やかなことを教えて頂いた。  最近、脳死臓器移植が行われ、それが1000例目という記事を読んだが、この話を書いたときは、まだまだ実例が少ない頃だった。  そんななか、脳死判定に立ち会った緊張感や、ドナー家族に説明をする際は無用な圧を与えないような配慮など、人の生死を判定する厳し

          今回、上梓する小説について

          校了しました

           やっと校了しました。  あとは、見本待ちです。  それと同時進行になっていますが、新作の準備を始めまして、現在は資料集めが忙しい。  取材もしなきゃならないし…。  でも、アイデアを形にするまでの骨格作りも楽しいんですよねぇ。

          校了しました

          さんま

           だいぶ値段が下がってきたので、さんまを食べました。  例年より小ぶりで脂のりが悪かったけれど、美味しく頂きました。  さんま美味しいねぇ

          初校

          初校が来たので確認に没頭していたら、首から背中、脇までもが凝りに凝ってしまった。 痛い… 担当さんの意見も考えながら、如何にバランスよく、何よりも読みやすくしたいと思っている。 幸いにも数人の方が、完全な読者目線、かつボランティアで協力してくれるので、たいへん有り難い。 いつも思うのだが、書くのも評するのも、それなりの知識やテクニックがあるが、それを手に取り読んでくれるのは、一般の読者だから…。 そういう方々の意見や感想は、とても大切にしている。 自分の書きたいことを書いて

          本を作るときに、考えていること

          編集さんから、レイアウトについて連絡がきました。 原稿は250ページを超えるんだけれど、かなりの枚数を減らさなければならないとのこと。 余白を削ったり、文字サイズを変えたりする前に、改行を減らすことができるので、その作業に没頭していた。 単純に改行を減らすのなら簡単だが、減らしたことによって、文章から受け取るニュアンスが変わってしまうのはイヤなので、多少の訂正を加える必要があった。 全体のバランスを取りながら、かなりの改行を減らしたのだが、まだまだ編集さんの指定枚数より多

          本を作るときに、考えていること

          さてさて

          校正が終わって、レイアウトに入りました。 ここにきて、色々と思い出してきましたw さてさて、どんな話かですが 簡単に言うと 「医療系恋愛小説」 でしょうか…。 ただ、よくある「余命宣告を受けた」等ではなく、特殊な事例を題材にしています。 あまりにも特殊過ぎて、現役の看護士さんにも知らなかったと感心されました。 もちろん、いい加減なことは書けませんので、元専門職の方に取材をして、監修を受け、マニュアルや書類などは、本物を見せて頂きました。 物語としては、 最

          原稿の修正をしたのだが…

          原稿の修正をしたのだが、土地の伝承や神社の由縁、移植医療の専門的な事など、参考文献や資料のオリジナルを大切にしたいので、どうしても修正できないところがありました。 読みやすくするために、漢字をかなり減らしたので、試し読みをしてくれた人たちから見たら、ずいぶん変わったという印象を持たれるかもしれませんね。 発売までは、まだ時間がかかりそうですから、今後は、あらすじなど書いていこうと考えております

          原稿の修正をしたのだが…