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【Midjourney】「目線」を操るプロンプト5選【アニメ風イラスト】

【目線】でキャラクター表現が劇的に変わる!目線操作が難しい「にじジャーニー5」ではどう表現すればいいのか?検証と解説✨

こんにちは!
AIアーティストの彩羽(あやは)です✨

今回は、Midjourneyを使ってアニメ風イラストの“目線を操る”プロンプトをご紹介します🎨

【目線】はキャラクターの感情や雰囲気を大きく変える重要な要素!5種類のプロンプトを、実際に生成した画像と一緒に紹介していきます!


日本のアニメ風イラストを生成するには


「そもそも、日本のアニメや漫画風のイラストってどうやって作るの?」と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。

結論、プロンプトの最後に「--niji 5」とつけてください!

💡解説
「Midjourney」をベースに設計された「にじジャーニー」という独立したAIツールがあり、日本のアニメスタイルが得意という特徴があります。
Midjourneyで「--niji 5」「--niji 6」とにじジャーニーのモデルを入力すると、簡単ににじジャーニーを利用できます✨

Discord上の専用サーバー、Webブラウザ、専用アプリでも利用できます!

にじジャーニーの中でも、「Niji 5」というモデルは日本のアニメスタイルに特化したモデルなんです✨

なので「--niji 5」と最後につけるだけで、簡単に日本のアニメ風イラストを作れちゃいます!

あなただけのオリジナルアニメイラストを描く、最先端 AI "にじジャーニー" へようこそ!SpellbrushMidjourney が共同でデザインした、魔法のようなツールです。キュートなちびキャラからダイナミックなアクションシーンまで、にじジャーニーはあなたの思いをカタチにします。

https://nijijourney.com/ja/


ちなみに今回は、こちらのプロンプトを使用して [ ] 内の【目線プロンプト】のみ変更して実際に生成してみました。
(背景は分かりやすく白に指定しました。)

a girl [目線のプロンプト], white background, --niji 5 --ar 16:9

そのイラストと合わせてお伝えします😌

にじジャーニーの注意点


その前にお伝えしておくことが…!

実は、Nijiジャーニーには苦手なプロンプトがあります。
(入力しても反映されなかったり)

私の体感では、まさにこの【目線】!
一部の目線がなかなか反映されないんですよね。

この記事では、表現を変えたり、プロンプトを追加して検証した結果もお伝えしています💡

それではいきましょう!

1. カメラ目線 - looking at the camera

実際に生成したイラスト
a girl [looking at the camera], white background, --niji 5 --ar 16:9
looking at the camera

視聴者に強い印象を与えるのが【カメラ目線】。
やはりインパクトがありますね!

※注意点※
カメラ目線であっても体や顔の向きは正面にならないことがあります。完全に正面からのカメラ目線にしたい場合は、別途アングルのプロンプトを入力しましょう!

2. 下を見る - looking down

実際に生成したイラスト
a girl [looking down], white background, --niji 5 --ar 16:9
looking down

【下向きの視線】は悲しい表情、儚い表情などを表現できます。
静かなシーンや感情を抑えたキャラクターに適しています💡

ですが…

なんとも微妙な目線になりました…w

カメラ目線があったり、下というよりは横を向いてたり…

念の為、もう一度全く同じプロンプトで生成してみます。

実際に生成したイラスト
a girl [looking down], white background, --niji 5 --ar 16:9

上二つは合格ですが、下二つは完全に目が合ってますね。w

試しに、「伏目で下を見る」プロンプトに変更してみました。

実際に生成したイラスト
a girl [looking down with downcast eyes], white background, --niji 5 --ar 16:9

まさかの全部カメラ目線…w

今度はNiji 6 で作ってみます。

※Niji 6 は日本のアニメスタイルに特化しているわけではないので、今回は「japanese anime style」を付け加えました。

実際に生成したイラスト
a girl [looking down], white background, japanese anime style --niji 6 --ar 16:9

Niji 6 だと下を向いてくれました!

ただ、やはり画風は変わりますね。

Niji 5 で実現するには、いい感じに下を向いているイラストが生成されるまで何度も繰り返すしかないのかも…😭

3. 上を見る - looking up

実際に生成したイラスト
a girl [looking up], white background, --niji 5 --ar 16:9
looking up

【上を見上げる目線】は、希望や夢を表現できます✨
明るいポジティブな感情を表現するシーンに最適です。

こちらも「下を見る」のプロンプトと同様、何度生成しても半分くらいはカメラ目線になってしまいますね。

4. 目を閉じている - with eyes closed

実際に生成したイラスト
a girl [with eyes closed], white background, --niji 5 --ar 16:9
with eyes closed

【目を閉じる】キャラクターは、集中している様子や安らぎ、穏やかな感情を表現します。
リラックスしたシーンや眠りをテーマにする時に使えます!

表情は指定していないので、笑顔だったりリラックスしていたり様々ですね✨

5. 目線を外している - gazing off into the distance

実際に生成したイラスト
a girl [gazing off into the distance], white background, --niji 5 --ar 16:9
gazing off into the distance

【こちら以外を見る視線】は、考え事をしている時、物思いに耽っている時などに使えます。

生成したイラストも合格点の仕上がりですね✨

実は、Niji 5以外のモデル(v5、v6、v6.1、Niji6など)では、通常は「looking away from the camera」というプロンプトが使われます。

ただ、Niji 5でそのプロンプトを使うと…

実際に生成したイラスト
a girl [looking away from the camera], white background, --niji 5 --ar 16:9

がっつりカメラ目線…w

ということで色々検証した結果、一番目線を外してくれたのが「gazing off into the distance」だったんです。


まとめ

目線を変えるだけで、キャラクター表現が劇的に変わります!感情や雰囲気を自在に操作できるのが魅力ですね✨目線を研究して、より豊かなキャラクターを作り出しましょう!

また、MidjourneyやNiji 6 ではすんなり反映される目線のプロンプトも、Niji 5 ではカメラ目線になりがち…

でも、表現を変えたり、何度か生成することで反映されることも💡

たくさん研究して、好みのイラストが生成できるといいですね🎶

【目線】プロンプト早見表

見返せるように一覧にしました!

カメラ目線

looking at the camera

下を見る
※カメラ目線も生成されがち

looking down

上を見る

looking up

目を閉じている

with eyes closed

目線を外している
※一般的な「looking away from the camera」はほぼ通じない

gazing off into the distance

これらのプロンプトを使って、キャラクターに豊かな感情を持たせることができます✨

目線の違いがイラスト全体の印象を大きく変えるので、ぜひ色々試してみてください!

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