あいくるしい 【全力でおすすめ!隠れた名作日本ドラマ】
さて、今回のおすすめしたい作品は『あいくるしい』です。
これは知らない方もいるんじゃないでしょうか?
2005年に放送された日曜ドラマであり、視聴率はあまり伸びませんでしたが、視聴者からの評価は高く、隠れ名作と言われています。筆者も五本指に入るくらい大好きなホームドラマです。
では早速、基本情報からReady Go!
日曜ドラマ『あいくるしい』
田舎町に暮らす7人家族「真柴家」の家族の「絆」と「成長」を描く本格派ホームドラマである。同時に真柴家の次男・幌(神木隆之介)が自分を含めた7人の「虹色の戦士」を探してゆく過程も描いており、そんな彼らの友情物語としての側面も持つ。
放送日:2005年4月~6月
脚本:野島伸司
キャスト:市原隼人、綾瀬はるか、神木隆之介、原田美枝子、竹中直人、本郷奏多 ほか
主題歌: ベンのテーマ / Michael Jackson
第1話のあらすじ
今でも自然が残る山間の町に暮らす真柴家の7人家族。父・徹生(竹中直人)、長女・みちる(綾瀬はるか)、長男・豪(市原隼人)、次男・幌(神木隆之介)、次女・唄(松本梨菜)、母・由美(原田美枝子)、そして、祖父・明示(杉浦直樹)。ある日、由美が入院することになった。その間はみちるが家事をこなし、豪は由美の入院費を稼ぐと言って、アルバイトに励んでいた。そんな中、由美が突然家に戻ってくる。喜ぶ子供たちだったが、徹生は血相を変えて由美を病院に連れ戻し ――― 。
(今回はVideo Marketのあらすじを引用)
この作品を全力で推す理由!
沢山挙げればキリがないんですが、まとめるとするなら3つ。
まず1つ目は、『豪華なキャストが大集合で全員、魅力的。』
当時ブレイクしはじめていた若手の市原隼人さんや綾瀬はるかさんを始め、神木隆之介さん、本郷奏多さん・・・など、今となっては有名な俳優さん方が沢山出演しています。
出演回数が少ない「ちょい役」でも、小栗旬さん、沢尻エリカさん(アレコレあった事は置いといて(笑))など当時はブレイク前で、今となっては豪華俳優!なキャストを使っています。そして皆演技が上手で、いい味を出してくれる。美味しいメイン料理にスパイスを加えてさらに隠し味も入れてどんどん美味しくなってるって感じです。(え?わかりずらい?(笑))
そして皆、めっちゃ若い!(笑)
特に、筆者がおすすめするのは神木隆之介さん。
まじ天使。可愛すぎる。(当時、めちゃくちゃ子どもなので神木隆之介「くん」ですが(笑))
このドラマの主人公は、なんと神木隆之介さんが演じる「幌(ほろ)」なんです。「幌」の目線で物語が描かれています。
そして第1話は、幌のナレーションから始まるのです。
幌が生まれたばかりの赤ちゃんの目線で自分の状況を語り始め、学校の教室にて「家族と将来の夢」がテーマの作文を読みながら、自分の家族のことを紹介する内容のナレーションが冒頭から始まるのです。なかなかないドラマの始まり方で、開始数分で「お!?」と惹きつけられていたのを覚えています。
幌が探してゆく「虹色の戦士」の子役たちにも注目です。
きっと皆、可愛くてほほえましくなるでしょう。
そして2つ目は、『見ていてほっこりする真柴家。』
この作品では、登場人物が沢山でてきます。
真柴家、真柴家に関わる田舎の人々、幌の同級生とその家族など。
そして皆それぞれ個性がしっかりあって、それぞれ悩みや辛い事もあって、人間らしいのです。
中でも筆者が大好きでおすすめしたいのがやはり「真柴家」の7人。
とても熱血で家族思いのタクシー運転手である父の「徹生」
愛情に満ち溢れて包み込んでくれる優しくて強い母の「由美」
父の熱血な遺伝を完全に引き継ぎ、猪突猛進タイプで家族思いな長男の「豪」
家事全般をこなし、責任感が人一倍強く、自分のやりたいことも我慢してしまう長女の「みちる」
世界を救いたいと願っている変わり者であり、のんびり屋で純粋なこのドラマの主人公でもある次男の「幌」
感受性が強くて甘えん坊で泣き虫な可愛い次女の「唄」
天文台の管理人をしていて昼夜逆転の生活をしている、穏やかな祖父「明示」
もうそれだけで、ほっこりする家族を想像しますよね(笑)
この作品の脚本の野島伸司さんといえば、『ひとつ屋根の下』もそうなんです。
まさに、あの家族の雰囲気と似ています。
熱血同士の徹生(竹中直人)と豪(市原隼人)の毎日繰り広げられる喧嘩なんかは、『ひとつ屋根の下』のあんちゃんと和也を見ているようです(笑)
そういう掛け合いも見どころですし、豪(市原隼人)の真っすぐで熱くて家族思いなところが凄くかっこよくて、は~かっこいい~イッチー!となります(笑)市原隼人くんが好きだった人には必見ですよこれは。
あとみちる(綾瀬はるか)も好きなんですよね~
なんでも我慢しちゃってつい自分を犠牲にしてしまう所。
きっと、筆者も同じ長女だからかもしれません。あんなにしっかりしていませんが(笑)
そして驚くと「わお!」と口癖で言ってしまうとっても純粋な心の持ち主の幌(神木隆之介)も好きです。
彼の純粋な部分や、笑顔の可愛さ、おじいちゃんっ子なところも、見ているとほっこりしてくるし、いつのまにか感情移入して見てしまいます。
ホームドラマ系が好きな方にはきっとはまると思います。
そして3つ目は、『心にしみるあいくるしい主題歌。』
上記にも書きましたが、この作品は幌目線で物語が進んでいきます。
その上でおすすめしたいのが主題歌なのです。
幌目線でドラマをみて感情移入しているときに、『ベンのテーマ』が流れるんですよね。幌のイメージにぴったりでとても心にしみます。
そして歌ってる人はなんとあの『マイケル・ジャクソン』!
子どもの頃のマイケルなのですが、その声がまたあいくるしい。
「あいくるしい」を見る前の当時14歳の筆者は、マイケルの良さも分からず、曲もスリラーくらいしか知らなくて、この曲を聴いて初めて、マイケル・ジャクソンって凄いのかも!と気づき始めました(遅!)
もう少し掘り出して『ベンのテーマ』という曲を調べてみると、1972年の洋画『ベン』の主題歌でもあり、病弱で友達のいない少年と害獣として人々から嫌われているベン(ねずみ)の友情のお話だそうです。
なるほど・・・少年。だから幌目線(幌は友達いるけど(笑))で見ながらこの曲が流れるとあいくるしくなるし、心にしみるんだ。と納得しました。
ベンのあらすじも踏まえて、「あいくるしい」を見るとより感情移入ができ、ほっこりしてしまうこと間違いなし。
と、まだまだ語ればキリがないですが、「そろそろ長いぞー」という声も聞こえてきそうなのでこの辺で(笑)
少しでも興味をもってくれた方は、ぜひParaviやTUTAYAなどの動画サイトで見れると思いますので、ぜひお家で楽しめる娯楽の一つとして取り入れてもらえると嬉しいです。
さ~て、次回は何にしよっかな~(笑)
次は、ミステリー系から選ぼうかな?
『少しでも参考になった!』『読んでて面白かった!』『次もちょっと気になるかも』など、少しでも感じてくれましたら、ぜひスキ!を押してくださると、大変嬉しいです。
では、またお会いしましょう~!