ニキビ(痤瘡)の場所は内臓からのサイン
娘(1歳4カ月)の正中線に近くにニキビ?ができていました。
お風呂上りには、白いところが無くなって、翌日は赤くなっています。3日目にしてもうすぐなくなるかなという赤ちゃんの変化は早いですね。
肌は内臓の鏡です。体のサインを見逃さないように、皮膚からのサインを分析してみたいと思い、書き留めています。
基本的に思春期にできるニキビ。毛穴に角栓を詰まらせて、アクネ杆菌に感染して、炎症を起こして赤くなり、好中球が集まって化膿して、先が白くなります。これが取れて治れば良いですが、真皮まで炎症が進むと、穴が開いてゴリゴリニキビ、あばたニキビと言われる状態になってしまいます。
角栓が詰まりやすいのは、思春期の新陳代謝が活発な時が、皮脂分泌が盛んなため。
ニキビの場所により、内臓の不調を表しています。
〇顔・Tゾーンは肺系
〇こめかみ・耳の前後・頭皮・生え際は肝系
〇ほほ・フェースライン・ほうれい線は胃腸などの消化器系
〇口周り・あご・首は子宮卵巣系などのホルモン不調、胃腸系
〇背中・胸は子宮卵巣系のホルモン不調、内分泌系
成人(大人)ニキビで慢性化している場合、顔の下部に多いです。胸・背中にも出やすいです。
女性の場合、生理不順や生理痛を伴うことが多いです。若い頃は乾燥肌で30代からニキビ肌で悩むことも。
年齢に関係なく、無理なダイエットやもともとの気血不足や胃腸虚弱によって引き起こされるニキビもあります。
慢性ニキビは体質改善とスキンケアが大切です。
ニキビの角栓の軟化作用があるとされる紅沙棘(ホンサージ)はドライスキン対策にもなり、私は妊娠中も飲んで、妊娠線予防にもなりました。
娘のニキビは、少し食べ過ぎなのと、よだれで荒れたかなという感じでしょうか。
私は甘いものを沢山食べた後は、必ずニキビが出る癖があります。
肌に余分なものを排泄しているからこそ出てきますが、サインが出たら、食事を見直す必要があるのです。
スキンケアでアクネ桿菌に良いのは静(しずか)スプレー良いです。
今は、コロナ対策で抗菌ウイルス対策グッズが必要ですので、赤ちゃんの手消毒に静スプレー良いです。周りのものの消毒には、ジネンジザイも良いです。