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人間の成長と老化

娘がハイハイを頑張っていて、立ち上がりたくて、私が近づくと寄りかかり、立ち上がる練習をしたがります。

一方、私の母は調子を崩してから、寝ている時間が増えました。

人間が立ち上がり、動き回れるまで成長する過程を、娘から見せてもらえることに、日々感謝をしています。

そして、母は歩くスピードが速く、目的地に向かってすたすたと歩いて行く姿を今は、本当に懐かしく思います。

人は成長して、色々な経験をして、心身ともに大人になっていく。大人になると加齢という影が後を付いてきて、影に飲み込まれてしまう。

秋のせいでしょうか、色々な感情が沸いてきます。

成長、発育、老化は腎が鍵を握ります。

腎は精を蔵し、耳に開竅します。
耳が遠くなるのは老化現象ですが、腎が弱ってくるからで、精が無くなり、疲れやすく、やる気がでなくなります。
腎は骨を主る。しまいに歩くことも困難になるのは、腎が弱くなるからです。

腎を大切にするための補腎薬は、中医学の抗老防衰
という考えの根本となるお薬で、私も40代からお世話になっています。

なるべく老化を遅くしたいのは皆同じ願い。

一方ストレスも老化を早めます。

最近、悩み事が増えたら、白髪が急に増えた。という話を聞きます。

腎の華は髪です。つまり、腎の栄華は髪に出るのです。ストレスで精も根も尽きたとなると、髪に影響します。ストレスは活性酸素を沢山作り、体がサビます。

髪は血の余りです。産後の抜け毛は、血の不足からで、私も経験しました。血の貯蔵の肝臓がストレスにより弱るので、ストレスは血にも影響します。

母が髪の悩みが増えた頃に、とても疲れきっていたことを思い出します。私も更年期に入り、補腎と補血を充分しなくては、娘が成人する頃、精も根も尽きてしまいそうです。

私のアンチエイジングの漢方薬。
アンチという言葉は余り好きでないので、アクティブエイジングということにします。
アクティブに歳を重ねるための漢方薬です。

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