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雪に包まれた古民家で“手を動かす喜び”を親子で感じる村上学園体験談

2025年の幕開け。

そして村上学園のワークショップが
今年もスタートしました!

YAHーーーー!

新潟の古民家再生ワークショップといえば・・・
村上学園!

YEAHーーーー!

・・・なにそのテンション。

ってことで新年最初の
古民家再生&ものづくりDIY体験レポートを
どど~んとお届けします。
(テンションの件はスルー)

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【村上学園ワークショップシリーズ🏠】

①新たなスキル&仲間をゲット!体験型古民家再生WSが超オススメ/新潟県村上学園
②古民家再生の裏側に迫る!実際の作業を体験して見えたもの/新潟村上学園
③壊し屋デビュー!解体と修復を体験できる古民家再生ワークショップ③/新潟村上学園 
未来へつなぐ瓦一枚 〜古民家に宿る知恵とともに〜/新潟村上学園
親子初の古民家再生!あなたの知らない屋根板金の世界/新潟県村上学園
家族で参戦!村上学園ワークショップ「床張り」に挑戦してみた
障子に雪、鉄砲に釘⁉昔の知恵とDIYが楽しい村上学園の古民家再生ワークショップ
→今日はこの続き

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今回は新潟の大雪にも負けず
参加者たちの力で古民家がまた少しずつ生まれ変わる・・・

そんな素晴らしい瞬間に立ち会えた
2週にわたる心温まる体験談をお送りしちゃいます。

寒~い新潟の冬の空気感もご一緒にお楽しみください。

1週目:雪に抱かれて始まる冬の古民家DIY

2025年1月の村上学園はいつもより期間が長く
2週にわたって参加が可能という大チャンス月間。

ダブルチャンス到来です!

しつこい!

なので私も1週目に2日間、2週目に1日間と
いつもより多めに参加しようと計画していたんです。

そうはいっても、新潟の1月。

雪国 に・い・が・たの冬です。

参加予定日直前にちょうど寒気が来やがり・・・
来てしまいまして
私が住む新潟市ですら大雪に見舞われまして。

道路状況などを考えると
さすがに村上に行けるような状態ではなさそうだと。

やむなく1日を見送ることに。

そして1日お休みしてからお伺いした村上学園では・・・

除雪で生まれた雪山(大)が古民家わきに鎮座していました。

うわ、雪国だ・・・と実感。
(同じ新潟でも地域によって雪の量は全然違うんですよ)

白銀の世界に佇む古民家の美しさには
思わず息を飲んでしまいます。

雪化粧が施されたその姿はどこか凛としていて
何十年もこの地で生き抜いてきた
建物の誇りを感じさせてくれるようでした。

雪国の方には何となくわかってもらえると思うんですが

雪が降った日は音が雪に吸収されて辺りはシーンとしていて
寒さによってピーンとした空気感が生まれるんです。

もうね、この空間全体、空気すら良い感じなの。

雪をまとった古民家。まさに新潟らしい景色。

これには唯一無二の存在感と
威厳を感じざるを得ませんでした。

家の前の広場も雪に埋まっています

さて、ここから本題。(前振り長すぎ)

村上学園では古民家再生
”ワークショップ”がメインです。

その日、私たちの作業は前回に続く“床張り”。

前回体験していた作業ながらも
新たな参加者としてDIYの経験豊富な方が加わったことで
作業が驚くほどスムーズに進行!

電動のこぎりの使い方もレクチャーしてもらえます(希望者だけ。私は怖くて触れません)

私は今回”ポンチ”の使い方を教えてもらいました。

シルバーの棒がポンチ。釘打ちをサポートする道具です

ポンチ使いで釘を打つ人
電動ドライバー(インパクト)を使いこなす人
それぞれのやり方で進めていきます。

どんどん床が張られていくんですが
これがめっちゃ楽しい!

まるでそれぞれの個性が
パズルのピースのようにぴったりはまり
初対面のはずが一気に一体感が生まれます。

先生によるジャストフィットの秘儀も炸裂!

生で見ると感動しますよ

また、この日は神戸からはるばる特別ゲストも。

5万人を超すメンバーが在籍する
『空き家の会』コミュニティの会長 光山さんが
お越しくださりますます盛り上がりました!

1日で部屋の床の半分近くが仕上がったとき
みんなの顔には達成感の笑顔が。

今日も来てよかった・・・。

西日が差し込む部屋が美しい

一方、子どもたちももちろん参加…
の予定でしたが、まさかの雪遊びに夢中(笑)

雪玉を投げ合ったり、落とし穴を作ったりと
無邪気に冬を楽しむ子どもたち。

作業を体験して欲しいという思惑とは違ったものの
これはこれで良い体験だったのかなと
私たちもつられて笑みがこぼれたのでした。

家族みんなで村上の冬を堪能できる
そんなひと時もまた特別でした。

2週目:壁塗りで広がる職人たちの知恵

さて迎えた2週目。
またもや晴天に恵まれ最高の古民家日和。

今回は“壁の下地塗り”という新しい作業にチャレンジです。

ここで登場したのがパテという材料。

粉に水を入れて、ちょうどよい硬さに練ってから使います。

釘穴や継ぎ目を丁寧に埋めて平らに整えることで
上から貼るクロスが美しく仕上がるという
大事なステップです。

まずはパテを塗ったあと、表面をこそげ落とします
穴が埋まります

最初は見慣れない作業に戸惑いながらも
道具の扱いに慣れてくると
次第に楽しくなってくるから不思議。

職人気分でぬりぬり。楽しい~。

小2のムスメちゃんも楽しそう

最初は外で遊んでいた子どもたちも
パテ作業の楽しさを知ると
夢中になって取り組み始めました。

その真剣な表情に、親として心の中で密かにガッツポーズ。

時代が来た!(いや、来てないけど)

手を動かす楽しさを共有できる瞬間は
私たち家族にとって大きな宝物なんです。

思春期息子も参戦してくれました

さらに、この日は私たちを驚かせる
秘密の手法を先生が伝授してくれました。

それは“パテを漆喰みたいに変身させる技”。

漆喰はとても良い素材なんですが
だからといって全部漆喰を塗ろうとすると
かなり費用がかかります。

でも、そんなときはこの裏技。

この方法なら見た目は本物そっくり
なのにお手軽価格で漆喰風の壁が実現可能なんです。

このテクニックを学べたのは
一生使える贅沢なギフトそのもの!

え?どんな技か気になる?
ヒントはこちら↓

この模様・・・まさか

答えはまた次回の村上学園で!お楽しみに!

古民家再生を通じて繋がる心未来への一歩

2週にわたる今回のワークショップでは
雪国ならではの景色や体験

そして作業を楽しむ喜びを
たっぷりと味わうことができました。

子どもたちも大人たちも
この古民家で過ごした時間がいつか
心を繋ぐ種になるといいななんてことを思ったり。

特に、普段なかなか一緒に楽しむことのない
“ものづくり”を子どもと共有できたことは
親として何よりの幸せでした。

最高過ぎるぜ、村上学園。

次回のワークショップは2月の3連休に開催予定とのこと。
(2月22~24日)

また新たな挑戦と仲間たちとの再会が待ち遠しいです!

もしこの記事を読んで気になったならば
ぜひ次回はあなたも一歩踏み出してみてください。

美しい古民家の中で普段味わえない感動と出会えるはず。

永い眠りについていた古民家に息吹を吹き込む。
これってなかなかできない経験ですよ!

2025年も村上学園とともに思い出を紡いでいきます。

また新しい発見と感動に満ちたレポートをお届けしますね。

それではまた次回
楽しみにしていてくださいね♪

あなたのスキが励みです!

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【村上学園ワークショップシリーズ🏠】

①新たなスキル&仲間をゲット!体験型古民家再生WSが超オススメ/新潟県村上学園
②古民家再生の裏側に迫る!実際の作業を体験して見えたもの/新潟村上学園
③壊し屋デビュー!解体と修復を体験できる古民家再生ワークショップ③/新潟村上学園 
未来へつなぐ瓦一枚 〜古民家に宿る知恵とともに〜/新潟村上学園
親子初の古民家再生!あなたの知らない屋根板金の世界/新潟県村上学園
家族で参戦!村上学園ワークショップ「床張り」に挑戦してみた
障子に雪、鉄砲に釘⁉昔の知恵とDIYが楽しい村上学園の古民家再生ワークショップ→今日はこの続き

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綺麗道 【生きるを愉しむ新潟クリエイター】
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