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人生初!薬なしでインフルエンザと闘った実践記:ウイルスに勝つために何をしたらいいのか


毎年必ず流行するインフルエンザ。


風邪よりも高熱が出るためインフルエンザになったら薬を飲むというのが一般的なご意見かとは思います。


ですが、私は自称健康オタク。


「あれだけ薬は悪だとされてるのだから、薬を使えずにインフルエンザを治せないものか」とふと頭をよぎりまして、せっかくインフルエンザになったのだから薬を飲まないとどうなるか、自分の身体を使って実験してみることにしました。

1、プロローグ:急に発熱

ある木曜日。夜になったところで急に手足がなんだか痛い。
マッサージしてはみるけど何だか変な感じ。


・・・なんだか熱が出る前兆みたい。


とりあえず今日は早めに寝ることにする。


翌朝、予感的中。
朝から熱っぽいので測ってみると38.8℃。


そして激しい頭痛も重なったので、これはインフルエンザかもしれないとあたりをつけるも、すぐだと検査に出ないと聞いたことがあったので翌日に医者に行くとしてとりあえず1日休むことに。

その日のうちに39.4℃という人生最高体温を記録。


水分はとにかく摂ることにする。
食欲はないけど、食べられそうなのでみかんを一つ食べる。

高熱だと頭がふらふらするとはよく言ったものだが、思ったよりそんな感じはない。


ただただ頭痛が不快なだけで、あとは身体が熱のせいか節々が痛い。


明日になれば結果がわかる。
それまではただ休むことだけしかない。

2、インフルエンザA型と診断

インフルエンザだったら周りの家族にも関係するからしっかり診断は受けなくては、と翌朝近所の内科へ。


あの鼻の奥を奥の奥までコショコショする不快な検査をされるのは嫌だったが仕方ない。


家族の手前避けられないのだ。

不快な検査。
長い綿棒で鼻の奥のもっと奥をこすりとられる。
痛いし、気持ち悪いしただ不快だ。


その数分後、真っ赤な検査結果を見せられ「インフルエンザA型ですね」とのこと。


あぁ、やはりそうか。と特別驚きもしなかった。


そしてとりあえずここで「薬はいらない」なんていうと医者と無意味な戦いが繰り広げられそうなので普通に言われたままにする。


薬をもらうも、そこでも特に何も言わないでただ受け取る。

3、インフルエンザと自力で闘う決意をする

前々から「薬はできるだけ飲まないほうがいい」と公言していたので、ここで薬を飲むのは自分の意に反することになる。


続く高熱の中どうするか考えた。

飲むことのメリットは高熱が半日から1日早く下がること。


ただ、インフルエンザの薬はインフルエンザを治すというよりは重症化を防ぐためのもの。
何か持病を持っているとか高齢者、子どもではない場合は、必ず飲まなくてはならないものでもない。

結果、このときの私は好奇心のほうが勝ったのだった。


インフルエンザで薬を飲まなかったらどういう経過をたどるのか。
ただそれが知りたかった。

面倒をかける家族には申し訳ないのだが、早く治すより何より自分の身体を張った実験をすることにしたのだ。

4、ただ寝る

薬を飲まない決意を決めたのだからあとはできることはない。


寝るのが一番。
ひたすら寝る。

食欲は特になかった。


ファスティング実践者としては、食べなくても大丈夫。
むしろ食べないほうが良い。
という確信があったのでしばらくは断食をしながら療養することに。


水分だけはとるようにしていた。

とにかく高熱2日目はひたすらに休養をとった。


熱は39.2℃。
特に昨日とは変わらない。

5、頭痛がとまらない、副鼻腔炎を疑う

頭痛がひたすらにきつい。
しかも、場所が頭というより目の奥というか、鼻の奥というか、顔の真ん中あたり。


ときには奥歯までもが痛い気もする。


なんだか、これはインフルエンザの頭痛というよりは過去に完治できなかった副鼻腔炎のしわざなのではないかと疑うように。


高熱は全くきつくないけど、副鼻腔炎と思しき頭痛攻撃の威力はすさまじい。


とにかくひたすらに不快。

6、アロマの力を借りる

インフルエンザと自力で戦う覚悟はしたものの、襲い続ける頭痛にくじけそうになり、自力を増すべく、アロマの力を借りて戦うことにした。

幸い自宅にインフルエンザにすら効くといわれるほどの最強の殺菌力を誇る「ティートゥリー」の精油があったことを思いだした。


インフルエンザ予防にもなるし、と買っておいたのだったが、すっかり引き出しの中で眠ったままになっていた。


これを予防に使っていたらそもそもインフルエンザになっていなかったかもしれないが、それはいまさら言っても仕方ない。

それに合わせ、アレルギー用に持ち合わせていた「リトセア」の精油。
これには鎮静効果がある。


この激しい頭痛を少しでも鎮めてくれるならと、こちらも合わせて使用することにした。

ディフューザーを出すのが面倒だったので、アロマストーンにそれぞれの精油を垂らし近くに置いておくことにした。

あと、家族にうつさないようにティートゥリーで殺菌スプレーを作って、こまめにシュッシュっとすることにした。

そして、天然の抗生物質と言われる「オレガノ」の精油の入ったカプセルもあったので、こちらも飲むことに。


副鼻腔炎的な激しい頭痛から解放されたくてとにかくできることは手を尽くすことにしたのだった。

7、そして高熱は3日間続く

3日目ともなると寝すぎたせいで身体がとにかく痛い。
床にあたっている部分がひりひり、ズキズキしてくる。


3日目は39度まではいかなかったが、38.8℃をうろうろしていた。


まぁ、薬を飲んでも飲まなくても3日間くらい熱が出るのは当たり前。
そんなに心配はしていなかった。

それよりなにより、とまらない頭痛。


これは副鼻腔炎に違いないと勝手に自己診断するも、連休だし、インフルエンザでもあるので実際に診断してもらえるはずもなく、ただただ痛みに耐える。

あまりの辛さに、副鼻腔炎だった場合何かできることはないか調べた結果、鼻うがいは有効らしいので藁にもすがる気持ちでやってみることにした。


ただし道具が何もない。


それでも洗面器に、沸かしたお湯と塩で生理食塩水を作ってやってみよう。
少しでもよくなるなら・・・。

すっきりはしたけど、特に頭痛は変わらない。
ま、一回でよくなるわけもないか。

8.4日目ついに熱が下がる

3日間高熱が続いて、翌朝軽い感じだったので熱を測ってみるとようやく人並みの体温に戻っていた。


ついにきた。

自力、つまり免疫がインフルエンザに勝利した瞬間だった。


薬がなくても3日で高熱が終わるのであれば万々歳である。

しかし、私にとっての敵は熱ではなく、頭痛が最大の敵となっていたのだ。


4日目も未だに頭痛が治らない。


もう、こうなったらオレガノカプセルの量を増やすしかない、
と今日だけでもと1回2個を朝昼晩の3回飲むことに。
(強い精油なので、継続してはいけない)

鼻うがい、オレガノカプセル、アロマの精油と今の私にできる最大限のことをやるだけやった。


あとは治るのを作って待つだけだ。

9、5日目に頭痛も消える

ついにこの日がやってきた。


あの締め付けられるような、激しい頭痛がついに消えたのだった。


オレガノカプセルで最後一気に攻めたのが効いたのか、鼻うがいが功を奏したのかはわからないが、とにかく戦いに勝利したのだ。


薬を使わずにインフルエンザを撃退。


そして、副鼻腔炎もついにおらさば。

まだ、うつる可能性があるので外出はできないが、それでもこのやりきった感はたまらない。

結果的にインフルエンザで一番ひどいといわれる高熱自体は3日程度なので、薬は飲んでも飲まなくてもそう影響はなさそう。


後は、そのほかの症状とその人の体調や体質を考えて薬を使うかどうかを決めればよいという結論に至った。

私の場合は副鼻腔炎と思われる症状に悩まされたので、副次的にアロマの力にサポートしてもらったが、アロマもあくまで自分の免疫を助けるお手伝い役でしかない。


それでも、香りというものには気持ち的にも救われたし、私にとってはこれからも仲良くしていきたいものだと思った。

6、インフルエンザ対策でやったことまとめ

・なるべく食べない
・できるだけ寝る
・ウイルス対策アロマを使う
・オレガノカプセルも併用する

ということで5日目をもちまして身体を使ったインフルエンザ実験はこれにて終了とします。


ありがとうございました。

※今回の実践記は備忘録用に作成しました。皆さんに薬なしをお勧めする記事ではありません。あくまで個人的な見解ですのであしからず。


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