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【秋のおすすめ食材】ぎんなんを脇役で終わらせるのはモッタイナイ。生きた化石の力で”うるうる”を目指そう

「今が旬」の食材の魅力を
『ずぼら薬膳』と絡めて発掘する新コーナー。

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綺麗道の
今日のイマシュン!

(勝手に始めた 笑)

戸惑いながらも強引に進めますよ~

圧倒的な臭いを放ちながら
”クセがある”けどすごい奴。

そいつの名は・・・

「銀杏(ぎんなん)」

が今日の主役に躍り出た~!

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一見、ぎんなんって脇役かもしれない。
けれど、
隠れファンが多いであろうぎんなん。

それはまるで
『食べ物界の佐藤二朗』
ともいえるその存在を

今日は斬る!

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画像:佐藤二朗Twitterより 

(二朗さん勝手に引っ張り出してスミマセン(;^_^A)


この記事を読むことで、
脇役でしかなかった「銀杏」の魅力を知り
そして
その”スゴイ力”を生活に取り入れることができる。

銀杏の底力で
「あなたの秘められた底力」もアップしちゃうかも。

そうだ、銀杏を見直そう。

ぎんなんは氷河期をも乗り越えていた

銀杏の歴史は
人間よりもはるかに長い。

なんと2億年前には地球上に存在。

しかも!
今残っているのはまさかの
氷河期をも乗り越えた
すごいやつだったというんです。

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過酷な環境下で、
他のイチョウ科たちが絶滅していく中、
ただ一人だけ苛烈な戦いを耐え抜いた
最強のイチョウ科。

それこそが現存する「銀杏」

ダーウインが「生きた化石」と呼んだ
というのもうなずける。

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ギンナンの食べ過ぎはダメよ

ぎんなんは毒性があるから多食はNG

聞いたことありますよね?

(妊婦、小児、胃腸弱い人は控えめに。)

でも、毒性があるにもかかわらず、
一度絶滅しかけたのをここまで世界に広めたのは
私たちニンゲン。

毒性と引き換えにしても
有り余る魅力があるからこそ

銀杏は今もなお私たちと共にあるわけで。

魅力。

そこには薬効などの「得」
も少なからず影響しているはず。

ということで次は
「ずぼら薬膳」の得意分野へとまいります。

ぎんなんのすごいところ3選

これだ!

①肺に潤いを与える
②収れん作用がある
③ビタミンミネラルが豊富

では早速みていきましょう。

①肺に潤いを与える

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ギンナンがとれる秋は乾燥する季節。
だから
肺が弱りやすいといわれています。

咳や痰に悩まされたり
かすれ声になったり

肺=呼吸器
に影響が出やすくなってしまう。

そんな「肺」を潤す作用があるのが
我らが「銀杏」

潤すことで
肺を乾燥から守ってくれるんです。

肺がしっかり機能していないと
お肌の状態にも直結するので
肺の潤いは女子の必需品。


②収れん作用

収れんとは、
体内から漏れ出るものを止める作用。

なので、
・おりものが多い
・頻尿
など

出過ぎて困っちゃうものを抑えてくれる
作用があると薬膳の世界では考えられているんですよ。


③ビタミンミネラル豊富

次は
栄養素を見てみましょう。

今回はあえて
強そうな「豆類」と比較してみることに。

 ・大豆
 ・いんげん豆
との比較がこちら。

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参照:文部省食品成分データベース

なかなかの強敵相手に健闘。

結果、

・カリウム
・βカロテン
・葉酸
・ビタミンC

で堂々たる勝利!

小さい実の中にも
女子に特に嬉しい成分がたっぷり💖

やっぱりぎんなんは私たちにとって
必要な存在なのね~。

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(とはいえ、毒性も考慮して
1日6~7粒までにとどめておいてくださいね)

今日のまとめ

ということで、
銀杏は
氷河期を乗り越えるエネルギーを持ち、

人間にも必要だったからこそ
現代でもなお私たちの食卓を彩ってくれる。

だから、銀杏の底力を借りて
元気に秋を過ごすためには

ぎんなんを拾ってみよう!
・・・は、その後の処理が大変すぎるので

ぎんなんを食べよう!

太古から続く
命のありがたみを
感じることができるかも。

選ぼうイマシュン。


肺に潤い素材をふんだんに使った
炒め物もおすすめです💖

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火曜金曜お昼更新を続けています✨

綺麗メシ研究家
古川綾子でした。

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綺麗道 【生きるを愉しむ新潟クリエイター】
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