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秋葉区産白雪もち麦の魅力と農福連携の秘密に迫る!精麦見学ともち麦ランチ

この間、第3回 あきはステップファーム
に参加してきたんです。

あきはステップファームとは
新潟市秋葉区の特産品である白雪もち麦について
深く学べて、実際に体験できちゃう

今流行りの体験型!のイベントのこと。

第1回目のもち麦収穫の様子はこちら↓

もう1個、もち麦関係記事↓

そ・し・て第3回目の内容はと言いますと・・・

もち麦の種まき体験!!!

\\ え!もち麦って10月に種をまくの?//
ワクワク(はあと)

・・・の予定だったのですが
天気さんのいじわる!

前日までの悪天候の影響で種まきがまさかの中止に。
(畑がぐちゃぐちゃでNGだそうです)

ガ――――ン!!

おっさんじゃないかよ!

ショックを受けている私に耳寄りな話。

「いつもは見ることのできない
精麦作業の様子を見ることができますよ」

というんです。

精麦せいばくというのはお米で言うと精米。

もち麦の外側の固い部分を削っていく作業
のことを精麦と呼びます。

それってどんな作業か見たことないですよね。

「いつもは見ることのできない」なんて言われちゃ
そんなの・・・見てみたいじゃないのよ。

ということで今回は
人生初の精麦作業の見学と農福連携の話。

いってみましょう!

福祉施設での精麦作業を見てきました!

さて、いつもは入ることができない
精麦作業を行っている場所とは・・・

地元のとある福祉施設です。

もったいぶるなって?

はい、今回見学させていただいたのが
新潟市秋葉区新栄町にあります
ほっとサポートしんえい様。

障がいを持つ方々の自立を支援する場所です。

実家の近くだったので存在を知っていたものの
中に入るのは初めて。

さて施設に一歩入ってみますと
エントランスの天井が高く窓からは自然光が。

明るく開放的な空間なんです。

施設の利用者さんたちが一生懸命掃除をしたり
作業をしている様子も
こっそり眺めさせていただきました。

この施設の一角で
もち麦の精麦が行われているんだそうです。

それでは早速。

施設の中を進んでいきますと
奥の方に精麦のお部屋がありました。

そこには精麦マシンが並んでいます。

ど~ん

この機械で丁寧に殻を取り除くことで
もち麦の美しい白い粒が次々と完成していくんだそうです。

茶色から始まり
ちょっと白くなり
(袋に入って見えにくいけど)真っ白!

もともと茶色いいもち麦を削って削って
3~4割削ったものが
秋葉区産の白雪もち麦。

そこまで削るからこそ
あれだけ真っ白で真ん丸な
キレイな粒になるんだそうです。

さて、ここで精麦されたもち麦たちを
袋詰めするときに活躍するのが施設の利用者さんたち。

障がいを持たれた方々が袋に詰めてくださるそうなんです。

ちなみに完成品はこんな感じで販売されています↓

もち麦の重さをひとつひとつ測って
袋に入れて、シーリングして・・・

ほら、同じ作業の繰り返しってけっこう辛いじゃないですか。

でも、そんな大変な作業も得意な方がいて
バシッとばっちり袋詰めまでできちゃうんだそうです。

これが秋葉区産白雪もち麦の農業と福祉の連携。

裏を見るとほっとサポートしんえいを運営されている
親和福祉会さんの名前があります。

もち麦の「農福連携」の部分を
初めて目の当たりにしたのでした。

農福連携って知ってる?

農福連携とは農業と福祉の連携。

障がいを持っている方に
農業分野で活躍してもらうことで
社会参画や生きがいを育んでもらう取り組みです。

地域の農業と福祉をつなぐことで
地域全体がもっと明るくなる仕組みだと思うんです。

色々な方々のお力があって
生まれた秋葉区産の白雪もち麦。

施設の利用者さんたちが
白雪もち麦を支えていることを知り
ますますもち麦のことを好きになりました。

パッケージもかわいいんです

このような取り組みが
私たちが住む地域社会にとっても
非常に大きな価値を持っていることを実感できた気がします。

実はお目当て!もち麦ランチの試食体験

さて、見学後には楽しみにしていた
もち麦ランチの試食会です!

試食と言っても本格的。

通常販売されているランチメニューをお金を払っていただきます。
(イベント特別価格にしてもらったのは秘密です)

会場は秋葉区文化会館内にある
「コトイロカフェ」さんです。

kotoirocafe(インスタより引用)
新潟市秋葉区新栄町4-23
0250-25-3308
平日▶︎11:00-17:00(L.o16:00)
土日祝▶︎10:00-17:00(L.o16:30)
定休日▶︎毎週月曜日(祝日の場合は翌日)•第2木曜日

ココ人気なんですよね~。

入り口脇には魅力的なおしゃれ雑貨。
そして美味しそうなお菓子も。

よだれだらり

コトイロカフェさんでは
もち麦を使ったランチが食べられます。

今回のランチでいただいたのは
もち麦を使ったハンバーグランチ!!

メインだけじゃなく
サラダもスープももりもりのワンプレート。

こちらのごはんに秘密が隠されていまして。

そうです、中にもち麦が入っているんです。

もち麦のプチプチした独特の食感が口の中で広がり
ヘルシーさを感じつつも
しっかりとした食べ応えがありました。

人によっては「麦入りごはん」に対して
あまり良くない印象を持たれる方もいるそうですが

私は逆。

もち麦のプチプチ、もっちり感が大好物。

家でももち麦や雑穀ご飯を好んで食べているんです。

もち麦を使った料理は健康的かつ
ボリューム感もたっぷり。

人気なのもうなずけます。

ぶんぶんぶんぶん(激しくうなずいてる音)

そうそう、コトイロカフェさんのランチは
デザートとドリンクつきなんです。

どや!

これまた豪華!

この日はチーズケーキとキウイのジェラート。
めっちゃ美味しかった~。

カフェの明るく落ち着いた雰囲気の中で
このように贅沢な食事を楽しめるなんて
大満足すぎるイベントとなりました。

地域とつながる体験

これまでのもち麦イベントを通して
地域の特産品であるもち麦が

どのように生産・加工されているか
存分に学ぶことができました。

また、農福連携の現場を見学できたことで
農業と福祉が結びつき地域社会が支え合っている
実例を見られたことも貴重な体験でした。

もち麦は、栄養価が高く
特に食物繊維が豊富な健康食材
として注目されています。

近年の健康志向の高まりとともに
その人気はますます高まっていますが

今回の見学を通して
その生産には多くの手間と愛情が
注がれていることがわかりました。

また、障がいを持った方々が働く姿を見て
農福連携の意義を深く理解することもできました。

このような取り組みが
地域の発展や福祉の向上に
大きく貢献していることを強く感じます。

最後に

「第3回 あきはステップファーム」は
ただの農業体験イベントではなく

地域の特産品と福祉が
どのように結びついているかを学べる
非常に意義深いイベントでした。

天気には恵まれませんでしたが
それ以上に貴重な学びと体験を得られた一日。

せめて紙芝居で種まきの様子を体験したのでした

大満足です。

今回の経験を通して
地域の食材や福祉の活動に俄然関心を持ちました!

今後も秋葉区産のもち麦に注目ですよ。

小袋セットの他に大パックも販売中。

ちなみに↑写真のこちらはうららこすど様に置いてありました。
(撮影許可もらってます)

他にも秋葉区の色々な場所で販売されているそうですよ。

見かけたら手に取ってみてくださいね。

以上、新潟在住の綺麗道がお送りしました。
あなたのスキが励みになります~💖

補足:秋葉の里白雪もち麦の購入方法

新潟市秋葉区産のもち麦
秋葉の里白雪もち麦はオンラインや
地元のスーパーで購入することができます。

▼取扱店舗はAkihaもち麦プロジェクトページで確認できます
https://www.city.niigata.lg.jp/akiha/torikumi/seisaku/akihamochimugi.html

インターネット通販もあるので
遠方の方でもどうぞ。

▼白銀カルチャーオンラインショップ
https://shirogane-culture.com/item-detail/1026347
▼新潟直送計画
https://shop.ng-life.jp/s0767/0767-001/

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