軽くて斬れる最強の鍬 伊達政宗に追われた姫のための特別な逸品 畑初心者おすすめ
今年農民デビューした綺麗道です。
農民と言いましても
私の初めての作物は野菜でなく雑穀ですが。
「畑で作る」という点においては
野菜も雑穀も同じという理論です。
(深くは気にしないでください。
ちょっと変わり者なだけです)
経過はこちらを参照ください↓
さて、種を植えるにも
その前に植える”場所”が必要ですよね。
ってことで畑です。
もちろんモグラのように
素手で土を掘るなんてことはしませんから
畑を作るためには
一般庶民は持っていない”あるもの”が必要になります。
さぁ、なんだと思います?
畑戦士の武器といえば・・・
鍬(くわ)です。
(普通の答えだーーーーー)
(もったいぶる必要なかったーーーー)
この度の農民デビューに際し
ついに最強の鍬をゲットしました。
それがこれです。
人生初のマイ鍬
その名は「姫鍬(ひめくわ)」
鍬を持った瞬間、素人でも分かりました。
「これは軽いじゃないの」
他の鍬と比べると一目瞭然。
全然軽いんです。
畑の師匠である父イチオシのこの鍬。
これ実は凄いものだったんです。
姫鍬の由来
時をさかのぼること434年前
戦国時代の真っただ中
天正17年(1589)のことです。
場所は会津
現在の福島県で
領主である葦名義弘が
伊達政宗に敗れ
城を追われることになります。
その際に逃げ遅れた継姫は
農家の娘を装い身を隠すことにしました。
農家の娘を演じるために
農耕の手伝いをすることになった姫。
初めてのことにさぞや苦労があったことでしょう。
不憫に思った家老が
こっそり刀鍛冶にお願いして
姫専用の特注の鍬を作らせました。
その鍬は姫をたいそう助けたと言われています。
そして翌年、豊臣秀吉の命により
伊達政宗は城を後にしますが
新しく城主となった蒲生氏郷が
姫の鍬の話を聞いた際に
感動して名付けた名前が
「姫鍬」でした。
その名を受け継いだ
現代の「姫鍬」にも
刀鍛冶の技術は生かされています。
姫鍬の特徴
鬼滅の刃の鋼鐵塚さんの様子を思い出しますが
鍬と言えども同じ刃物。
刀鍛冶の技術を用い鋭く磨かれた鍬の刃。
キラリと輝いています。
一丁一丁手作業で作っていく本物の鍬。
職人が生み出すものはまさに命。
ただの鉄の塊が
職人の手によって新たな生命へと生まれ変わります。
土を耕す人のために
職人たちが手間暇かけて作り出す鍬は
他の市販品と一線を画すのは言うまでもありません。
畑戦士の最強の武器
と言っても過言ではない姫鍬。
農民デビューと同時に
最強の武器を手に入れてしまいました。
これで姫のように細腕で か弱い私も
(※個人的見解です)
鬼に金棒。
怖いものなしです。
テレレテッテテー
宝の持ち腐れにならないように頑張ります!
以上、今日は農作業の最強の武器
姫鍬をご紹介しました。
堤製作所さんが作っています↓
もしどこかで姫鍬を見かけましたら
一度手に持ってみてください。
違うから。
農作業をこれからする方は
ぜひ姫鍬を候補に入れてみてくださいね。
ひめっくわ ひめっくわ
ひめっくわ ひめっくわ
みんなで持とう 会津の姫鍬
(鬼のパンツの節で)
勝手に宣伝の回でした。
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綺麗道こと古川綾子でした。
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