結局はクオリティ
どーも。福元彩です。
AIアートを制作したり、デザインの勉強をしたり、あれやこれやとやっておりまして。
その中から、日々学んだことを共有しております。
今日は「マーケティング云々の前に、やっぱりクオリティですね」というお話。
良いものは見つかる
「オーバーコート」というブランドのデザイナーの大丸隆平さんという方がいらっしゃいます。
大丸さんは、元コムデギャルソンのパタンナーで、10年近くに渡り、あの川久保玲さんを右腕として支えたトップパタンナー。
その後、2008年に某ブランドにヘッドハンティングされてニューヨークに渡ります。
ところが、そのブランドの業績悪化に伴い、何と契約が白紙に。
一時期はホームレス状態だったとか。
その後、友人に声を掛けられて、シェアハウスで共同生活を送るようになりますが、そこで一緒に共同生活を送っていた人の誕生日に作ってあげた服が大好評だったそうで。
それがキッカケで2015年に、自身のブランドを立ち上げることになったそうです。
その後のブランドの活躍ぶりはご存知の通り。
「パタンナー」一筋でやってきた大丸さんは、経営のことなど一切分からなかったみたいですが、それでも沢山のファンを抱え、一流セレクトショップで取り扱われるほどのブランドになっているのは、彼の作る服が圧倒的なクオリティだからこそなんですよね。
マーケティング云々の前に
「プロセスエコノミー」と騒がれ始めたあたりから、「どうやって届けるか?」というマーケティングの部分に、初めからフォーカスする人がやたらと増えました。
斬新な届け方に夢を見る気持ちも分かります。自分もそうだから。
ですが。
結局のところ、それも「届ける物のクオリティ」ありきなんですよね。
「クオリティの高いものを作ること」も、「それを届けること」も、どちらも必要。
でも、順番は「クオリティの高いものを作る」が、絶対的に先なんだと最近改めて思います。
自分の作ったもの、表現したものを見てもらいたいのであれば尚更。
自分もAIアートを制作したり、デザインの仕事をしたいと思って勉強しているところなので、自戒を込めてこんな記事を書きました。
とにかくクオリティを上げるための努力を続けていきますので、これからも応援して頂けると嬉しいです(*^-^*)
では、また!