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やすさとか、づらさとか。
7月18日に書いたこと。
*
自律神経失調症というのは、ふつうの真面目な人間にはもうデフォルトの状態とさえ言えるのでは。
そんなこと考えてしまう、7月です。
私自身はそのような診断を受けたことはないのですが、彼女たちと同じ大学生のころは明らかにそのようであったし、床から起き上がれなくて夕方になってしまう独り暮らしの部屋の、日の光をよく覚えている。
病名があまりポピュラーでなかったので、怠け者なのだと思っていました。
同じような理由で小学生のころは強迫神経症らしき状態で、
道端のごみを全部拾ったり、飛行機が落ちないように音がしたら祈らないと天罰が下ったり周りの人が不幸になるのだと思い込んでいてずいぶんと周りから変な眼で見られたものです。
病名がついてたら楽だったのにね。でも病名を知らなかったからよく考えることができましたし、驚異的な自己治癒力で、ひとりでなんとかしたのです。
なんとかなっていないバグが、大人になって時々顔を出しますが、それもまた味です。
さて。
「神経が参っちゃってるんです」ということと、「精神的に参っちゃってて」ということは、違うことを言っているのかしら、同じことを言っているのかしら、
ということが、このような仕事をするにあたって気になりはじめました。
というのは、「神経」が目に見えない、「気」のようなものだと思っている人が(若いひとたちには特に)多いことに気が付いたからです。
神経…触れます。肘とか、ぶつけるとしびれますけれど、そのとき「イテっ」と抑えるところの奥、さぐるとグリグリするやつ、神経。
神経のことを勉強しようかなと思っていて、
まずはウェビナーのアーカイヴ購入から始め、本を読み終え、その関係のSNSやノートなどを読み始めたところです。わたしは不言実行ができないタイプなので、今にベラベラとご報告してしまうことでしょう。
あのね。
若い人たち、大丈夫ですから。ぎりぎりを切り抜けて、きっと素敵な大人になれます。
勇気は、誰にでもあるもので、えいやと自分で引きずり出すには、元気が必要なのです。元気を思い出すまで、耳を澄ませていましょ。
*
さて、こんな生理用品がありました。
「生理を個性と捉えれば、わたしたちはもっと生きやすくなる」
それは、どうかな。「重い生理はわたしの個性!」が生きやすいかどうか。
生理は没個性に、みんな「楽」なのが本来。
だから、楽ではないところは見直したほうがよい。
あと、「●●を個性ととらえる」というフレーズや、「生きやすさ(反対に生きづらさ)」という単語は、あまり大衆で使うものではないと思っています。
レリゴーといっしょで。あれを2000人収容のホールでお母ちゃんたちが熱唱するサマは怖かったで。