不可解。
長距離走です、長期戦です、て言われた時の、自分の保ち方がわからない。
3分間(剣道)とか、中距離(駅伝)とかは身体感覚としてあるんだけれど、長距離のつきあい方、持って行き方は、今回体感するしかないのでしょうか。
当然のことながら、
全力で「来ないでください」と言いながら全力で「来てください」と言っていると、
誰にも会えないくせに疲労が激しいわけです。
そこをすんなりとオンラインに置き換えて軽やかに渡っていく方もよし、
潔く「来ないでよし」と言い切って力を蓄えるもよし(抵抗が大きければ発光も明るい)、
以上は本当に優等生だと思うのですが、
触覚を違う湿度に置き換えを試みたり、
開催のギリギリラインを探ったりする
往生際の悪いやつ…わたしですね。それもよし。
10代からずっと中距離走が持ち場だった自分なりに、落としどころを探っています。
赤字はNGだけれど、わたしの払うお金は必ず廻るであろうという確信もあって、
だから思う、
自粛と禁止の間に、置けるんだろうか、
ただそこにいますよ、在りますよ、という開催の仕方。
実はひさびさにセッションしました。
フットリフレクソロジストはひざ下に触れますが、
手洗い、消毒、換気、マスクと抑えてお客様にもそれをお願いすれば、
混雑したドラッグストアで商品に触れたり人と接するよりも、
浸食したり、されたりする感覚がありません。
そして、話し、笑いあうことで、
うっすらとお互いを守るものが、より明るく強くなると感じる。
これらはあくまでも感覚で、自分がしていることの比較でしかありません。
外出自粛要請が延長された時、
または延長されずに、再び各自に判断を任されることになった時、
わたしはリフレクソロジストとしてどういう声明を出してやっていくのか。
わたしは情報収集もデータの解析も下手ですので、
もう見るものを
山中伸弥先生のサイトと
東京都の特設ページ
日経新聞のオンライン(無料のところまで)、
(バランスをとるために)東京新聞朝刊(紙)
の4つに絞ってしまっているのですが、
いつも考えているのはそれら4つのどこにも答えの載っていないこと。
山中伸弥さんのサイトの中の画像にあるこの図のシーソー真ん中、赤い矢印ぎりぎりのところ、イベント自粛とイベント禁止の間のこと。
https://www.covid19-yamanaka.com/library/18294-20200327092711-1-l.jpg
(「山中伸弥による新型コロナウィルス情報発信」より)
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「闘い」ではなくて「共存」かも、とNHKの番組でおっしゃっていて、
「桑子:闘いだと思うとすごくこちらも身構えますけれども、ちょっと心持ちを変えるだけでも精神的に違うものがありそうですね。」
とコメントされているのですが、何も答えがない段階の、科学者の問いが現れていて、最初から「共存とは何ぞや」しか考えられずに奮闘しているリラクゼーション業者は共に走るひとを見つけたような(一抹の頼りなさと共に)心強さを感じる。
だって素人的には「闘う」のほうが行動としてはわかりやすいですよ。
心構えに留まらない「共存」が「どういう行動のこと」か、
どこまでぎりぎりやっていいかというところまで考えるのは大変なことだから。
(だから専門家や医療ご関係者は、これから先も「闘う」のほうが使いやすく、疲れない言葉であろうと思う。)
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4/29(祝水)のイベント「雑司ヶ谷手waza市」は、
施術者をわたし1人にして開催することにしています。
一対一のサシ関係を、同時に一組のみで。
◆ご予約ください。(開催時間11:45~16:15)直前でも、メッセージでご連絡ください。終了時刻を早める可能性がございます。
◆施術者は外出を控える日々を送っております(日用品も宅配利用のため、買い物にも出ません)が、週4日早朝アルバイトで不特定の商品に触り、電車通勤をしています。
そのため、保菌者である可能性は完全否定できないので、ご自宅に高齢の方、お身体の弱りやすい方と同居している方はお控えください。
◆できるだけ徒歩でお越しください。
◆矛盾しているようなのですが、お家にいられる方は、そちらを選択してください。そして、将来の「雑司ヶ谷手waza市」へのご来場を静かに誓っていてくだされば十分です。(^^♪
まあでも、こんなエクスキューズにもちょっと疲れている自分がいます。
アクセルとブレーキ両方全力で踏んでいるよな。