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2022旅行記② 宮古島(前編)
宮古島を訪れたのは6月後半、ちょうど本州は梅雨入り、宮古島は梅雨明け、という最高のタイミングだった。
宮古島には初めて行ったが、個人的には沖縄本島、石垣島、西表島と比べても宮古島が圧倒的に魅力的だった!
夫は長期休暇をとれなかったので、私と子ども達&私の父、という4人で3泊4日の旅を楽しんできた。
(本当は両親そろって招待したが、今回母は都合がつかなかった)
私は運転免許を一応持ってるものの運転をしないため、レンタカーを父が運転してくれたのは大いに助かった。
また、長女&私、おじいちゃん子の次女&じいじ、と別行動もできたので、私と長女だけで激しめのアクティビティに参加できたのもありがたかった。
宮古島東急ホテル
宿泊はハレクラニがおしゃれで素敵そうかな~と迷っていたが、女医友達が「東急ホテルは子連れに優しくてよかった!すごくオススメ!」と言ってたので、とりあえず今回はこちらに泊まってみた。
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行ってみたら、確かに子連れに優しいホテルで、スタイリッシュさやラグジュアリーさはないけれど老舗の安定感が光っており、なかなか居心地がよく満足度は高かった。
砂場セットや浮き輪を無料でかしてもらえるし、水着用の脱水機や有料の洗濯機・乾燥機もちゃんとあり、長期滞在にはありがたかった。
朝食ブッフェは品数も多く、おいしかった。
夕食で選んだ、ビーチの夕日を眺めながらのBBQは、正直個人的には、ロケーションは悪くないが食事内容はそこまで…という感じだった。
和洋室に宿泊し、父はベッド、私と子どもたちは畳の上に布団を2組しいてもらって寝た。
父と同室で泊まるのは20年ぶりくらいだったが、いびきがうるさくて私が毎晩あまり良く寝られなかったのが、今回の旅で唯一のマイナスポイントだったと言ってもいいだろう。
マリンスポーツのツアー
私の夫はマリンスポーツが苦手らしく、新婚旅行でパマリカン島のアマンプロに行ったときも、シュノーケリングにあまり乗り気でなかった。
私はリゾートでは積極的にマリンスポーツを楽しみたい派なので、夫が無理ならせめて将来は子ども達と一緒にやりたい!という期待から、年中から二人をプールに通わせている。
その甲斐あって、二人ともプール大好きっ子に育った。
今回は旅行2日目に、長女と二人で、SUP&シュノーケリング&カヌーで鍾乳洞探検、というアクティビティてんこ盛りツアーに参加した。
なかなかハードなツアーなので、小1の長女の体力がもつか心配だったが。
SUPとカヌーは私がこいで、子どもは座っているだけだったので、思ったほど疲れなかったよう。
朝7時半にホテルに送迎車が来てくれて、戻ってきたのは15時頃だったが、その後も長女はホテルのプールで遊んでたくらい元気だった。(私はヘトヘトだったが)
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宮古島にある有名な鍾乳洞は、パンプキンホールと呼ばれており、カヌーで海からしか入れない。
中では色んなところをよじ登って奥に進んだり、高いところから水中にジャンプしたりと、なかなかアドベンチャー感があって、長女もすごく楽しんでいた。
シュノーケリングは、海岸から泳いですぐのところに美しい珊瑚礁が広がっていたり、1時間くらいの間にウミガメに3匹も遭遇できたりと、宮古島ならではの贅沢な体験がてきた。
娘はシュノーケリングのマスクに慣れなかったのと、海水が苦手なので、プールでは潜れるのだが、今回の初シュノーケリングでは結局ほとんど潜ろうとはしなかった。
ツアーの大人たちに泳ぎながらついて行って、ちらっとウミガメが見えたくらいでも喜んではいたが。
シュノーケリングに関しては、今度やる時には大人数のツアーじゃなく、プライベートプランを選んで、子どものペースにあわせて練習したり慣らしてもらったほうが良さそうだなと思った。
夜の生き物探し&星空ツアー
2日目は朝からアクティブなツアーに参加したにも関わらず、夕方時点でもまだまだ長女に体力が残っていたので、夜の生き物探し&星空ツアーに家族4人そろって参加した。
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珍しい動物や昆虫などをたくさん発見できて、子どもたちも興味津々ではあったが。
夜だったのもあり、次女は中盤から「疲れた〜!だっこ〜!」モードだったので、父と交代でおんぶして結構疲れた。
こんな感じなら、このツアーも長女と二人で参加すればよかったかな〜と思った。
森の中みたいなところを30-40分ほど歩いて生き物探しをした後は、ゴール地点でもある海辺の公園で星空観察。
ただし、ガイドさんは生き物系の知識はそこそこあったが、星の知識は全く無いようで、ただきれいだね〜と皆で眺めただけ。
正直、東急ホテルから見る夜空と綺麗さでは大差なかったので、これには少しがっかりした。
星空観測ツアー
都会では普段プラネタリウムでしか星空を見る機会がないので、せっかくリアルな満天の星空をみる機会があるなら、星座などの解説を聞きながら見ないと意味がない!
長女も学校で星座について習ってたので、ぜひとも机の上で学んだことをリアルな体験と結びつけて、生きた知識として吸収してほしい!と私は考えた。
なので、上記の夜の生き物探し&星空ツアーが終わってホテルに戻ってからすぐさまネットで検索し、「宮古島星空ナビすばる」という業者さんを見つけた。
こちらで開催してる星空観測ツアーでは、ゴロンと寝転びながら解説を聞いたり、天体望遠鏡で星の観察もできるとか。
私の求めてたものはこれだー!と翌朝電話したら、その日の夜のツアーにまだ空きがあったので、無事申し込めた。
終了が21:45とけっこう遅くなるので、次女&じいじはお留守番、私と長女2人で参加することにした。
そして、ワクワクしながら参加したこの星空観測ツアーが、期待以上で最高によかった!
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開催場所は、夜の真っ暗なゴルフ場。
最初にレジャーシートを貸してもらえて、そこで寝っ転がりながら、1時間にわたりレーザーポインターを使いながら星座の説明をしてくれた。
子どもにもわかりやすい解説だな〜上手だな〜と思っていたが、後で聞いたら、解説をしてくれた女性は昔学校の先生だったんだそう。
長女は「宮古島の星空はプラネタリウムよりきれい!」と大興奮していた。
最後に写真撮影をオプション(1枚2,000円)で頼むこともできるのだが、特殊なカメラで撮影した星空はケータイの画像と比べ物にならないくらい綺麗で、これまたいい思い出になった。
長女は宮古島旅行でこの星空観測が一番記憶に残っているようで、今でも時々、「また宮古島であの星空を見に行きたいな〜!」と言ってるくらいだ。
後編に続く。