GANESHA'S SWEET TOOTH
イラストが可愛くて購入したガネーシャの絵本です。
ヒンドゥー教で富と学問の神として人気のあるガネーシャ。
神話のとおりではなく、この絵本では子どもが楽しめるよう、少しだけアレンジされたオリジナルストーリーとなっています。
GANESHA'S SWEET TOOTH
By Sanjay Patel & Emily Haynes
特にガネーシャの「牙」がなぜ片方折れているか?の部分。
実際は何パターンかあるようですが、なんとも笑ってしまうようなおとぼけな経緯が描かれています。最近歯が抜けた娘も苦笑。
インド系のお店でよく見られるガネーシャ。
側にいるねずみは乗り物です。重そうですね。
このネズミにもちゃんとした理由が。
大切なものをかじってしまったりと皆に嫌がられがちな存在のねずみ。
ガネーシャのペットとすることで、世の中のあらゆる問題を落ち着かせる、という意味があるそうです。
聖者ヴィヤーサの依頼により、ガネーシャが
大叙事詩「マハーバラタ」を口述筆記。
その手段として折れた自分の牙を使った、
というところはそのままでした。
こちらからの興味を原作や他の神話につなげたり
宗教の話を膨らませたり
娘が関心を持っているテーマについて深めています。
象牙は何に使われていたか。今は法により禁止されている話など。
Sweet tooth = 甘党の意味。この日はちょうどひよこ豆粉がたくさんあったので、スイーツ男子ガネーシャの好物、ラドゥ(インドのお菓子)作りを。
カルダモンをごりごり…
ココナッツオイル、ココナッツミルク、ひよこ豆粉、ローハニー、塩ちょっと、カルダモン、シナモンなど。火を使うところは手助け。
丸めるのはみんな得意ですよね〜
冷蔵庫または冷凍庫で冷やして出来上がり。
簡単♫
余談話。
この絵本をつくった Sanjay Patel。
Pixarなどのアニメーション映画に携わってきたアメリカのイラストレーター&アニメーターなんです。(インクレディブル、カーズ2等)
可愛い絵は娘にもわたしにも(笑)ぴったりの入門書。彼の本では
The Little Book of Hindu Deitiesなども併用しています。
「あ、これ知ってる〜♫」のかけらが色々あると、本格的なものにもすんなり入っていけますよね。