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愛波家の子育て「自然遊びを大切に」
米国APSC公認・IPHI公認 日本人初 乳幼児の睡眠コンサルタント、APSCアジア/インド代表 & IPHI妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント資格取得講師、Sleeping Smart Consulting 代表の愛波文です。 科学的根拠に基づいた乳幼児(小児)の睡眠の知識と日本人の生活スタイルに合わせたねんねトラブル改善方法をみなさんにお伝えしております。
子育てをする中で我が家が大切にしているのが「自然遊び」。生物学者のレイチャルカーソンの本「センスオブワンダー」は子育てや人生における大切なメッセージが書いてあり何回も読み返している本の1冊。
自粛生活になり、天気がいい日は家族でハイキングや川遊びにでかけていますが、そこで昆虫を探したり、川の流れを感じたり、空気をいっぱい吸ってみたり、お花に匂いを嗅いでみたり、いろんな会話をしながら歩いています。
見つけた虫を虫かごに入れて、家でどんな虫なのか、何を食べるのか、どういう環境が好きなのかなどを調べてます。
下り坂で私が転び、右足首をひねって2週間ずっと痛かったのでレントゲンをとったり、先日は天気が急変し雪が降ってきたりしました!いろんな冒険があります。
「センスオブワンダー」で、カーソンは・・・
『子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激に満ちあふれています。
残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
すべての子どもが生まれながらにもっている「センス・オブ・ワンダー」=「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないでほしい。そのために必要なことは、「わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる』
ことだと伝えています。
危ないからやめて・・・怪我したら本当に勘弁と思うことをいっぱいしますが、とにかく黙って見守ってます。そして、子どもを信じることも大切。
「子どもの遊びの進化学」に関する世界的に有名な心理学者のピーター・グレイ教授は子どもの遊びについて以下の5つを伝えています↓
①「遊び」は子どもたちが自分のアイデンティティを形成したり、自分が興味関心を持つものを見つけることに役立つ
②子どもたちが「決定を下し、問題を解決し、自己制御を行い、ルールに従う」ということを最初に学ぶのは遊びを通して
③子どもは遊びの中で「怒り」や「恐怖」などの感情を扱うことを学ぶ
④遊びは子どもたちが友だちを作り、「平等」について学ぶ絶好の機会である (←今は友達と遊べないけど涙)
⑤最も重要なのは「遊び」が幸福の源泉であるということ
子どもの「不思議だなぁ~。なんでだろう~。」 という「心」を大切にして毎日子育てをしています!
参考文献:Science Direct:The importance of outdoor play for young children's healthy development
All Work and No Play: Why Your Kids Are More Anxious, Depressed
センス・オブ・ワンダー レイチェル・L. カーソン