松田彩

https://lit.link/ayamatsuda ハンガリー留学後、ドレスデンと…

松田彩

https://lit.link/ayamatsuda ハンガリー留学後、ドレスデンと東京を拠点に活動しております。

記事一覧

冬のお知らせその2

来年2025年には弦楽トリオにも携わります。 手前味噌ではありますが、様々な作曲家を取り混ぜて聴きやすいプログラムになっているかと思います。 開催が立春前なのにフラ…

松田彩
8日前
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冬の日本での演奏会

少し気が早いのかもしれませんが、この冬の演奏会についてご案内させていただきます。 12月22日に名古屋の陽輝荘さんにて、主人でもありピアニストでもある向田成人とのデ…

松田彩
1か月前
1

逃避行

慌ただしい中でも小休止できた場所がありましたのでご紹介します。 なにより静かで給仕さんの感じが良く、内装も落ち着きがあり素晴らしいです。 ♦︎ また、カフェのお…

松田彩
3か月前
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今月はビビッドだ

この6月は何やらたくさんの課題が浮き彫りになっています。 私にはこれが足りない、あれが足りない!と、ダイレクトに感じることが多かったので、新鮮な気持ちのうちに邁進…

松田彩
4か月前
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私と毒③

美に含まれる毒についての話から、あのベートーヴェンがフロムの提唱する退行エネルギーとの闘いを見せたのでは、という飛躍した思考に裏付けをせねばならなくなり、ここか…

松田彩
5か月前
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私と毒②

前回、名曲にはエーリッヒ・フロムの提唱する3つの退行エネルギーが、いずれかは毒のように含まれていると述べた。 実は以前から仮定をしている懸念事項がある。この事態…

松田彩
5か月前
3

私と毒

ここのところ、毒について考えている。 私が考えうる限りの美しいものには毒の要素があり、それらはエーリッヒ・フロム的に言えば人間を退行させるエネルギーなのかもしれ…

松田彩
6か月前
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2月のこと・猫好きなので

ヴァイオリニストの松田彩と申します。SNS戦国時代ですが、noteをはじめてみようと思います。 みなさま、どうぞお見知りおきを。 先日の駐日ハンガリー大使館でのワイン晩…

松田彩
7か月前
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冬のお知らせその2

冬のお知らせその2

来年2025年には弦楽トリオにも携わります。
手前味噌ではありますが、様々な作曲家を取り混ぜて聴きやすいプログラムになっているかと思います。

開催が立春前なのにフライヤーに海っぽさが出てしまったのですが、気楽に楽しんでいただける雰囲気を作りたかったということにしておきます。

また、読了していないのですが、読書の秋ですので面白い書籍をご紹介します。

こちらの記憶術、暗譜にも活用したいものです。

冬の日本での演奏会

冬の日本での演奏会

少し気が早いのかもしれませんが、この冬の演奏会についてご案内させていただきます。

12月22日に名古屋の陽輝荘さんにて、主人でもありピアニストでもある向田成人とのデュオで出演させていただきます。
舞曲とクリスマスのプログラムを組み合わせております。皆さんがわくわくとした華やかな気持ちになれますように、との願いを込めて。

来年1月11日にはメンデルスゾーンのピアノトリオを演奏いたします。
会場は

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逃避行

逃避行

慌ただしい中でも小休止できた場所がありましたのでご紹介します。

なにより静かで給仕さんの感じが良く、内装も落ち着きがあり素晴らしいです。

♦︎

また、カフェのお供に良さそうな本も併せて。

題名がtoo muchではありますが、内容は充実しており面白いです。
古き良き美術作品は文庫サイズで見ても、'ととのう'心地になります。

みなさんもよい夏を!

今月はビビッドだ

今月はビビッドだ

この6月は何やらたくさんの課題が浮き彫りになっています。
私にはこれが足りない、あれが足りない!と、ダイレクトに感じることが多かったので、新鮮な気持ちのうちに邁進していけたらいいなと思います。

♦︎

また、オンラインレッスンにご興味のある方へのご案内なのですが、随時ご相談を受け付けております。

noteの機能にある'クリエイターへのお問い合わせ'よりご連絡お待ちしております。(勿論メールやメ

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私と毒③

私と毒③

美に含まれる毒についての話から、あのベートーヴェンがフロムの提唱する退行エネルギーとの闘いを見せたのでは、という飛躍した思考に裏付けをせねばならなくなり、ここからは厳しい一人相撲が始まる予感がする。

さて、フロムとベートーヴェンは別の時代に生きている。さらにここに筆者の独断と偏見でチェコ出身、フランスへ亡命した作家のミラン・クンデラを加える。というのは、クンデラのエッセイ'緩やかさ'がヒントとな

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私と毒②

私と毒②

前回、名曲にはエーリッヒ・フロムの提唱する3つの退行エネルギーが、いずれかは毒のように含まれていると述べた。

実は以前から仮定をしている懸念事項がある。この事態とかなりよい闘いを見せたのが、ひょっとしてベートーヴェンなんじゃないかと直感的に思っている。

この話を全然続ける気がなかったのに、ちょっとだけペンを持つことの怖さを感じた。(なんと大袈裟な)

この件については裏をとる必要があるのですが

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私と毒

私と毒

ここのところ、毒について考えている。
私が考えうる限りの美しいものには毒の要素があり、それらはエーリッヒ・フロム的に言えば人間を退行させるエネルギーなのかもしれない。だが、以下の項目を一切排除した健康的な名曲というものが浮かばない。

ネクロフィリア(死を愛す嗜好)
ナルシシズム(肥大した自己愛)
共生的固着(母胎への回帰への執着)

考えようによっては、これらを追体験することで克服する効果がある

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2月のこと・猫好きなので

2月のこと・猫好きなので

ヴァイオリニストの松田彩と申します。SNS戦国時代ですが、noteをはじめてみようと思います。
みなさま、どうぞお見知りおきを。

先日の駐日ハンガリー大使館でのワイン晩餐会での様子です。

この日のワインをご提供いただいたのは、飯塚隆志さん。

彼の携わるお店のリンクを貼っておきます。
こちらのモンテトカイ Monte Tokaji は絶品です。

La Barat

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