【数免】通信制大学で1年で中高一種数学の免許を取得するための学習計画
フランスに住みながら日本の通信制大学で科目等履修生として勉強することで、中高一種数学の教員免許の取得を目指して、教材一式を購入してフランスへ飛び立ったはいいものの、初めの1年は久しぶりの学生生活に頭の中は夏休み状態で、何も手をつけることなく終わってしまい、2024年分の継続費(19000円くらい)を払うことになってしまいました。今年こそ、全科目取ろうという気持ちが、7月になってやっと芽生えて、14科目中4科目は課題を提出し、試験を受けることができたので、残りの科目をどうにか今年度中に終えるために、学習計画を立てました。
通信制大学で数学の免許を取ることにした背景
そもそもどうして数学を
数学はもともと得意というわけではなく、むしろ苦手で、高校で選択科目になったときに数学は取らなかったので、高校数学は、実質数1Aしかやっていないです。
そんな私がどうして数学の免許を取ろうとしているかというと、海外のインターナショナルスクールに就職する時、「日本語」という科目は、そもそも教えている学校が少ないので、マーケットがほぼないです。他の科目を考えたところ、社会科系の科目は、国によって学習範囲が異なるため、守備を広くもつ必要があります。「国語」という位置づけの英語は、ネイティブと競争すると、第二言語であるという点において、弱みがあります。ということで、「理科」や「数学」という理数系の科目なら狙えるかも、ということで、検討した末、数学の免許を取得することにしました。
インターナショナルスクールでの教員免許
ちなみに、インターナショナルスクールは、それぞれの学校が所在している国の教育システムから外れている場合が多く、勤務なさっている先生方も、学校所在地とは違う国の大学で教員免許を取られた先生方も多く、募集要項には、大体「教える科目の学士号、または教育全般に関する学士号と教員免許、◯年以上の国際的な環境での教員経験)と書かれていることが多いです。数学が苦手だった私に免許取得できるのか不安はありますが、やれることをやっていきたいと思います。
学習計画
To doとポイント
中高一種英語を取得済みの私が数学の免許を取ろうとすると、追加で14科目(28単位)を取る必要があります。私が科目等履修生として在籍している北海道情報大学では、それらの科目は、印刷授業ということで、完全リモートで行うことができます。
そのうち4科目の成績の基準は、30%がレポート課題で70%が試験、他10科目は100%試験とされています。
それぞれの科目では、15回分の学習事項がまとめられています。それらの学習を行い、試験期間に試験を受ける必要があります。試験期間は、1回につき1週間で、年に4回あります。(初年の4回分と今年の1回は見送ってしまいました。)
科目の勉強順
数学の知識が割と少なくてもできる、「数学科教育法」の4科目を初めに受けたため、数学と関係が強い10科目が残っています。ChatGPTに科目名を入れて、どの順番で勉強するのが効率的か調べたところ、以下のような順番と出たので、その順で学習していこうと思います。
解析学:「三角関数、指数関数、対数関数」「一変数の微分法」「一変数の積分法」「確率論」「データ解析」
代数学:「統計学」「行列と連立一次方程式」「複素数」「ベクトル空間と線形写像」「代数学」
次の試験期間は、11月18日までなので、6科目×15回分=90回分の学習内容を、120日(17週間と1日)でこなすため、週に5回分学習するという計画になります。また、最後の試験期間は、1月14日からなので、4科目×15回分=60回分を51日(7週間と2日)でこなすため、毎日1回分以上とペースをあげないといけなくなります。
ということで、だいたい毎日1回分を学習するという習慣をつけるところから始めていきます。