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「小さく仕事してるよ」「勉強はじめてみたよ」って、1年前の私に教えてあげたい
パート最終日が待ち遠しくてカウントダウンしていた昨年の自分に、1年後はどうなっているかを伝えたいなーと思った話です。
1日5時間/週5で勤務は私にぴったり!と思っていたパートがそうでなかった話
昨年はパート勤務2年目でした。
選んだ仕事は好きな職種で、きらいじゃない対面業務もある。
もちろん外からは見えない大変な業務もあるだろうけれど、それも含めてがんばろう!初めてのパート仕事だー!と、意気揚々と応募した仕事でした。
勤務形態は週5で1日5時間。
ワンオペがちな私でも、子どもの行事や体調不良などにも対応できるだろうと思っていたのだけど(面接段階で確認済)、
ふたを開けてみたら、
・社員1名に早番と遅番のパートが1人ずつ(他の部署にはたくさんいる)で勤務→シフト変更やお休みをお願いしにくい雰囲気
・パート2年目に、長女が地元でなく遠方の学校に入学。彼女の学校行事や体調不良の際には高速道路を使って迎えにいく必要がでる。睡眠時間、大幅減。
・余裕をもたせるために5時間勤務を選んだのにいつもどたばた。得意でない業務を帰宅後にYouTubeで勉強しようと意気込むものの、家しごとに終われて寝落ち
・いざというときは義母やファミサポに頼ることもあったけれど、頼れない時期があったり、娘が留守番やファミサポを嫌がり、気持ちがやや不安定に。誤算。
いろいろと計画して、対応してきたつもりだったけれど、
少しずつ増えていったモヤモヤモヤモヤが爆発目前となり、
これが私の現実なのだーと夏に両手をあげ、年末に退職となりました。パート勤務1年7ヶ月。その数字が悲しかった。
もともと結婚退職からの地方へ引っ越し、ワンオペ3人育児と働きたいのに働けないモヤモヤを、パート勤めをすることでやっと回収できるかと思ったのに、大きな誤算となってしまいました。
誰も悪くない。
私も悪くない。
でも何か違う。
違和感ありまくり。
私の1番大切にしたいことってなんだっけ。
パートを退職後、6カ月の凪
退職して2024年を迎えた私に訪れたのは、
つきものがおちたような「凪」な状態でした。
多くを望まなくなり、自分や周りの健康に感謝しながら、ただ毎日を淡々と過ごす。
しかもそれに幸せを感じまくっていて、
自分至上もっともおだやかで、ただただ「今あること」に感謝する、まさに凪いでいる状態でした。
好きではない家事すら前向きに取り組めていて、
本当に生きやすくなったなーと思っていました。
かつての私だったら間違いなく働いていないことに焦っていただろうから、それだけ疲れていたってこと?
凪状態から出てみた
そんな凪の状態を堪能していた6月。
お世話になったことのある女性起業家Aさんから
お声がけをいただいて、
オンラインで彼女のサポートをさせていただくことになりました。
何ができるか、手伝えるかもわからないままに
「やらせてください」と言った自分でもびっくりしたのですが、
言ってしまったからには、できる限りがんばるぞー!という気持ちで毎日すすんできたら、半年たっていました。
自分の知識や技術(特にPC関係)の少なさを思い知らされたり、
うっかりミスを、Aさんやお客様のやさしさに救ってもらったりと、もともとのぽんこつぶりが顔を出した時には落ち込むこともありますが、
ありがたいことに、Aさんが活動の精度をあげたい!Aさんの思いが世の中に浸透してほしいな、のミッションを自分の中にこっそり持ちつつ、今も続けさせてもらっています。
「肩書きがほしい」、「社会に出て働いていたい」というかつての欲もきれいさっぱりなくなっていて、
人に「仕事をしているの?」と聞かれても
「専業主婦なの」とか、「ちょっと人のお手伝いをさせてもらっている」とか答えるくらいで、なんのこだわりもなくなりました。
「凪」で「ゼロの状態」から、少しプラスしたくなってきた
先日、そのサポート力をあげたくて、ライティング?言葉?(おいっ)の勉強を1年かけてすることを決めました。
自分をアップデートしたくなったのです。
年齢も順調に重ねているし、記憶力も笑っちゃうくらいおちている。
だけど、久しぶりに「もっと人のお役にたちたい」という気持ちと向上心がどこからともなくわいてきたのです。
そんな自分に驚くと同時に、
カレンダーに斜め線をひいては残りの勤務日数をカウントダウンしていた昨年の自分に、こんな毎日や気持ちがまたきたんだよ、と教えてあげたいなーと、最近とても思います。
手放すこと、無になる時期が私には必要だったようです。
余談ですが、経営者の夫に、勉強を始めることを伝えてみました。
家族のことであろうと、超!俯瞰的、冷静に考える夫にこういうことを伝えることはあまりなかったので少しドキドキしたのですが、返事は
「あなたのアップデートになるかどうかはともかく、ご自由にどうぞ」とあっさり。
なんてつまらない反応…。
なるかどうかはともかく、って何じゃい。
ウソでもいいから「いいじゃん」とか「がんばって」とか言ってほしかったよーーー!
今までなら1人で悲しくなっていたけれど、「おいーっ応援してよー」と大笑いできるようになっていたのも嬉しい誤算かな。