40歳過ぎての歯列矯正。
親にずっと勧められていたのに、あのワイヤーに抵抗がありすぎて結局そのまま大人になった私。
でも出っ歯といえば出っ歯だし、大きな口をあけることには抵抗がありました。
年々すこーしずつだけど、でも歯が前に出てきているようにも感じていました。
3年ほど前、長男がかかりつけの歯科医と提携している矯正歯科に通うことになり、思いきって私自身のことも聞いてみたら、
「やりたいんだったらやるといいよ」と、レントゲン撮影と検査をしてくれました。
で、そのことを歯科医にも報告して
「私もやりたいです」と言ったら、
「君は30代も後半。これからは健康な歯を健康に残していくことが最優先だよ。だめだめっ。」と、あっさり却下されました。
そうか、そんな年齢なのか。
自分の歯でどこまでいけるかが大切。
そっか。そうだよね。
もう諦めた方がいいよね。
と私もあっさり諦めました。
でも今年になって、
永久歯がある程度生えそろい、そろそろ矯正スタートになるという息子のつきそいで矯正歯科に改めて通うようになり、思わず出ちゃったんです。
「いいなぁ。私も昔やっておけばよかった…」と。
すると矯正歯科の先生は
「今からでもできるよ。あちらの先生(歯科)は反対されたようだけど僕は反対ではないよ」と。
あら〜、え〜、そうなのですね⁈
一気にしたい気持ちがムクムク。
で、改めて歯科医に相談することになったんです。
前回バッサリきられたし、
あれから3年以上たっている。
まだそんなこと言ってたの?と怒られるかもしれない。こわーい!
なので、
まず「矯正のことで改めて先生のお時間を3分でいいからいただきたい」とアポをとり、
ネットで今の矯正事情も調べて(候補からは消えたけれどインビザラインっていうマウスピースでの矯正にもちょっと魅かれました〜)、
その日にのぞんだわけです。
受付の方や、歯科衛生士さんからも話は伝わっていたようで、笑いながら怒っている(⁈)感じの先生が登場。
いまだに矯正したい自分が少なからずいること。
人生100年時代だということ。
気にしながら生活したくないということ。
私の分は自分で稼いだお金でやろうと思っていること。
これは怒られるな〜と覚悟しながらも想いを伝えると、
ちょっと残念そうにはしながら、でも
「まだ想いがあったんだね。健康な歯を抜くのは、これからおばあちゃんになっていく君にはリスクがあるよ。もったいない。でも、こんなに長い間考えていたなら、やってみたらいい。」との言葉をもらいました。
横で聞いていた私と同世代の衛生士さんも「実は私もやりたくて…職業柄ずーっと気になっているのに、なんだか勇気がでず、でも背中を押してもらいました」
なんて後でこっそり言ってくださったり。
え、いいの?
私、やっていいの?
たぶん私の覚悟や気持ちを確認されていたんでしょうね。そして3年前はそれが見受けられなかったと。
最後は3人で「装着した途端、交通事故にあうとかやめてよ」なんてブラックジョークで終わることができました。
ここまで3年以上かかったけれど、私を試すかのように反対してくださった歯医者さんと、その歯医者さんが信頼する(高速にのっていく距離にある)矯正歯科の先生に感謝です。
正直、今の気持ちは「やる!」に95%。
100%でないんかーい!って自分でもつっこみたくもなりますが、
当面の生活に及ぼす支障やら痛みやら、
具体的なリスクがある程度みえないと、
お願いすることができない心配性な私なので、
来月検査に行ってこようと思います。
ひとまず第一段階クリア!
#矯正 #大人の矯正 #抜歯怖い #3人ママ#東京から地方へIターン#ライフオーガナイザー
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