物語のはじまり
並行世界
違う世界への入り口
自然の中に身を投じると、いつも頭の中をよぎる。
何かがいる
何かが始まる
そう言う感覚的な、なんとも言えない気持ちが芽生えるのだ。
感覚的なことだから、誰かに伝えようとしてもうまく伝わらないかもしれないが、私にはいつも何かが始まるワクワクとドキドキがこういった山や川や海などの景色の綺麗な自然豊かな場所に行くといつも思うのだ。
ここではないどこかに行きたい
そういう思いから、そういう発想になるのかもしれない。
物語はいつも日常の中の何気ない所からはじまるか、全くの非日常のような素晴らしい場所からな気がしている。
もしここではない世界に私が行けたなら、何をしたいだろう。
何かに呼ばれたなら、自分の使命を全うし、冒険したい。
山を抜けてひらけた場所には、きっと何か特別な空間があると思う。
やり遂げた達成感と、自然の偉大さと、おおらかさ。
それに抱かれて、私は新しい自分の冒険へ旅立ちたいのかもしれない。