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ワクチン業務に行って、日常で支えてくれるスタッフの有り難さを知った日
今週2日間ワクチン接種業務で宇都宮に行った。
歯科医師は、今回は研修を受けた上で「接種のみ」の対応で入れるという条件付きなのだけれど、それでも私が入ることでNsは自由に動けるし、役に立てるなら行ってみようということで参加した。
(完結に説明すると、歯科医師は歯科病名がついていればかなりなんでも出来るのだが、病名がつかないことには同じ作業でもできない、という制限があるのである。歯科病名があれば全身麻酔もかけられるし、体表から移植や再建する場合はオペしても一応OK。まぁ普通は形成の先生がやりますが・・・。)
ワクチン業務に2日間参加。今回歯科医師はひたすら打ち手側なのだけど、迷走神経反射の札をかけてない人へのダブルチェックの声かけの大切さを実感する。
— あや@家族のニューノーマルを探してる歯科医師 (@rac_aya_foster) July 15, 2021
問診では緊張して?言えなかったり、打った後で不安な言葉を吐き出してくれる人も多い。
そう言う人をいかに気付けるか、立場の違いを実感。
今日書きたいのは立場が違うからこそ見えてきたこと。
通常:私はドクター側。衛生士さんがいわゆるナース的な立場になる。
今回:私は看護師さん側のワクチン接種のみを切り出してお手伝いで、緊急対応などはNsに任せる形。
ワクチンの副反応が大きく報道されるけれど、打った直後で困るのはアナフィラキシーと迷走神経反射だ。ここでは医学的な話をしたいわけではないのでざっくりと。
●アナフィラキシー→出来ることやって、基本は病院へ搬送
●迷走神経反射→寝て打てばほぼOK、倒れた際に頭を打ったりのほうが心配
なのだけれど
すごくざっくり書くと若い人は迷走神経反射が出る割合が高いんですね。今回は主に大学生向けのワクチンなのでまぁみんな19−22歳辺り。
問診で分かれば「アナ30」「迷」という札をかけているのでみんなで声掛けするのだけれど
まぁ実際に倒れるのはノーマークの人だ。
なので問診をすりぬけた人のうち、倒れそうな人にどれぐらい気付けるのか?がめっちゃ大事だった。
加えて、若干みんながバタついていても、自分のブースをいかに和やかに進めるのか?にも気を使った。
ブースの中でどんだけリラックスさせるか。
授業はどう?忙しい?何の部活してるの?えぇ?2時間かけて通勤してるの?出身姫路!近いですね!あ!わたしの息子と同じ名前、同じ漢字です!私柔道黒帯もってるんですよ〜・・・から
まさかの「転勤族で。結婚して離婚してね。人生スッキリしたんですよ」という話までされる。個別ブースって面白い。
もう途中から気分はスナックのママか、キャバ嬢か?ってぐらい、話しさせて盛り上げる役にてっした笑。
臨床の歯科医師業務でも、DRの私には言えなくて、衛生士さんになら言える患者さんがいる。特に不安な気持ちは尚更だな、と実体験できた2日間だった。
— あや@家族のニューノーマルを探してる歯科医師 (@rac_aya_foster) July 15, 2021
和ませる話や日常会話を訪問で身につけた(?)かいあるわ!😆
きっと歯科医がワクチン打てるのは今年来年ぐらいだろうからまた参加しよう。
看護師さんや衛生士さんの、傾聴する時間とか、目線合わせをしている時間の大切さを知りました。
Drも他の人からの話をきく必要性も。
もっと書きたいことがるけど、今日はここまで。
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