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学校に行きたくないと言った時まずは安心してつながることで可能性はひろがる



子どもが学校に行きたくないと言うと親は不安と焦りでパニックなってしまう。

このまま不登校になったら大変と思う方も多いと思う。


私は三兄弟で3回以上、学校に行きたくないと言い出す場面に出会い、この先を考え、毎回悲観的になってしまった。


力や勇気を増やすことは何だろうとたくさんの本を読んできました。


息子たちとの関わりに取り入れ、いろいろ話し合うなかで、

安心して話しができることが何より力になり、可能性がひろがると痛感しています。


彼らの気持ちを聞けるようになって、以前より、断然必要だと思うことや求めていることがわかるようになってきた。


これをもっと小さな頃からできていたら可能性はもっとひろがっていたのに…と後悔している

  • 子どもが安心していることが学び、成長し、幸せになる

  • 子どもの得意や興味からできることを選択できる

  • 苦手や辛いことを知って、そのこととどんな風に関わっていくのか相談し、選択できる

これ以外にももっといろいろな可能性があると感じています。


私が間違ってしまったのは決めつけてしまったこと。


子どもと安心してつながるのではなく、私の想像で勝手に決めつけて、そこから不安をたくさん作り出してしまった。



それがどれだけ可能性をせばめてしまっただろうか…。

  • このまま登校できなくなってしまうのではないか

  • このままだと将来生きていけないかもしれない

子どもの将来を決めつけて不安になっていた。


また

  • 努力できない子どもではないだろうか

  • 弱いのではないだろうか

子どものことも勝手に決めつけていた。

息子たちといろいろ話せるようになって、当時のことやどんなことが辛かったかを知っていくうちに

わたしって子どものこと何にもわかっていなかったんだなーと思った。


今のわたしは子どもが感情を表現してくれる時は子どもの心に触れるチャンスだと思っている。

普段に生活で心の奥に触れることはなかなかできない。

意識してやろうと思っているけれど、本当に難しい。

そこに強い感情がある時は可能性が秘められているチャンスだと思う。

  • わかって欲しいこと

  • やりたいこと

  • やりたくないこと

子どもの願いが隠れている。

そこにアクセスできて、安心した関わりや声かけができたらどれだけ可能性ひろがるだろう。

それでも親は不安や焦りはあると思う。

でもすぐに子どもにぶつけるのではなくて、相談できる場や安心して聞いてもらえる人に気持ちを聞いてもらうことが大事だと思う。

すぐに聞いてもらえない時はどんな気持ちも認めて、自分に寄り添い、自分の味方になると安心します。

わたしは感情が溢れる時はすぐ自分に寄り添い、優しい言葉をかけるようにしています。



そしてまずこどもと安心してつながれるように子どもの気持ちをじっくり聞いてみて欲しい。

子どもが安心して話すには少し工夫や力が必要になる。

何故ならいつも親は子どもの言動を判断し、評価して、変えようとしているから。

  • アドバイス

  • 説得

  • 怒る

  • 褒めて誘導する

こんな風にコントロールしているから。

子どもは親に本心を言ったら

  • 評価

  • 否定

  • コントロール

こんな関わりをされると思っていることも多いと思う。

わたしはそうだったから息子たちの警戒心はとっても高かった…。

だから

子どもに評価や否定やコントロールをしないよと話しをする時に伝え続けてきた。

「思ったことを言っていいんだよ。」
「一人一人違う感じ方をしていいんだよ。」
「何を大事にしたいかという価値観も一人一人違っていいんだよ。」

と伝え続けてきた。

まずただ子どもを知ること。

感じたこと、大事にしていことを聞いていくことを大事にしていきた。



そこからどうしていこうかと話し合うことでできることはたくさん見えてくる。

反対にこの安心したつながりが絶たれてしまったり、表面的になればなるほど

子どものことを理解できなくなり、
可能性はせばまっていくと痛感している。

だからまずは安心したつながりを作ることが最優先だと思う。


何度も読み返しているわたしのバイブル的本、

スッダ クドゥバ さん著『こどものスモールトラウマのためにできること: 内面で何が起きているのか』


この本のはじめにで第一部の「こどもの脳と大人の脳は異なる」の説明として下記のように書かれています。

こどもが人から受け入れられることで脳がどのように豊かに成長するか、反対に、日常的に大人が彼らを無視して上から目線の関わり方をすると、どのように、脳の健康的な発達の機会が失われるかについて述べました。

『こどものスモールトラウマのためにできること:』スッダ クドゥバ 著

そして著者はつながりすべてに優先すると書いています。


安心してつながることで、人は

一番学び、
工夫し、
自分を最大限に発揮できて、

大きく成長すると思います。

わたしも息子たちと安心してつながることで、いろいろ話し合えるようになったり、少し突っ込んだ問いかけができたり、挑戦できたりしています。

安心したつながりが可能性をひろげると信じています。

でも実際に親の不安な気持ちは無くならない!
どうやったら子どもと安心してつながり、大事なことを話していけばいいの?



こんな風に思いますよね。

わたしも同じように感じ、その気持ちと日々向き合い、学び、挑戦しているところです。

そして親の安心をつくることが最優先だと痛感しています。

そこから子どもの安心もつくっていく。



また安心したつながりをつくる為に親にできることはたくさんあって、恩恵もたくさんあるなと実感しています。

安心した関係を作っていくなかでわたしも失敗したり、上手くできないことがあっていいんだと心が軽くなりました。

苦手なことや不安で上手くできないかもしれないなどの正直な気持ちを息子たちに話せるようになりました。


安心してつながることで更に安心が増えていきました。


これらのことも書いていけたらいいなと思っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。