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真面目になんてなりたくない!
※この記事は山口つばさ先生の漫画、およびTVアニメ『ブルーピリオド』のネタバレを含みます⚠️
◇◇◇◇◇
「MYUちゃんは遊びが足りないよね」
「ほんと、真面目だな〜」
そう言われたことが何度もある。
これって意外と傷つく。だって「面白みがない」って言われているようなものじゃないか。
もしくは「もっと人生楽しみなよ〜」と言われた感じだ。
それに私は結構、人生を楽しんでいる。
余計なお世話ってやつだ。
しかし私は「真面目」なので、
そう言われたことを気にして
Googleで
「真面目 意味」🔍↲
とか検索し始めたり、
先人からのアドバイスだからどうにか解決せねばと頭を悩ませている。
1. つまり、図星だった
けれど言われてムッとしたということは、図星だったということだ。
私は人生においてまるで「寄り道」をしていない。やるべきことをこなしてきただけで、その時にやらなくてはいけないこと以外やる余裕がなくて、引かれたレールをいかに上手に歩くかに夢中だった。
中高の成績は5段階評定でほとんどが5。大学の成績もほぼほぼAA。いわゆる学校で成績をとることが上手なタイプ。
けれど、成績をとることを苦に思ったことはあまりない。テストがやだなぁとか暗記が面倒だとかはいくらでもあるけれど、学校の授業で新しい事を学ぶのは楽しいし、いかに点数をとるのか作戦をたてたりノートを構築したりするのも楽しんでいた。教科書の一語一句を完璧に理解しないと落ち着かなくて資料集を端から端まで読んだり、先生に質問しに行ったり。テスト前夜に絶対にでない細かい記述について延々ネット検索したり😅
完璧を求めてしまうから、昔はレポート課題も凝りにこって無駄に時間をかけて執筆していた。今は時間をかければいいという訳ではないと理解して、だいぶ効率がよくなってきたけれど……
2.真面目とは?
周囲の人が私の何を見て「真面目」と言っているのか考えてみると(そもそもこんな記事を書いてるところ、とか言われそう笑)、
「何でも完璧にこだわりすぎるところ」
「関係の無い寄り道をしないところ」
という結論に至った。
毎日の「やらなくてはいけないこと」があって、それを完璧にこなすのに必死で、「やりたいこと」をやる時間も体力もなくなってしまう。けれど本当は沢山「寄り道」をしたいし、自分の目標に直接関係のないことも経験したいし、学びたい。
私の中であるあるなのは、成績の平均評定を落とさないために、自分の苦手な科目は取りたくともとれないこと。なんとも情けない話だが共感してくれる方いるかしら……
いくら欲しくても自分の持つキャパシティや時間は変わらない。だから限られた持ち物で、やりくりするしかない。
何でも完璧を目指してしまうなら、やりたいことを選ぶしかない。やりたいことを目標にして、目標に向かってやらなくてはいけないことをコツコツこなすしかない。今はそう思っています。
3.さいごに
この記事を書いたきっかけの1つはTVアニメ「ブルーピリオド」を観たことでした。
皆さんは観ましたか?🎶
先日最終回だったんですが、私はかなり好きで毎週の楽しみでした。
というのも、主人公の八虎(ヤトラ)くんをどこか自分に重ねていたのかもしれません。
ブルーピリオドは努力家で秀才の主人公、八虎くんが東京藝術大学の油絵科を目指して受験勉強に奮闘する物語です。その中で、ユーモア溢れる予備校の先生が八虎くんにかけた言葉が私にもグサッと刺さりました………
「マジメさに価値があるのは義務教育までよ」
あぁ、やはりマジメさだけじゃダメなんだな、って突きつけられました。
このセリフをどう受け取るかは人それぞれですが、
私は学んだセオリー通りにやっても、そこに本人の「遊び」がなくては価値がないということだと思いました。
「遊び」はテキトーにやることではなく、それを楽しんで自分なりのこだわりを持って、美学をもってやること。
なかなか難しいですが、私も自分の真面目で完璧主義な部分に囚われず楽しんでいきたいなと思いました!
なんだか中途半端な終わり方になってしまいましたね😇
ではでは、
また次のブログでお会いできることを願って。
Painting & Photo by MYU