【20代女子】私が飲み二ケーション大好きな理由。
オミクロン株の感染者数が急増する中、何を言ってるんだ!?と思われたでしょうか。
こちらの記事をお読み頂いている方の中には、上司や同僚との不要な飲み会に行かなくてすむようになった…と安堵されている方も多いと思います。
仕事が終わったら早く帰りたいのに、その後も数時間拘束されるなんてありえない。場合によっては終電近くまで。
飲み会の費用は安くても一人3~4千円しますし、
飲み会=省いてしかるべき“無駄”
という認識をお持ちになる方がいるのも、ごもっとも。
限られた時間とお金は、自分が大事に思うものに使いたいと思うのが自然です。
かくいう私も山村集落に移住してからはほとんど飲み会に行かなくなりました。正確には、夜に飲みに行く場所がないんですが…(田舎あるある)
しかし3年前まで大阪市内で働いていた当時、私は仕事終わりに上司や同僚との飲みに行くことが大好きでした。頻度はほぼ毎日と言って良い。よく大阪福島や天満を闊歩していた記憶があります。
もちろん、私自身がお酒が好きだというのも大きかったです。
日本酒バーでの勤務経験もあり、カクテルバーの経営者です。
それ以上に、職場ではなかなか聞けない・話しにくい本音を同僚と共有しあうことで組織としての仕事のパフォーマンスが上がるのを実感していたからです。
ただし、これは上司目線の模範解答。
部下目線だとどうしても気を遣わなきゃいけない。
上座下座の位置に始まり、上司のグラスが空いてないかなど…。
こんなんじゃ好きなだけお酒を飲んだり、心から楽しむことが出来ないですよね。
じゃあ飲み二ケーションが好きな、本当の理由は?
それは、
『セレンディピティを生むことができるから』
です。
セレンディピティって何?
素敵な偶然、予期せぬ出会い のことです。
会社員をしているとどうしても職場と家の往復になってしまいがち。
コロナ禍以前でも家族と同僚以外の人に会う機会はそんなに無かったという人も、珍しくないのでは。場所や人間関係が固定化されてしまうと、セレンディピティは起きにくい。
仮に何か起きたとしても、それを敏感に感じ取れるセンサーが弱っていてはチャンスを逃してしまうんですね。やっぱり自分から欲しがらないと。
私の大好きなドラマ、プロポーズ大作戦で三上博史さん演じる妖精さんも言ってたとおり、※「求めよ、さらば与えられん」なんです。
※もともとはイエス・キリストの言葉だそうです。
かくいう私も仕事以外に趣味と呼べるものもなく、仕事に活かせそうな組織論やマネジメントの本ばかりを読んでました。よく飲みに行ってた!と言うと派手な印象を抱かれやすいですが、実際はインドアでかなり単調な生活だったと言えます(笑)休日はスポーツジムや楽器など、趣味に勤しんでいる同僚たちが羨ましかった。
だから私はいつも単調な生活のどこかに「ひとかけらのアクシデント」を渇望していたのかもしれない。
その結果、いつも知らない場所(居酒屋)に行くことで、知らない人から知らない情報を得ることが出来たんですね。同僚だけでなく、友人やひとりでもよく飲みに行ってました。
22才の時ふらっと立ち寄った飲み屋でばったり遭った人が社長で、結果その人の会社に雇ってもらい、4年半働いたなんてことも実際ありました。あの時あの場所で社長に遭わなければ全く違う20代を過ごしていたでしょう。
飲みに行くっていう形じゃなくても良いと思う。
あなたも、いつもの毎日と違うことを一つやってみませんか。
素敵な偶然があなたの人生を変えてしまうかもしれませんよ。
呑み助としては本当に辛いです。
お世話になった多くの飲み屋さんが苦境に立たされている現状。
私が勤めていたゲストハウスもコロナ禍でいくつか店舗を閉店しました。
誰かと会うのはもうオンラインで良いのかもしれない。
それでも私はコロナが収束したら、みんなに直接会って乾杯したいよ。
p.s.
このnote記事に肉付けしたブログ記事はこちらです。
私と同じく飲み好き同志の皆さん、いらっしゃいませ~。