はすのあや

中日新聞運動部の記者。冬の競技を中心に担当しています。特に、フィギュアスケートについて記事に載せられなかったことなどを書いていきたいと思います。 Xアカウント→https://x.com/Hasuno_chunichi

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マガジン

  • 素晴らしきアイスショーの世界

    さまざまなスケーターが織りなす華麗なアイスショーの世界。 引き込まれる演出や、スケーターの新たな1面をみなさんと共有できればと思います。

  • 運動記者のお仕事

    運動部記者のお仕事について書いた記事を集めました。 こんなこと考えて書いていたんだ~など、皆さんの「へええ」につながれば。

  • 運動部に行ったらスケオタになった件

    新聞社の運動部に異動した記者がフィギュアスケートの取材を担当することになり、だんだんと【スケオタ】になるまでの記録です。

最近の記事

ボディビルとフィギュアスケート

恐らく、世界で初めてボディビルとフィギュアスケートを絡めた原稿を書きます。 6日にボディビルの日本選手権のライブ配信を見ていました。実は、ボディビルが好きです。 好きになったきっかけはコロナ。コロナ禍で劇的に太ってしまい、ダイエットのためにジムでの運動量を増やし始めたころ。最初は、なかやまきんに君の動画を見て運動。そのうち、ベンチプレスとかスクワットなど本格的にトレーニングをするようになりボディビルダーたちの動画を見るようになりました。 その中、知ったのがジュラシック木澤さ

    • 1%の可能性と0.01%の可能性

      みなさん、こんにちは。 毎日、溶けそうになるほど暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか? 7月終わりから8月の中旬は、パリ五輪の取材サポートに奮闘?した17日間でした。 その中で、感動した競技の1つがスケートボード男子ストリートの堀米雄斗選手。 8人による決勝の最終試技で大技に成功、暫定7位から逆転して優勝した姿がとても印象に残っています。 「1%の可能性を最後まで信じ切れた」 優勝後のインタビューで堀米選手が語ったこの言葉が忘れられません。 パリ五輪の切符を得

      • たくさんの良い記事が見つかる五輪期間

        こんにちは。パリ五輪が始まって5日。 連日、メダルラッシュでうれしい半面寝不足の方も多いのではないでしょうか? わたしは、日本にて名古屋のエッフェル塔のもとで現地取材班のサポート作業をしています。 おそらく、社会人になってこんなに五輪競技を見たのは初めてかもしれません。そんな毎日で楽しみにしているのが新聞記事を読むことです。 記者なので、日常的に各紙を読んでいますが、五輪はやっぱり各記者が「ここぞ」で出すエピソードがあったり、4年に一度の姿をしっかり残したいと力を入れてい

        • 新企画「極!スケオタ道」開設と表現トレーニングについて

          こんにちは。 26日夜にXで初スペースを開催しました!多くの方に集まっていただきありがとうございました! ただ、アーカイブが私の手違いで残すことができず、アーカイブを楽しみに待っておられた方に大変申し訳ない・・・。ということで、お話しした内容をnoteにまとめました。次こそはアーカイブ残しますので!! どうして「極!スケオタ道」始めたの?25日に公開になったウェブ企画「極!スケオタ道」 新聞紙面とひと味違う「ちょっとマニアック、オタクの目線で気になることを聞きに行く」という

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        記事

          ②表現力を意識して書く記事

          表現をがんばる。その気持ちは分かった。それで、なんとかフィギュアスケートにおける「表現力ってなにか」もまだまだながら理解できそうなところに来た。 じゃあ、次は記事の中で「表現力」をどう書き込むかについてもとても悩みました。  NHK杯ではまだ表現について考えがまとまっておらず、そもそもNHK杯で宇野昌磨さん、鍵山優真選手に質問していたくらいなので、表現について記事でしっかり書き込むことはできず。  チャンスは全日本選手権だなと照準を決めて、全日本に挑みました。   全日本

          ②表現力を意識して書く記事

          ①表現力ってなあに?宇野、鍵山、山本選手から学んだこと

          こんにちは。先日の「運動部に行ったらスケオタになった件」を読んでくださり、ありがとうございます。スケオタになった部分が一番最後しか出てこなくて、「おい、いつまで引っ張るねん」って感じだったと思いますが、しっかり書こうと考えた末のことです。大目に見てください笑 さて、今回は2023ー24年シーズンで記者として【表現力】について考えたシーズンでした。 それは、シーズン前に宇野昌磨さん、鍵山優真選手がこぞって「表現力に注力したい」との言葉をさまざまな場で発言していたからです。

          ①表現力ってなあに?宇野、鍵山、山本選手から学んだこと

          運動部に行ったらスケオタになった件④

          長いですね。分かっています。しっかり振り返って、しっかり書き起こそうと思ったら、こんなになりました笑 許してください。では、初めてのフィギュアスケート取材を終えてからの心境の変化を書いていきます。 NHK杯、全日本選手権に向けて げんさんサマーカップを終え、運動部記者としての日常が始まりました。次の大きな大会は中部選手権、ジャパンオープン。そして、NHK杯、全日本選手権です。 ジャパンオープンで初めて宇野昌磨さん、坂本花織選手に取材が出来ました。 宇野さんは発言が哲学っ

          運動部に行ったらスケオタになった件④

          運動部に行ったらスケオタになった件③

          ②では、衝撃の運動部異動の内示を受けた日までを記しました。今回は、運動部に行ってからの心の動き、運動部で仕事をするうえでの使命を見つけたお話です。(今回、めちゃ長いです) 担当が決まるまで、不安な日々を過ごし・・・ 「8月から運動部でお願いな~」と内示を受けて異動までの1カ月間。市政での仕事に悔いを残したくなかったので、書きたいネタを存分に取材しました。着任日の8月1日の朝刊1面にトップ記事を載せて、ある意味腹をくくって運動部に向かいました。そのときの記事はこれ↓↓↓

          運動部に行ったらスケオタになった件③

          運動部に行ったらスケオタになった件②

          前回、この世に生まれ落ちて以降、フィギュアスケートとの出合いやスケートとの接点について書きました。 今回は、予想だにしていなかった運動部に異動になるまでのお話をしようと思います。 そもそも、どういう経歴の記者なん? 経歴を簡単に記すと 東海本社浜松報道部(警察、司法担当)→名古屋本社教育報道部(入社2年目で中日こどもウイークリーという小学生向け新聞の立ち上げを担当)→春日井支局(警察、行政、教育を担当)→北陸本社報道部、経済部(金沢には計5年いて、大学生向けの紙面の編集長

          運動部に行ったらスケオタになった件②

          FOD激闘録、Number記事など感想

          こんにちは。 バレーボールの取材も落ち着き、宇野昌磨さんのインタビューが載ったNumberを読んだり、FODのフィギュアスケート激闘録:山本草太選手編を拝聴しました。以下、感想をつらつらと。 【FODフィギュア激闘録:山本草太編】6月17日に公開。Xのフォロワーさんで草民の方々の投稿でアップされているのを知り、試聴しました。 本当に2023年の全日本選手権は山本選手にとって、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪への分岐点となる全日本だったのだなと、改めて思い知りました。

          FOD激闘録、Number記事など感想

          運動部に行ったらスケオタになった件①

          みなさん、こんにちは。中日新聞運動部の蓮野亜耶です。フィギュアスケートを始め、カーリングやスピードスケートなど冬の競技を中心に取材を担当しています。今回、ポッドキャスト「あしたのたね」で2023-24シーズンで好きになったプログラムについて語ったところ、リスナーの方から「蓮野さん、スケオタ」とスケオタ認定していただきました!感謝。 ただ、昔から好きだったわけではありませんでした。運動にさほど興味のなかった私が運動部に行って、フィギュアスケートの沼にハマった歴史をお伝えしたい

          運動部に行ったらスケオタになった件①