「先延ばし」ぐせをやめるには?
「やらなきゃいけない」と分かってるのに、
つい後回しにして、先延ばしに。
気がつけば何ヶ月も経っていた💦
頭の中では常に「やらなきゃ」と思ってるのに、
どうしても手につかない。。。
日常生活でも、英語学習においても
この「先延ばし」ぐせに悩んでいる方は
多いのではないでしょうか。
ちなみにこの「先延ばしにする」は、
英語で "procrastinate" と言います。
この「先延ばし」ぐせをやめる方法。
色んな人がアドバイスをしていますが、
結局のところやるしかない!
それができないからみんな悩んでるんですけどね(笑)
ポイントは、とにかく「やり始めること」。
一度やり始めてしまえば意外と波に乗ってそのまま続けられる、または最後までやってしまうことができるんですね。
私たちの脳には側坐核というエリアがあります。
「やる気スイッチ」とも呼ばれているそうですが、この側坐核、実際に行動を始めないとオンにならないのです。
つまり、
とにかくやり始める
↓
やる気スイッチ(側坐核)がオンになる
↓
どんどん続けられる状態になる(作業興奮)
という仕組み。
先日ご紹介したポジティブ心理学のタール・ベン・シャハー博士もこのように言っています。(「次の2つから生きたい人生を選びなさい」より)
以下抜粋
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【Procrastinate or Just Do It】
先延ばしにするか、とにかくやるか
Procrastination. Putting things off, dragging one’s feet, unnecessarily postponing what can and needs to be done today is a pervasive phenomenon.
先延ばしにすること。つまりすぐに腰を上げずにぐずぐずすること、今日やるべきこと(今日できること)を延期することというのは多くの人が抱えている問題です。
Over 70% of college students, for example, identify themselves as procrastinators. The temptation to put things off is understandable but the price we pay for procrastinating is high.
例えば、大学生の約7割が自分は procrastinator (先延ばしぐせのある人)だと思っています。つい先延ばしにしてしまいたい気持ちは分かりますが、その代償は大きいものなのです。
Study shows that procrastinators have higher level of stress, a weaker immune system, poor sleep and unsurprisingly, given all of that, lower levels of happiness.
研究によると、先延ばしぐせのある人たちはより多くのストレスを抱えており、免疫も弱っていて睡眠の質も良くないそうです。これを聞くともうお分かりでしょうが、先延ばしぐせのある人たちは幸福度も低い傾向にあるのです。
Fortunately, the research into procrastination has also identified practical ways that can help overcome the tendency to procrastinate. The single most important technique is called the 5-minute takeoff. It consists simply of starting to do the thing you are putting off no matter how little you feel like doing it.
幸いなことに、先延ばしに関する研究の結果、この傾向を打破するための対策も明らかになってきています。もっとも重要なテクニックは、「5分間キックオフ」。どんなにやる気がしなくても、やるべきことをとにかく始めるということです。
Procrastinators often believe that to do something one has to truly want to do it, to be in the right mood, to feel inspired.
大抵の場合先延ばしする人たちは、作業を始めるにあたって「本気でやりたいと思っている」「やる気モードになっている」「気合いが入っている」状態に」でなければいけないと思い込んでいるのです。
This is not the case. Usually to get the job done, it is enough merely to begin doing it. The initial action kick starts the process and often brings about more action.
そんな風に始めからやる気がなくてもいいのです。やるべき事をやる時、単に作業を始めるだけで十分なのです。やり始めたことで、やる気モードが始動しどんどん続けて行けるようになるのです。
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