英語学習サービスにGoogleのAIを対応させました
どうもえいやです
最近開発中のこちらのサービス
について、文章生成のAIのモデルとしてOllamaに対応したローカルモデル以外も使用できる仕様を追加しました
今回は、Googleが開発中のLLMである Gemini に対応しましたので、そちらの紹介です
Gemini Pro は API の無料枠でもかなりの分量を使えるのでしばらくは無料で使うことができるでしょう
リンク先の案内に従って、使用できる環境を整えたら
今回はもっともシンプルな次のスクリプトでの生成をお願いすることにします
# gemini.py
import os
import sys
import google.generativeai as genai
# read ENV
API_KEY = os.environ.get('GEMINI_API_KEY')
genai.configure(api_key=API_KEY)
prompt = sys.argv.pop(1)
model = genai.GenerativeModel('gemini-pro')
response = model.generate_content([prompt])
print(response.text)
環境変数 GEMINI_API_KEY に Google AI Studio から取得した API KEY を設定して、次のコマンドで実行できます
python gemini.py "あなたのことを教えて?"
これで使うことができるようになったので、小説部分と会話文、そしてクイズまで生成をお願いしてみます
結果はこちら
小説部分の印象として、これまで使用していたモデルと比べて、ちょっと劇作家的な表現を使いがちに見えますね
会話の自然さはどっこいどっこいです
今回は無料枠での利用ですが、一応有料のモデルなので劇的に自然になったりするものかと期待しましたが、そう言うこともなさそうでしたね
現行で利用している LLama3 は Meta社の開発ですが、こちらのほうが後発ということで、日進月歩のなかだと後発有利になりがちです
今後もモデルの変更を含めた生成文章の改善は都度取り組んでいきます
また別のモデルを試したらご報告します
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