双極性障害の私が司法試験に合格する話(262)眠れないから話聞いて。
眠れなくてさ。
いろいろ考えてる。
こういう時間は結構好き。
正直、司法試験の勉強、毎日しんどいし、
やったからってできるものでもなく、
小さすぎる一歩一歩を踏みしめながら、
前進しているんだけれど。
そう、前進してるはずなの。
だけれどその実感が湧かなくて。
それが多分苦しい。
私の性格って、
欲しいものは今欲しい!
いらないものはすぐにポイ!
待てない!
っていう極端な造りになってるから、
こういうコツコツ系はとにかく
向いてないなと思うわけです。
だけど、心の底から、
司法試験合格!という肩書きが欲しいです。
それさえ手に入れば、
もうなにもいらん。
ホンマ何もいらん。
いや、ひとつあるけど、
それは私の心の中だけの秘密。
だけど、
司法試験合格!が手に入らないならば、
多分、私は、
欲しくもないガラクタを身につけて、
見せかけのキラキラで、
チャラチャラしながら、
ババアになっていくのだと思う。
そして、
心の中だけの秘密のものにも、
手を伸ばしたところで、
自分には不釣り合いだからって、
簡単にまた捨てちゃうんだと思う。
そんなの恐ろしい。
理想はこの2年以内に予備試験に合格すること。それが1番理想。だけどさ、だけどだけど。一生かけて、合格もぎ取るんでもいいと思ってる。それくらい、司法試験合格したい。短期間で合格するんが1番かっこいいのかもしれないけど。格好なんかどうでもいい。私は私と約束した、司法試験合格さえ、手に入れられたら、それでいい。
でも、いつか、いつか、と思っていたって、そのいつかは、やってこない。自分で体を動かして手を伸ばして掴みにいかなきゃ、手に入れられるものじゃない。だから、いつか、じゃない。今、やろう。
モチベーションが続かない日もある。ロボットじゃないから、毎日の勉強ルーティンを無になって回せるわけでもない。コツコツやる才能はないかもしれない。それがなきゃ、受からない試験なのかもしれない。だから、絶望したりもする。だけど、目指し始めてもう2年半、振り返れば、自分なりにコツコツやってきていると思う。過去の自分じゃ、信じられないくらい、逃げずにやってるじゃないか。普通の人よりも時間がかかると思う。
だけど絶対成し遂げる。絶対に。絶対に。
そんなことを思って興奮して、眠れない夜。それで明日起きられなくて、自己嫌悪に陥るって最悪なパターンなので。無理にでも目を瞑ります。