初心をふりかえっても、地元を思う気持ちは変わらなかった
こんにちは。
最近、"地方×〇〇"というお話を聞かせてもらう機会が多く、心の中でなぜかそわそわしている私です。
SNSでは、毎度の如く「地元大好き」「地元に帰りたい」って言うくらい、地元への想いが溢れ出しています。
ふと、「私って、地元で何がしたかったんだろう…」と考えてしまいました。
やりたいことがたくさんあるのに、それは抽象的なものばかり。それに、本当にやりたいことがわからなくなってき始めている…?
そこで私は、初心に帰ることを決意し、地元市役所の採用試験の面接での出来事を思い出しました。
何年前だか忘れてしまったけれど、明確に覚えています。
グループディスカッションと個別面接があった。
ディスカッションのテーマは、『地域資源をどう活かすか。』
他の受験者の人たちが、木材やバイオマスなど、地元の特徴であるものを挙げていく中で、私が考え出した資源は違っていた。
「住民は大切な地域資源の一つだと思います。」
そう私は、伝えたのだ。
住民あっての市であり、交流できる場を設けたい。
誰も、ひとりぼっちにならないように。
そんなコミュニティを作ってみたい。
大きい市だからこそ、それぞれの地域の特性を話し合ったら良いのではないか。
そんなことを考えていた。
また、個人面接では、自分の語学力をアピールし、観光面に役立ちたいと宣言した。
「私の町を、世界に知ってもらいたい!」
この思いはこのころと変わっていないみたいです。
対象は大きく”世界”と言っていますね(笑)
面接官からは、「なぜ、この町なのですか?ほかの町ではだめなのですか?」と、質問があった。
「逆にダメなんですか?」って聞き返したかったけど我慢…!
「小さな町でも、無名な町でも、海外との交流を持っている国も多く、大きい小さいも関係はありません。私は、この町が好きだからこそ、世界に伝えていきたいんです。」
と力強く言った覚えがあります。少し美化しているかもしれませんが。
でも、それが私の思いでした。
やっぱり、私がやりたいことは、これでいいんだ。
・地元が大好きな人達をつなぐコミュニティ
・地元を発信するプロジェクト
これを、地元から離れた私が作ってみる。
遠く離れても、地元を思う気持ちは変わらない。
むしろ、離れたからこそ、もっと貢献したいと思うようになった。
そんな思い出をふりかえったお話でした。
ありがとう。