ロベルト・ベニーニ監督『ライフ・イズ・ビューティフル』
お気に入りの映画になりました。前半のロマンティックでユーモア溢れるラブコメディも、後半の過酷の状況の中で家族のためにユーモアを忘れずにいるドラマも、素晴らしかった。そして子どもの可愛らしさ、無垢さ。
後半はもっと残酷な描写をすることもできただろうしその方が「いい映画」になったのかもしれないけど、これくらいの重さならまた観たいと思えるので個人的には良かった。
ただ前半のラブコメが素敵なシーンばかりでとても好みだったので、ハッピーなお話としてこの感じで一本観たかったなぁという複雑な気持ちも。
(2012年に書いた)