肯定がくれる勇気
青いアイシャドウは勇気の証
先日、旅行の帰りに空港でM.A.Cに寄ってアイシャドウを買った。
ラメ入りのブルーのアイシャドウ。
少し前の自分なら、絶対に手に取らなかったもの。だって、私の化粧道具箱の中のアイシャドウたちは、ベージュ系の無難な色たちで溢れている。
メイクは特に変えたことがわかりやすいから、主張が強いカラーがはっきりしたものを買うのには勇気がいる。
でも、今の私は主張が強いものでも買える。
むしろ、試すことにワクワクしてる。
だって、きっと変化に気がついて「いいね」って言ってくれる心強い友人が私にはいるから。
変わるという勇気
結論から言うと、この『「いいね」って言ってくれる心強い友人』の存在が、”変わる”ときに大切だと思っている。
変化には勇気が必要だ。
変わらずにいられたら楽だし、少なくともマイナスにはならないから、人は変化を好まない。
何かを変えて、失敗したらどうしよう。
何かを変えて、ダサかったらどうしよう。
そうやってもがいていること自体が、ちょっとダサいんじゃないか。
そんな不安が、私を変化をから遠ざける。
別に今のままでも、と自衛してしまう。
イギリスにいた時に、スペイン人の友人から「どうして彩はいつも地味なメイクをしてるの?もっとカラフルな方が似合うのに!」と言われた。
彼女がメイクをしてくれるというのでお願いすると、海外仕様のバッチリメイクが出来上がった。
自分でもちょっとドキドキしながら気に入っていたし、友人からも好評だったけれど、当時の私には、そのメイクに変える勇気は出なかった。
イギリスにいる間はいいけれど、東京で、突然こんなにメイクを派手にしたら、浮いてしまうのが怖かった。
『無難に、うまくやる』それが私が身につけた処世術であり、ずっとやってきたことだった。そして多分、得意技でもあった。
でも、NEWPEACEに入社して、6curryを始めるようになって、私は私らしさを探すようになった。
「個性」を手に入れるためには、「無難」ではいられない。
変わりながら、ダサくても「私らしい」を探さなければいけない。
そうでなければ、私は私を見つけられない。
肯定されることの力
6curryKITCHENをはじめてからずっと、私は「誰かの好きを否定しない場所であること」を大事にしてきた。
それは、変わろうとする人たちの勇気が、小さな否定で簡単に挫けてしまう可能性があるものだということを知っているから。
誰もが、自分の好きだけは否定されたくないから、好きであればあるほど、大きな声では言いにくい。
私が、自分のファッションやメイクを変えられたのは、そんな6curryKITCHENで、私自身が肯定してもらえるから。
以前、イベントでカラーメイクの日をした。
その日は、プロのメイクアップアーティストの人が、いつもは使わないようなポップなカラーのメイクをしてくれる日で、みんなでカラフルなメイクをしてもらった。
私もピンク色のアイシャドウにしてもらって、ラメ入りのアイラインを引いてもらったのだけど、
「あやちゃん、絶対その方がいいよ!」
「その方が可愛いよ!」
とお互いに言い合うその時間に背中を押されて、イベントの終わりにそのラメ入りのアイラインを購入した。
お互いの変化をとにかく褒めまくる日になったその日は、私自身の満足感とか自己肯定感が爆上がりで、過去やったイベントの中でもトップクラスのやってよかったイベントだ。
(ちなみに、あまりにも女性陣が楽しそうすぎて、その場にいた男性も全員カラーメイクしてもらった。)
自信がないことや不安になることこそ、肯定してくれる他者がいることが大きな勇気になる。
そういう肯定感を、自分の中から見つけられたら最高だけど、それはまたもう一段ステップが必要だから、その前に、変わることを喜んでくれる仲間がいることが私には大事だったと実感している。
変わることは前進だ
6curryに通うようになって、変化した人たちがたくさんいる。
・SNSの鍵を外して、自分の気持ちの発信をはじめた人
・髪型を変えた人(会員の美容師さんにお願いして3ヶ月変身プランを実行した)
・独立を考えはじめた人
・新しいプロジェクトを立ち上げた人
・自分らしく生きたいと思いはじめた人
そういう変化の話を聞くたびに、とても嬉しい気持ちになる。
だって、変わることは前に進むことだから。
私にできる小さな応援として、今年もたくさんの変化を祝福したいと思う。
変化の大小ではなく、変えようとしたその勇気をたくさんお祝いしたい。
買い物が楽しくなった話
1年前の私は買い物迷子だったのだけど( https://note.com/aya6curry/n/n611fae37a4fc )、今年は楽しく買い物に行けた。
「何を買うべき?」とかじゃなくて、何を買ったとしても私が好きで買ったものなら素敵だと一緒に喜んでくれる人たちがいるという安心感が、私の価値観を肯定してくれている。
私は、私の好きなものを選ぶ勇気をもらっているんだと思う。
誰もが好きなものを選んで、その先に自分らしさを見つけられるように。
今年もたくさんのものを肯定してうけとめていきたい。
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