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25. 良妻賢母 ~四字熟語~
最近、健康や食事の本を読み漁っているところ、ふと気がついた。
「子育専業主婦って自分の職業を文字にしてみたけど、夫は!?」って。
最近、ようやく自分の生活を少しずつ取り戻してきて、恐らくやっと少し子育てを俯瞰する目ができたのだろう。
夫は子育てのパートナーという感じだったからからか、ケアする対象という感覚がなかったのだ。もちろんないがしろにはしていなかったけれども。
結局、私は”専業主婦”なのだということになるのだろうか。
そこで、”主婦”ってどういう意味だろう?と調べてみると、
「一家の家事の切り盛りをする女性」ということでした。
なるほど。確かにその通り。
では、”婦”はどういう意味だろう?
ーーー
つくりの「帚(ふ)」はほうきの形を表しているそうです。
この「帚」は祖先の霊を祀る所である宗廟(そうびょう)の中を清めるときに使うもの。
この「帚」を持って宗廟を清めるという大切な役割をする女は、祖先の霊を祀るという大事な役目をした一家の中心の女の人だった。
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ということです。
宗廟は実家にある気がする。今度聞いてみよう。
宗廟も知らないのに、主婦と名乗るのに違和感を覚えながらも、一家の家事を主に切り盛りしているのは事実なので、ひとまず私の職業は”主婦”としてみる。
そして主婦のことを考えていたらふと、”良妻賢母”という四字熟語が頭に浮かんだ。
輝かしい言葉で、あまり良いイメージがなかった言葉だ。
でも、私がサンカルパに唱えたことってこれだよね?と思った。
ちょっとニュアンスが違うのが、私は”幸せ”をゴールにしているところだが、でも結局どうしたら幸せかというと、良き妻、賢い母になることということかもしれない。
良き母でないところがまた言い得てて、子育ては色んな機転をきかさないといけないので、確かに賢くありたい。賢い妻になってもいいのだろうが、それは求められてはいないのもわかる。
改めて四字熟語について調べてみると、中国の古典や仏教の書物などの影響を強く受けて、日本語の世界を豊かに育んできたものということ。
私が聴いてるポッドキャスト『子育て大百科』で漢字検定が勧められていた理由も納得。ただ、共感できないとただの難しい言葉ですけどね。
良妻賢母も、先人の教えとしてありがたくまっすぐ受け止めるものだったのだろうけど、自分事になってようやく分かる重み。
どうしても、人から教えられるより自分で気付かないと身にならないところがあります。
自分の職業について考えることは、すごく自分のことを知ることになって、思考も深まります。