1.私に戻れる言葉 ~適当~
私は小さい頃から「将来の夢」というものがなく、ずっと思い描いていたのは結婚して家庭を持つことでした。
周りに「お母さんになりたい」と言っていた友達もいたけど、それもピンときていなくて、ただ漠然と「家庭」というものだけがフワフワ浮いていて、具体的に落とし込めたのが30代半ば。ついに自分の家族ができて、専業主婦になることもできて、決して贅沢な暮らしではないけども今は自分が求めていた「幸せ」と言える暮らしなんだと思います。
それでも何か求める自分がいて、これ以上何をしたいんだろうと、自分を見つめ直す作業を始めたところ、やっと、私は何かを極めることに幸せを感じるタイプではない。日々の暮らしをより彩らせていくかが私の幸せを作っていくんだということに気がつきました。それも、「幸せ🟰成功ではない」という文字を見てやっと。
ああ、私は成功していない自分を何とかしようとしてたのか。そもそも成功って何だろう。例えば、すごく有名人になってもそんなに嬉しくないし、毎月100万もらえる生活を送ってもきっと満たされるとは違う。
そこで、「適当にやっていくのが私流なのかも」と結論づけてみたら、なんだかふっと重しが取れて楽になりました。
急に頭に浮かんで、今まで適当っていい加減って意味で使ってたのに、これってもしかしたら適度に楽しむってイメージじゃない?すごく私らしい!と思いました。
世の中にはスペシャリストがたくさんいて、私が影響を受けた人たちもすごくその世界に生活を捧げていて、そうなりたいけどなれない自分にモヤモヤしていたのです。
暮らしは色んなバランスで作られています。私の一番優先したいことは家族が健康に幸せに暮らすこと。だからただ暮らしを楽しんで生きていくだけでもいいのだろうけど、そこは人間なので、やはり誰かの役に立ちたいという欲求もあり。それはここからの課題としてnoteに書きながら考えていきたいと思います。
まずは、何かもがいている時は、私に戻れる言葉「適当」精神を大事に、暮らしを大切にしていきます。
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