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【伊豆・旅行記】貸切露天祭りのおすすめ旅館!

わたしはおよそ2年の間に5回伊豆に行った。それほどお気に入りの地、伊豆。もはや第二の故郷、なんて旦那と言っている。

今回はその中でも伊豆熱川駅からすぐのところにある「ふたりの湯宿 湯花満開」について紹介する。

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ここの最大のウリは何といっても無料で楽しめる貸切風呂が6つもあるということ。そのかわり大浴場はない。完全プライベート空間を楽しめるのだ。

カップルはもちろん、小さい子供連れの家族にもうれしい。

全て自家源泉掛け流し。貸切風呂6つのうち3つは露天風呂で3つは室内風呂となっている。


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まずは3つの露天風呂を紹介する。

露天風呂は神話の世界の守り神をテーマにしていて、形や雰囲気はそれに寄せて作られている。あらかじめ知ってから入ると、ストーリー性が楽しめていいだろう。

一つ目は”あまてらす”。あのアマテラスオオミカミが見守る開運の湯だ。


写真では丸い小窓がしまっているが、開けるとそこから海が見える。こじんまりとした露天風呂だ。

二つ目は”だいもんじ”。イザナギとイザナミが見守る縁結びの湯だ。

見ての通り少し変わった形をしている。名前の通りの大の字。露天風呂の中では一番広く、開放感がある。思わず泳ぎだしてしまいそうだ。

三つ目は”せいげつ”。ツクヨミノミコトが見守る不老長寿の湯だ。


丸い形は満月をイメージしているらしい。景色を一望とまではいかないが、静かで落ち着いた時間を過ごすことができる。


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次に室内風呂だ。花言葉をイメージして作られたものだ。

2018年に新しくできたため、比較的綺麗で、木の香りも少し残っている。脱衣所や洗い場も広く、ついつい長居してしまう。


一つ目は”あじさい”。花言葉は家族の団らんだ。


十和田石を使用した寝湯の湯船になっている。ゆったりと寝転がって、リラックスできる。

湯加減は調整できるので、ややぬるめにしてゆっくりつかるといいだろう。気持ちよくてうたた寝してしまいそうになる。

温泉でも人気の寝湯を独り占めできる、めったにない機会だ。


二つ目は”なのはな”。花言葉は小さな幸せだ。

二つに並んだ小さめの丸い湯船がかわいい。子供連れは喜ばれるかもしれない。中庭を眺めながら、のんびり空間を楽しめるお風呂だ。

脱衣所にはおしゃれな椅子もあるので、休憩しながら入ることができる。


三つ目は”さくら”。花言葉は神秘的な美だ。

私が一番気に入ったお風呂だ。大きな半円型の湯船では、足を思いっきり伸ばすことができる。暖色系でまとめられた浴室は、温かい雰囲気があった。

脱衣所には畳があり、都会のマンションと違って直に寝っ転がれるのもいい。ちなみに旦那は気持ちよすぎてそこで寝ていた。


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選びきれなかったので、1泊2日で6つ全てのお風呂に入った。他の宿泊客も、6つ全てを制覇する人が多いようだ。

十分に満喫できたが、次は2泊してもっとゆっくり楽しみたいと思う。


伊豆旅行を考えているかつ、貸切風呂を思う存分楽しみたい人には「ふたりの湯宿 湯花満開」をぜひおすすめしたい。

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