人生の転機なのでは?
何かを捨てる覚悟ができた時、
何かそれよりも大きいものが得られる。
そんな言葉を信じたい人間がここにいます。
27歳。
社会人5年目。
仕事での役割も責任を感じる機会も増え、後輩ができて教えることもとても増えた。
チームの中でも中堅と言われる世代で
何かと上と下の調整になることもしばしばある。
それは全然良い。
立場がだんだんと変わってきて、ずっと後輩でいたい、先輩についてずっと教えを請いていたいという思いも、今では、かわいい後輩に何か自分ができることはないか考えたり、メンタルフォローしたりそういうことが好きだと感じるようになった。
一人っ子で兄弟がいない私には、今まで一回も思ったことがない感情だった。
中学、高校の時の部活だって、後輩にあまり興味がなかった。
自分のスキルが上がればうれしかったし、選抜に選ばれることが喜びだった。
それが、後輩がかわいい、なんて。
随分成長したもんだなあ、と自分に対してしみじみ思う。
ただ、、ふとしたときに思う
「このままでいいのか…?」という思い。
ある程度仕事がルーティン化してきて
どれだけ効率良く回せるか、効率良く終わらせた時間の中で後輩と関わって、そうやって過ごす毎日に、慣れてしまった。
率直に言うと、刺激がなかった。
元々内定もらっていた部署が売り上げがたたないからと新卒で研修を3ヶ月受けた後、異動を命じられ、
全然希望していなかった部署で、かつ立ち上げられて間もないチームの配属で必死に仕事に喰らいついた。
初めに私のOJTになってくれた優しいベテランの女性の先輩は、私の現場配属後半年くらいで産休に入られ、
その後についてくれた2つ上の女性の先輩は、激務に耐えられずに退職してしまった。
そんなこんなで新卒から異動やOJTがころころ変わったりそんな目まぐるしい日々でも必死に精一杯、自分のできる事をやってきた。
コンサル業務を経て、新卒採用のリクルーターも声をかけてもらって、渋々とではあったが挑戦してみた。
学生と話すのはとても楽しくて、私が見てこなかったいろんな世界を見せてくれた。
普段のコンサル業務の息抜きにもなったし、兼務はして良かったと思っている。
兼務をしている中、自分自身がOJTとして新人を見ることにもなったので、さすがに仕事量が多すぎて身体は悲鳴をあげていたけれど。
今年度から、チーム異動があったので
まずはそのチームに慣れていくことに専念するため一旦OJTもせず、新規開拓の多い部署に配属になった。
元々いたチームも新卒の頃から新規開拓をたくさんする部署だったので一気に新卒に戻った気分だった。
ただ、本当に刺激がなくなった。
色々一生懸命取り組んでいた方が自分らしかったのかもしれない。
そんな思いと、やりたいことがたくさんある私は
今の仕事を辞めることにした。
新卒から4年半お世話になった会社を。
次の職場は決まっていないのに、退職を申し出た。
色々自分の人生を考えながら、
模索しながら、生きていこうと思う。
それをここに記しながら、過ごしていこうと思う。
これが人生の転機になれば良いと思う。
いや、今が人生の転機なのでは??
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