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子ども(成人女性)と母(シニア世代)と私(中年女性)の3人旅@韓国 その④ 2024.04.15

自作の旅のしおりと共に、韓国旅行を振り返る。


旅のしおり④

カルグクス通りでカルグクスを食べたい

この扉から1歩入ると、呼び込みがすごい。
きっと、どこも美味しいんだと思う。
どのお店にもインフルエンサーの写真があるので、国によって人気店があるのかも。
セットで良いね?と日本語で言われて、「あ、え、は、はい」と答えてから
そんなに食べられるか?不安になり「全部少なめでお願いします」と言った。

盛りが良いね。

山盛りが食欲をそそる
オーダが入ってから切って茹でてもらえる
セットのビビンパ
コチュジャンたら〜り
メインのカルグクス

「盛りが良いね」は、子どもが美味しいを表現するときの口癖。
元々が大盛りらしく少なめでオーダしても、1品盛りが良かったので、「盛りが良いね」の一言が出たらしい。
私はよく食べる。そしておいしそうに食べるらしい。(おいしくない時はきっと顔に出てるのかも)
私の器が空いてくると、キムチはもちろん、黒豆のおこわや韓国海苔、更にはカルグクスまでおかわりを入れてくれた。
「カムサハムニダ、ありがとうございます」と言ってありがたくいただく、また終わりそうになるとまたおかわりをよそってくれる。
おばちゃんがにこにこよそってくれるものだから、ありがたくいただいたけど、並びで食べていた子どもや他のお客さんにはおかわりサービス無かったので、この話はちょっと自慢になった。

ずぶ濡れの景福宮

京都で着物を借りるように
近くにチマチョゴリを借りられるお店があるらしく
韓国の女子高生グループがチマチョゴリを着ていた。
チマチョゴリを着ていると拝観料が無料になるらしい。
白いチマチョゴリ、この後どうやって洗濯するのか?心配になる
この一行が遠目で見えたので、交代式は決行されるのだと思った。。
交代式無しで警備

カルグクス店を出ると雨が降っていた。
結構な降りだったので、店の軒先をお借りして少し雨宿り。
景福宮の後に行こうと思った東廟市場(トンミョシジャン)は、青空市場らしいのでこの雨じゃ無理だろうねと相談。
景福宮までは予定通り行ってみようと言うことになりバスにのった。
到着すると、更に酷い雨になって靴もびちょびちょ。「でも、ここまで来たんだらね!」と励まし合って光化門前で記念撮影。
入館料を払った辺りで突然日本語のアナウンスが流れた、、「今日は、悪天候のため交代式は中止とさせていただきます」
交代式がどんなものか?見たことが無いので、雨でもできると勝手に思っていたけど、雨だと出来ないものだったとは。

流行りのカフェへ行ってみる

天気が良ければ1時間は並ぶらしい
映える写真を1枚。
スマホの背景にしようと思った1枚

東廟市場は諦めたので、
訪問先候補に上がっていたものの列に並んでいる時間が勿体ないと却下したカフェ「cafe onion 安国店」に行ってみることにした。
雨だからきっと空いているはずと思ったら大当たり!YouTubeやInstagramで見たあの流行りの店に10分程度並んだだけで入店できた。
中を覗いてみると小上がりのような席で座って食べている。。
びしょ濡れの靴下と靴で小上がりになんぞ上がったら、、滴る足跡を付ける事間違い無しで焦ったが、通された席は椅子席だった。
ばばと子どもは、はしゃいで色々なパンをトレイに乗せていた、クリームが苦手な私は、ナッツの乗ったパンを1つ選択。
100年以上経った韓国の伝統家屋に入ることが出来たのも良い思い出なので、リノベーションする前、本当に人が住んでいた状態を想像してみた。
どう考えても1部屋が狭い。日本の古民家もこんなんだっけ?と思う位小さな部屋に感じた、宿泊できる韓屋にいつか泊まってみたい。

仁寺洞で買い物

ばばの好きな洋服屋さん
韓国の伝統服の韓服をイメージさせるデザインなどがとても素敵なお店。
ばば、あれこれと試着して購入、気持ちよく値引きしていただけて感謝。

雨で予定を変更し、先に仁寺洞で買い物をした。
コロナ禍前に行ったお店は閉店してしまったのか、なかなか見つけられず記憶を辿りながら歩いていくと、1店舗見つかった。
仁寺洞という観光地でコロナ禍を乗り切って営業されていた事に、なんだか胸が熱くなった。
以前日本で働いていたという日本語が堪能な店員さんにあれこれ説明を受けながら念願の洋服を購入してご満悦のばば。
韓服をイメージさせるデザインが好みのばば、子どもも好きなデザインがあったそうで2人でお気に入りの洋服を何点か購入していた。
中年世代の私は、年上の服を着ると一気に老け込んで見えるし、若い人の服を着ると痛い人になってしまう。
自分の着たい服と、自分が似合う服、どっちが選んだら良いのか迷う。

鼻息荒く、モクサルを食べに行く

本店は混んでいて並んでいると下調べしていたので、
通し営業で入りやすそうな肉典食堂3号店を選んだ。
カレー塩を付けて食べるのは初。
モクサルという部位

予定になかったカフェでパンを食べたので、3人共お腹はそこまで空いていなかった。
が、韓国料理を食べたいという目的で韓国まで来ているので、ここで「お腹いっぱいだから◯◯でいいや」なんて事は言ってはならない。
モクサルとアグチムどちらにしようか?相談し、モクサルを食べに行くことにした。(アグチムは、次回渡韓時に持ち越し)
ランチでもなくディナーでもない中途半端な16時に到着。
中を覗くと1つのグループが肉を焼いていたので、大丈夫だと思って入ったら、グループではなくお店の方がまかないを食べていたが、気持ちよく案内していただき安堵。
モクサルを注文し、運ばれてきた肉の厚みに鼻息荒くなる3人。
さっきまで「お腹あまり空いてないよね」なんて言っていたのが嘘のようによだれが出る。
肉を焼いてくれた店員さんは日本語を勉強中との事で、ちょいちょい日本語を交えて話しながら肉が焼けるのを見ていた。
モクサル、何だこれは!と思うぐらい柔らかくあっさりしているのに、肉の旨味がじわっと口の中に広がった。
肉の厚みを感じられたのは、レース編みのような薄い肉を食べている生活があってこそだ。
ここから写真が1枚もない。。
と言うのも、肉が焼けるペースに合わせて食べるのに没頭し写真を撮り忘れていた。
食べ終えた頃、突然別の店員さんから日本語で話しかけられた。
「日本のどこから来たんですか?」から始まって、
直近であった韓国の選挙の話や、どうやって日本語を勉強したのか、韓国ドラマで見る韓国と実際は同じなのなどなど、私の韓国に関する疑問を全てぶつけて答えてもらい、
次のお客さんが来てもまだ話は止まらずに、だいぶ長居してしまった。
どれぐらい長居したかというと、濡れた靴も靴下もからっからに乾くまで長居した。
次回渡韓時にも来ますと言って挨拶したところ、12月から日本に出店するお店で働くので来日されるとのこと。
東京でもなく福岡に出店されるそうで、遠い。。長野からは遠すぎる。
またお会いしたいなぁ。

東大門(トンデムン)でナイトショッピング

食べ忘れた広蔵市場のドーナツを食べた
街なかにどーんとある東大門
求人票が気になって翻訳してみた
49歳以下、、私は対象外

ばばは、ホテルへ。
子どもと私は、ナイトショッピングへ出かけた。
以前賑わっていたお店は閑散としており、この旅で明洞へは行かなかったけど、コロナ禍で韓国もだいぶ変わったんだろうなと感じた。
閑散としていたショッピングモールに求人票があったので翻訳してみた。
興味津々だった給料の部分の記載がなかった、残念。
さて帰ろうかと思い外に出ると、
路上で歌っていたかわいらしい娘さんにリクエストをしてほしいと声をかけられ、子どもが2016年放送の韓国ドラマ「トッケビ」の曲をお願いしたらあっという間に欧米人を含む人だかりできた。
なんだかんだナイトマーケットを満喫。
ギリギリ終電に乗れた。終電を逃しても深夜までバスが運行しているので安心。
コロナ禍でタクシーが減ってしまったから深夜バスが運行しているそうで、日本はバスもタクシーも減っているというのに、観光客にはとてもありがたい。
これにて4日め終了。


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