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子ども(成人女性)と母(シニア世代)と私(中年女性)の3人旅@北海道 その③ 2024.06.17

自作の旅のしおりと共に、北海道旅行を振り返る。


旅のしおり③

北海道旅行3日め。
旅行の楽しみのひとつ、朝食バイキング。
チェックインの順番で翌朝の朝食予約ができるシステムになっているようで
前日のサツドラへの寄り道をしチェックイン時間が遅くなったため、結果、朝食バイキングは最終組になってしまった。
早朝の地獄谷散歩は夕方へ変更。
最終組だからこそ、朝ご飯をへそがひっくり返る位たらふく食べて、クマ牧場へ出発することにした。

登別といえば、せーのっ! 「のぼりべつクマ牧場」

ロープウェイに乗って山頂を目指す。
うきうきノリノリの私が薄っすら写っている

事前調べでは、ホテルから少し歩くとロープウェイ乗り場となっていた。
実際は”少し歩く”の部分は急な坂道だった。
息の上がりそうな長い坂道の先にロープウェイ乗り場があることがわかり、
さすがに、ばばの脚では厳しいので一旦ホテルに戻り、レンタカーでクマ牧場に向かうと思っていると、
私の目の前にクマ牧場の大きなロゴが入っているバンが通りかかった。
うらめしそうにじーーと見ていると「乗るかい??」というゼスチャー。「乗ります!乗ります!乗ります!」と言い、慌ててばばと子どもを呼び寄せて飛び乗った。
降車時には「帰りも受付で呼んでくれたらホテルまで送るよ」と言っていただき、帰りの坂道を転がるように下る心配も無くなった。
運転手さんによると、ホテルのフロントの人に「クマ牧場に行きたいからバン呼んで」と言えば呼んでもらえる約束になっているらしい。
なかなか宣伝がされなくてね、、とおっしゃっていた。

当日、山頂の気象状況
念のため、傘と薄手の防寒着を持参
5分少々乗車、山頂を目指す。
途中、野生の鹿を発見。
ロープウェイから見える景色
アイヌ語名の表示あり

自ら、ヒトのオリに入る。

ヒトのオリ中は、ひんやり。
ヒトのオリを先へ進むと、熊の下にある空間に出る
ガラス越し
至近距離に熊がいる、、

人が檻の中(ガラス張り)に入り、周囲をクマが取り囲むという状態。
私はここに入ってみたくて、YouTubeで何回も同じような動画を見ていた。
檻の中では、園内で販売されているクマ用のおやつを筒の中に入れて、外にいるクマの方へ押し出すと、おやつが飛び出す仕組みになっている。
訪問日は、クマにとって日差しが強く暑かったようで、あまり来てもらえず見知らぬ来園者同士「楽しみにしていたのに、残念だね、、」と話した。
それでも粘りに粘って、至近距離にクマが何回か来てくれたので、写真に収めた。

毛むくじゃら。

第2牧場にて、カラスと戦う

写真全てに写り込む、カラス
おやつをねだるクマ
クマの皆さん暑くておやつどころでは無くなり、えさやり終了

第2牧場では、おねだりしているクマにおやつを投げ入れる体験ができる。
当然ながらクマと人の距離は離れているので、手を上げているクマをめがけておやつを投げ入れる。そのわずかの間に投げたおやつをカラス奪われる。
他の観光客がクマに「ほら、これからおやつを投げるよ」とアピールしてから投げ入れるとうまくキャッチすると話しているのを小耳に挟み、
ならばと試してみたところ、なぜか?私のおやつだけクマに届く前に度々カラスに奪われてしまう有り様。子どももばばも大爆笑。
それでも何個かはクマに食べてもらえ、最終的には大満足の餌やり体験だった。

倶多楽(クッタラ)湖を見ながら

周囲約8㎞の円いカルデラ湖

クマ牧場の一角に、ヒグマ博物館・クッタラ湖展望台がある。
まずヒグマ博物館を見学し、倶多楽湖を眺められる展望台へと上がる。
摩周湖に次いで透明度の高い美しい湖と説明にある通り、遠くからでも透明度が高いことがわかった。
ロープウェイであっという間に着いてしまったが、標高は550メートル四方嶺という山の頂上にあるので、お天気がホテル付近とは全く違うようで、
とても天気が良かったのに、急に暗くなり、風も強くなり、雨が降ってきた。
ロープウェイで下り、受付でバンの運転手さんをお呼びして、ホテル近くまで送っていただいた。乗車時間5分も無い中で、温泉地のおいしいお店をあれこれ教えていただいた。感謝。

また、ピザを食べに登別温泉に来たいと思う

ピッツェリア・アストラ

わたし達の旅は、細かなところまで計画を立てている。
「何食べる?どこにする?」の時間が勿体ないため、楽しみの食事は、しっかり下調べをし、事前に候補を絞っている。
今回は、北海道の牛乳で作ったチーズのおいしいピザが食べたいと思っていたので、登別から次の目的地の間で食べられるお店を探していた。
何店舗か候補を絞ったのに、何れも定休日に重なってしまい断念。
結果、登別温泉街でピザを食べることにした。
参考にしたGoogleの口コミがかなりよかったので、ハズレは無いだろうと思ったものの、温泉地でピザ、正直期待はしていなかった。

唯一の写真

ここのピザ、美味しすぎる。3人無言で食べる食べる食べる。
「明日からお店がお休みなので、ちょっと高級なチーズで作りましたよ」とお店の方がにこにこしながら持ってきてくれた”クアトロ・フォルマッジ”は、写真を撮ることも忘れてしまった。
私のnoteを読んでくださって、登別温泉に行かれる方がいらっしゃったら是非とも「ピッツェリア・アストラ」おすすめです。
温泉街のピザなんて少しでも思ってしまった、私。なんておバカ。
「思い込みは、間違いの元である。」この時既に私は間違いをもう1つしていた。
お店を出て、次の目的地でそれを思い知ることになる。

地元スーパー「スーパーくまがい」に寄り道をしながら、ウポポイ 民族共生象徴空間へ

「スーパーくまがい」
地元(長野市)では、ほっけのこの販売方法は見たことがない。
地元(長野市)のスーパーは、魚はほぼ切り身での販売。
お刺身は、お刺身用ではなく、お刺身として販売されている、、

スーパーが大好きなので、途中で見かけた「スーパーくまがい」に立ち寄った。入った瞬間、魚の匂いがすごい。それもそのはず、店内で干物を作っていた。
陳列された魚はどれも立派で、いずれもお刺身用と書いてある。
白老町の方は、ご自分で捌くのか?スーパーくまがいの担当の方に依頼するかどうか?はさておき、この大きさの魚を夕飯にお刺身に何人で食べるんだろうか?と、余計なことを考えてしまう。
続いて、野菜コーナーもチェック。

地元(長野市)では、まくわうりを呼ぶ

「カンロ」聞いたことの無い名前だけど、見たことあるような。。
早速Googleで調べてみると、作物名:まくわうりとの事。
ただ、食べ方が私が知っているものとは違って、皮を剥いだら種は取らずに丸かじりするそうだ。
安価とは思えないカンロ、見ている間に2個売れていたから人気なのか。

たまたま入った「スーパーくまがい」2024年8月16日に58年間の営業を終えたそうだ。偶然にでも今回お邪魔することが出来てよかった。
私は、車内で食べられるように「つまみ鱈」と、北海道で作っていると書いてあったラーメン用のスープの素を購入した。
そして、次の目的地「ウポポイ 民族共生象徴空間」へ向かう

「ウポポイ 民族共生象徴空間」は、月曜休み。

イケイケドンドン目的地は、直ぐそこだ!
意外と道が空いている。
観光バスの1台も見かけない。今、思えばおかしな点はあった。
到着したら、まさかの定休日の表示。
飲食店の定休日を確認して、「ウポポイ 民族共生象徴空間」にも定休日がある事に、なぜ気が付かなかったんだ、私よ。思い込みの恐ろしさ。
車内に不穏な空気が流れる、
明日は旅行最終日で札幌に戻らなければならない、、
代替え案も浮かばないけど、時間が勿体ない。
再訪できるか?どうかは夜考えることにして、今回の観光先に上がっていて断念した「地球岬展望台」に向かうことにした。
ウポポイには定休日がない、私の根拠のない思い込み、猛省しつつ、
さ、次へ行こう。

北海道の自然100選、太平洋を見渡す大パノラマ、「チキウ岬灯台」

海抜130mの断崖に立つ
お天気が良くて良かった、、

車内、会話少なめのまま、
ナビからのアナウンス通り、1時間程かけて地球岬展望台に到着。
ちなみに、宿泊先からウポポイまでは40分程度。
地球岬展望台から宿泊先まで40分程度。そう、わたし達の宿泊先はウポポイと地球岬展望台のほぼ中間地点にある。
そのため地球岬展望台は、移動の都合を考え訪問先として候補から外していた。
今回ウポポイ定休日見落とし事件があったので、急遽来ることになったものの、この景色を見たら、気分も晴れてご機嫌で宿泊先に戻ることができた。

前日の続きで、登別地獄谷へ向かう

画面左の遊歩道の先へ向かう
結構遠かったので、昨晩来なくて正解。
途中、野生の鹿と遭遇
コポコポと湧き出る音と硫黄の臭いがして、
びびって早々に退散

ウポポイ(民族共生象徴空間)に行くための作戦会議

パンフレット、中ほどにある北海道の3地点
明日、全てを回る計画。


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