寝る前はいつも孤独
それはいくつになっても
変わらない気がする
幸せでも辛くても
隣にだれか居てもいなくても
結局は混ざりあえる訳じゃないから
自分でそう感じることを選んでるのかもしれない
眠れない日の夜のにおいも
こころが、きゅっとなる寂しさも
きらいだけど、どこかすき
子供の頃おでかけから帰るかえりみち
いつもはもう寝てる夜に
高速道路をはしる車のなか後部座席に寝転びながら見上げるとガラス越しに照明がぴゅんぴゅん通り過ぎていった
それをひたすら眺めることがすきだった
でもなぜかこころは寂しかった
たのしい時間が終わるからか
日常にもどるのが嫌だったのか
車がおうちにつくと決まって寝たフリをした
パパやママが優しく起こしてくれるから
車からおんぶしてベットまで連れていってくれた
わたしはそんな時間がすきだった
だけどベットに入ればひとりだった
たのしかった時間を思い出すより
明日の嫌なことを考えてしまうからだ
だから寝る前はいつも孤独だ。
それは今も変わらない。