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検察側の罪人

 8月になる。あれ? もう? やだぁ〜。といいつつ毎朝就活のために学校に行っているまいちゃんを送迎している。
 学生生活最後の夏。
「ああ〜、彼氏もできないまま学生生活が終わる〜」となげき
「結婚したい。なんでって? だって働きたくないもん」
 彼氏をすっ飛ばし結婚か。あげく
「子どもはね三人欲しいな」
「……」
 あたしはかける言葉をいろいろ探すけれど見つからず
「まあ、がんばってね」
 まるで他人事のよう伝えておいた。
「え〜。なんだか他人事だね」
 ううう。するどい。あたしは肩をすくめた。


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 検察側の罪人(上下巻)を思わず一気に読んでしまった。映画を観るまで我慢ならずつい夜更かしをしつつ文字にかじりついた。

『検察側の罪人』(けんさつがわのざいにん)は、雫井脩介による日本の小説。『別册文藝春秋』(文藝春秋)にて2012年9月号から2013年9月号まで連載された。

 雫井脩介さんの小説はジャンル問わずで読みやすく大好き。『検察側の罪人』は、最上毅(キムタク)を軸に織り成す検察小説。沖野 啓一郎(二宮くん)は最上の部下になるわけだけれど、最上の検事としての仕事に疑問を抱くようになり……。
 えええ!
 と驚くようなストーリになっていた。映画も観たいと思う。

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 今日は映画の日でまいちゃんと『センセイ君主』を観に行った。リアルな高校生のお話。まいちゃんと主演の浜辺 美波(佐丸 あゆは役)ちゃんはまいちゃんと同い年。とても身近に感じて観たそうだ。けれど、
「竹内涼真くんみたいにかっこいいセンセイなんていないでしょ? ふつうは」
 帰りの車の中でぶつぶつつぶやいていた。ジュディーアンドマリーの
『Over Drive』が合唱コンクールでのシーンで歌われてとっても感動した。ジュディマリはあたしも過去大ファンだった。今でも歌は好きでたまに聞いている。
 浜辺 美波ちゃんまあ、かわいい〜。特にまいちゃんと同い年だし娘目線で見てしまう。
 映画の日に映画を。行ってよかったよ。センセイ君主は涙あり笑いありで楽しめた。


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