2023年に鑑賞した映画の一部と過去の思い出深い作品についての雑記(2023,11,25)

皆様、こんにちは。今年の夏は強烈な暑さでしたね。しかも、6月頃から、10月どころか、11月になっても夏日を観測。11月の最高気温記録を100年ぶりに更新したとか…。ここにきて、ようやく秋らしくなってきたものの、もう11月下旬。秋をすっ飛ばして冬に突入の気配でもあります。
さて、秋と言えば、食欲の秋、芸術の秋という言い回しがありますが、最近は言わないのかな?今回は、ここ最近読んだ本のことでも…と思ったのですが、作品名を拾い出すだけでも大変なので諦めました(笑)。
代わりに、今年公開の映画を中心に、個人的に思い出深い過去作品についてつらつらと書きたいと思います。

『アリスとテレスのまぼろし工場』2023監督・脚本:岡田麿里 
岡田監督の思い入れでこのタイトルなのだが、児童向けジュブナイルもの?と思われる可能性もあって、個人的にはタイトルでちょっと損をしている気がする。予告編はミステリアスでホラーっぽくもあるのだが、いざふたを開ければ、ド直球の青春物語であり、まごうことなき恋愛映画だった。或いは、最初から夢も希望も無い世界を描いた作品だと捉えれば、『イージー・ライダー』にも似た悲壮感をもたたえているとも取れる、同じ日々を繰り返す物語とくれば、押井守監督の『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』が一番に思い出される。が、今作は様相が異なる。そこは舞台そのものが「時を閉じ込める主体」となっており、あたかも、無限地獄の如き、終わりのないモラトリアムという、絶望的なまでに穏やかな時の流れが止まった世界に「生きる」人々の心の内が描かれることになる。
キャラクターは脇役に至るまで実に魅力的に設定されており、セリフや表情のワンカットが実に細やかに構成されていて、見終わった後でもう一度見たくなる作品でもある。各種論評の中に、『廃市』(監督:大林宣彦・原作:福永武彦)と通じる点を指摘しているものがあったのだが、なるほど!と思った。
もはや来るところまで来た感のある国内の閉塞感、コロナと米中対立、ロシアとウクライナと東南アジア沿岸部での熾烈な覇権争いが途切れることなく続く世界情勢をその作品に嫌が上でも投影することとなっている、これ以外の2023年公開の作品に通じる、今の時代を君たちはどう生きるか?我々はどう生きるべきか?どう生きるつもりなのか?どう生きようとするのか?という問いかけに対する答えの一つを提示したものと言えるだろう。同じく岡田監督の手になる作品として、作品発表後、埼玉県秩父が、現在で言うところのアニメ聖地と化した、『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』(2011年)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015)、また、抒情的表現で、実写映画とアニメ映画を区別することを無意味化するほどの深い物語を描き出した『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018年)も合わせてぜひ。

『夏へのトンネル、さよならの出口』(原作・八目迷2022監督:田口智久)
時期的に、新海誠監督の『すずめの戸締まり』公開直前の公開となったことで相対的に世間の注目からやや外れることとなったのが惜しまれる作品である。が、しかし、海外では高評価で、2023年東京国際映画祭や海外映画祭での上映に加え、映画賞も受賞している秀作である。時間と空間の変異を映像で効果的に演出するために、原作とはやや異なる構成となっている。時空を超越する物語の中、喪失感と後悔を克服し、未来を目指す若者の姿が美しい背景美術と相まって、観る者を魅了する。
『かがみの孤城』(原作・辻村深月)のアニメ映画が、文字のみで構成された原作ではミステリー要素でもあり、トリックとなっていた部分が、映像化によってネタバレになってしまっている部分もあって、惜しいことになっているのであるが、『夏へのトンネル、さよならの出口』では、ケータイメールの使い方が絶妙で、ミステリアスで不思議な世界観を現在の世界と地続きのものとして描いており、ある意味、原作以上に説得力と物語のダイナミックさが加わっている。見終わった後で、タイトルに込められた含みを理解できるのも興味深い。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年12月公開予定)。監督:成田洋一(原作・汐見夏衛)
主人公が現在からタイムスリップした女子高生とうのは、キャッチーでもあるのだが、映画版では、旬の若手女優を選出することになるので、女優を綺麗に撮るという部分に力が入ってしまわないかという不安はある。また、特攻隊員の悲哀・悲恋の物語は過去にも何度となく語られているが、大きな力で動く状況に抗えない個人の想いがどの程度描かれるかが気になる。戦時中へのタイムスリップものといえば、『終わりに見た街』(1982,2005)(原作・山田太一)から受けた衝撃は、いまだに個人的に筆頭だ。

『水は海に向かって流れる』(2023)原作・田島列島 監督:前田哲)
家庭のごたごたで、やややさぐれ気味の思春期ど真ん中の少年と、思春期をおもいっきり引きずっているOLの恋愛映画です。原作の絵柄は好みの分かれるところなのだが、前作の映画化された『こどもたちはわかってあげない』と合わせて、映画より先に原作マンガに目を通されることをお薦めします。主演の広瀬すずを魅力的に撮るための映画がになっているので。原作をほぼ忠実に実写化しているので、原作ファンでも大丈夫な仕上がり。が、最後はこのシーンで終わりにするの?的な部分もある。

『猫と塩、または砂糖』(2022監督:小松孝)
吉田凛音が映画に出るというので鑑賞。常識と非常識の境界線が溶融し、後半には、親と子供の、あるいは、闖入者と家族のどっちがおかしいのかわからなくなるという筋立ては、まるで筒井康隆か、今村夏子、村田紗耶香の小説を読むような、眩暈にも似たものを覚える。一見すると穏やかな生活が戻ってきたかと思わせるラストが、最後の瞬間、非日常が日常化した世界の継続を思わせる構成で、ほっとした直後に、どきりとさせられる。

『大怪獣のあとしまつ』(2022監督:三木聡)
倒されて野ざらしとなっている怪獣の後始末に関する政治的手法についてのあれこれをコミカルに描く。巷の評判では、そのギャグやコミカルな部分に注目が集まり、駄作との評価が目立つようだが、ラストは、まさしく王道の特撮ヒーローものであり、思わず涙してしまった。物語の神髄、言い換えれば、含意は、度重なる震災や原発事故とともに歴史を刻み、そして、この国を取り囲む大国の中で己の進む先を、その都度選択していかねばならない我々がどう生きるかを考えるという事である。宮崎駿の最新作にしてほぼ自伝とも取れる『君たちはどう生きるか』、庵野秀明の手による『シン・ゴジラ』(2016総監督:庵野秀明・特技監督:樋口真嗣)や『シン・ウルトラマン』(2022)とまったく同質のものがその内部にある。

『この世界の片隅に』(2016監督:片渕須直)
クラウドファンディングという語を世に知らしめることとなる。わずか数十の上映館でスタートし、瞬く間に全国規模でのロングラン上映が実現し、後に、カット部分を加えた長編作品の公開にまで至った、ファンと共に作り上げる作品の代名詞となった作品でもある。美術的な魅力はもちろん、主演の、のんの類まれなる好演技、緻密に構成された監督・脚本の質の高さは言うまでも無く、入念なリサーチによる世界観の説得力は驚異的である。そして、監督が惚れ込んだという、原作者であるこうの史代のメッセージ性にあろうと思う。
なお、先日、パイロットフィルムが公開されたばかりの片渕須直監督の新作は「枕草子」作者の清少納言だそうだ。期待は膨らむばかりだ。

『君の名は。』(2016監督:新海誠)と、前述の『シン・ゴジラ』、『この世界の片隅に』の三作品の爆発的人気によって、東宝・東映・松竹の大手映画配給会社が収益見通しを強気で更新し、マーチャンダイジングにも前向きになり、まさに映画界を盛り上げる起爆剤となった。が、ほどなくしてコロナ・ショックがやってくるなど、誰が予想したであろう。
感染拡大防止対策としての活動自主に合わせ、映画もテレビドラマも、のきなみ公開が中止・延期となるばかりか、制作も中止、延期、もしくは手法を変えて撮影継続と、エンターテインメント分野に大打撃を与えることになった。
庵野監督の『シン・ゴジラ』は、怪獣をめぐる政治ドラマ、映像技術、時事問題の取り込み等々、2020年代における最高傑作との評価が高い。破壊神ゴジラの描写がデジタル技術の進展によって迫力満点。ゴジラ対応への政治中枢部の困惑ぶり。現場における部隊運用描写等々、組織の物語として秀逸だ。そして、東北の地震のオマージュもある。焼け野原となり、老害の消え去った世界で、若手が政治の舞台に立ち、この国を引っ張っていくというメッセージは、旧態依然とした政治世界の否定であり、ある意味、革命とでも言うべきでもあり、災害と共に生きる日本の姿そのものを描いていると言えよう。

『天気の子』(2919監督:新海誠)
少年と少女が世界を変えるという、一大ロマンであり、惚れた相手を一直線に見つめる青春・恋愛作品だ。映画では原作小説ほど細かな描写が無いのだが、大人と子供の世界観の違いを描いた作品でもある。
注目すべきは、『君の名は。』公開に際して挙がった批判に対し、監督が真っ向から挑んだ点にある。前作では、大災厄が無かったことにされているという批判に対し、異常気象の権化として大雨によって水没した東京での生活が描かれる(公開当時はまだ、大多数の人々が、異常気象に対してまだそれほど危機感を持っていなかったであろう)。子共たちは、この世界でも笑いながら生きていしかないのだ。災害や環境問題を批判している人々に、災害は目の前で現在進行形で起きていることと、貴方たちはこの世界をどうしていくつもりなのか?という痛烈かつ深刻な問いかけがなされている。
さらに、監督が「大丈夫」であるというセリフに込めらたであろうメッセージとは異なる解釈がなされ、絶望的な世界で生きていくことの、なにが大丈夫なのか?という批判に応えているのが、最新作『すずめの戸締まり』(2022)である。

『すずめの戸締まり』(2022監督:新海誠)
ここにおいて特筆すべきは、東北震災を暗喩ではなく、ダイレクトに扱っていることだ。今作に付されたキャッチコピーは「集大成にして最高傑作」なのだが、この惹句にまごうことなく最高傑作だと感じた。
ロードムービーであり、バディものであり、カタストロフィ映画でもあり、ラブロマンスもあり、ある土地で生きていくとはどういうことかを示すものがたりでもあり、家族のあり方の物語でもある。
長い(とはいえ、劇中ではわずあ五日間に過ぎない!)旅の末、すずめの口から放たれるセリフが観る者の心を打つ。

『シン・ウルトラマン』2022監督:庵野秀明)
『シン・仮面ライダー』2023監督:庵野秀明)
いずれも庵野監督が少年から青年になる過程で出会った仮面ライダーの、どこを面白いと感じ、どう面白さのエッセンスを解釈したのか?という部分を、次の世代に伝えようとする意欲作である。両作品とも、この映画を見る前に、ウルトラマンも仮面ライダーも全く知らないという人が見たとしても、ワクワク感とともに、物語の奥に巣食う、現実世界の様々な問題点についての疑問をも受け取ることができるのではなかろうか?個人的には、敵の存在という、不可欠の要素において、尋常ならざる説得力を持たせようとしているところに、旧作へのオマージュであり、パロディーでもありながら、単なる総集編や焼き直しにはしたくないという想いを受け取った。

『君たちはどう生きるか』(2023監督:宮崎駿)
宮崎駿の自伝的性格を持つ作品であり、同時に、宮崎作品の集大成でもある。不思議の国のアリスシリーズ等、古今東西の児童文学作品のドキドキとワクワク、啓示的なエキスが山盛りである。難解であることの批評が続出と耳にするが、それも納得である。なぜなら、今作を副読本無しで鑑賞するためには、ホルスの大冒険に携わった東映アニメーション時代から、ナウシカの連載開始の経緯、ジブリ立ち上げを経る中において、氏がいかなる児童文学やマンガや小説に感銘を受けたかという部分も含め、宮崎駿の人生と、作品を通じて表現される思想、日本と世界のアニメーションを取り巻く情報を持っているか否かが大きく鑑賞者の判断に作用するからである。

『キリエのうた』(2023監督:岩井俊二)
オープニングから、岩井俊二の映画だ!と感じる。それにしても、主演のアイナ・ジ・エンドである。彼女の歌が。あるいは、彼女の存在そのものがこの映画を存在させていると言っても過言ではないだろう。こちらも、生まれ育った環境を飛び出したものの、東北の震災に人生を翻弄された人々の姿を描き出している点でも注目したい。

『ジョゼと虎と魚たち』(アニメ 監督:タムラコータロー。韓国実写版リメイク2020。 実写版2003監督:犬童一心、原作・田辺聖子)
原作は多作の作家としても有名な田辺聖子の手による同名小説。、鑑賞後の切なさや物悲しさを覚える演出となった実写版に比して、アニメ版は朗らかでハッピーエンドとして締めくくられている点が、安易な恋愛モノといった類の低い評価を与えられる要因ともなっているようだ。が、それら批判的意見を読むにつけ、今作のような、障碍者の口から絶望的なまでに悲痛な断絶のセリフを直接言い放つドラマがかつてあったであろうか?このどうしようもない断絶感があるからこそ、それまでの邂逅と、その後の理解、恋愛感情の発露が際立つのであるし、なおかつ、物語は朗らかアンシーンで終幕となるが、二人の未来が決して容易なものではないということは嫌が上でも感じ取れる。その点においては、原作の終盤にあるエピソード�
�ある、海の底のような仄暗い未来予想を忠実に再現しているとも言えるだろう。その意味においては、原作と実写版の描き出した二人の関係性は全く同質だと感じる。なお、直接的な情報を得ていないのだが、ロシア国内では2023年においても、リバイバル上映が続いているらしい。ちなみに、ロシア語吹き替え版の予告を見て以降、がぜん、ロシア語版を観たくなっている。

『言の葉の庭』(2013監督:新海誠)
万葉集が抒情表現に効果的に用いられていることが、まさしく、歌によって愛情を伝え合う古代の光景を21世紀に再現した秀作だ。映像面では、雨の表現の秀逸さがまず第一に挙げられるが、登場人物たちの肌の色使いにぜひ注目していただきたい。200年代のアニメ作品においてはさほど珍しくなくなった色調表現であるが、これを10年前に採用していたことに驚く。小説版では、主人公の二人のみならず、その家族にも焦点が当てられており、映画版と小説版を合わせて鑑賞することで深みが一層増すこと間違いなし。

『トップをねらえ!』(1988監督:庵野秀明)
エヴァンゲリオン以降、その知名度はアニメファンのみならず、老若男女問わず世間異知れ渡ることになる庵野秀明監督の監督デビュー作であり、発売から40年近くを経たなお、継続的な人気を持つ作品の一つだ。映画でもテレビアニメでもなく、ビデオテープ形式での販売による店頭小売アニメシリーズである。故に、庵野秀明監督に興味を持つ人でなければ、氏の学生時代の諸作品同様、世間での知名度は限定的と思われる。世界的ヒット作となった洋画と、テレビアニメにもなって爆発的人気となった名作漫画のタイトルを融合したそのタイトルからもうかがえるように、第一話から全編を通して、制作時点までに公開されたテレビアニメやドラマ、特撮番組、古今東西の洋画邦画問わず様々な映像作品、事件・事故等の時事ネタも織
り込まれた強烈な個性を持ったパロディ作品に仕上がっている。そして、回を追うごとにパロディまんが的な仮面が剥がれ落ち、壮大なスケールの大感動ドラマの本性が明らかになってくる。宇宙を舞台に時間と空間を飛び越える作品は十指に余るが、これほど感動と影響を与えられた作品はなかなか見当たらない。

『神田川のふたり』(2022監督:いまいかんじ)
コミカルで、東映の不思議コメディー作品を思わせる演出も随所にみられるなかで、しっかりと爽やかな青春・友情・ラブストーリーに仕上がっている。台本とアドリブの境界が曖昧になるほど、まさに、リアル十代の日常を切り取ったような演出が心地よい。全編が90分程度の小品であるのだが、そのうち約半分の時間をノンストップ、ノーカットのワンショット長回しで撮影していることに驚きである。個人的には、エア・コンビニのくだりが気に入っている。まさか、あのシーンがラストにああいった形でつながるとは想像もできなかった。また、主演の上大迫祐希が高校生役がまったく違和感がない。

『鬼滅の刃 劇場版 無限列車編』(2020)
コロナウィルス感染拡大防止のための自粛生活真っ只中の公開にもかかわらず、公開直後から脅威的な動員数をはじき出し、長らく破られることのなかった『千と千尋の神隠し』の興収を超えるか超えないかで、出版界は言うまでもなく、NHKを筆頭にテレビや主化し等々のマスコミを騒然とさせたことは記憶に新しい。個人的には、連載時はそれほど気にしていた作品ではないものの、今作での主人公たる煉獄の生きざまに、思わず涙してしまった。が、気になるのは、個々の登場人物の動作や心情、状況説明まで、事細かにセリフで解説されている点だ。絵で魅せるというより、筋書きで魅せる作品のような気がした。

『青春ブタ野郎シリーズ』(2014~ 原作・鴨志田一)
主人公の男子高校生の周りに、次々と美少女が出現し、それらが「思春期症候群」と称される摩訶不思議な現象に巻き込まれながら、それら問題を解決していくストーリーだ。私も、テレビアニメ第一話、原作の第一作目を目にした時は、類似作品を探したものだったが、ストーリーが進むごとに、その隠された魅力にぐいぐいと引き込まれていた。大抵の作品において、主人公は複数の美少女に好意を持たれるのだが、その動機付けであったり、読者が納得できるほど魅力を感じなかったり、時空を超えて人生をやり直したくなるほどの熱意を感じられない主人公が決して少なくない中で、青春ブタ野郎シリーズの主人公は、好かれる理由が納得できてしまうのだ。そこがスゴイと思う。
また、ストーリーが進むにつれ、その核キャラクターが背負う背景の意味の深さにも心を動かされる。特にテレビシリーズの継続話として制作されている初の劇場作品となった『ゆめみる少女の夢を見ない』では、その王道的でありながら、いままで観たことも無いテクニカルなラブストーリーに、おもわず目頭が熱くなってしまう。続く映画第二作となる『おでかけシスターの夢を見ない』では、実質的な主人公である妹のセリフの一つ一つが心に刺さり、これもまた落涙必至である、特に必見は、妹が吐露した心情を耳にした主人公が言葉を失った場面だ。わずか数秒のシーンであるが。ここで、あの映画のような複雑な心情を浮かべる表情を演じきれる俳優がいるものだろうか?思ってしまうほど、鬼気迫るものを感じた。
この2023年12月公開間近の『ランドセルガールの夢を見ない』もお薦めです。


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