学生講師の採用基準について【大学受験塾開業#24】
こんにちは!
塾開業のサポートやFC展開をしているアクシビジョンの朝倉です。
個別指導塾にとって学生講師は非常に重要な人材です。学生講師の良し悪しで塾の質が変わると言っても過言ではありません。
学生講師の質を高めるためには採用が最も大切と前回の記事では書きました。詳細はこちら
採用は重要なことは間違いないですが、どんな基準で採用すればいいのかということを今回は書きたいなと思っています。
今回の記事を読んでいただければ、学生講師を採用する際にある程度基準をイメージしてもらうことができると思います。それを元に、自身の採用基準をしっかり考えてもらえると幸いです。
大前提で意識してほしいこと
まずはこの1つだけ意識するだけでも質は一気に向上します。それは、
妥協しないこと
これにつきます。妥協して採用して上手くいくことは基本的にありません。なので、何か突出した長所がある場合でも「違うなー」と感じる部分に許されないことがある場合は絶対に採用してはいけません。
よくある間違いが、難関国公立大学の学生で学力面では非常にレベルが高く、申し分ないという状況であっても、コミュニケーション力や生徒への熱意などが感じられない場合は採用するべきではないでしょう。
特に生徒への熱意がなく、時給の高いアルバイトだからぐらいの感じで応募してきた学生はどんな状況であっても採用しない方がよいかなと思います。
講師が足りないから仕方なくという採用をし始めたら、衰退の始まりです。そうならないように、たくさん応募が来る努力をしていきましょう!
細かいマイナスチェックポイント
まずは簡単な細かいチェックポイントから紹介していきます。下記のようなことがあると採用に前向きにならない方がいいでしょう。
面接時間に遅刻、もしくは10分前以上に来ること
入退室時に挨拶がない
服装、髪型などに気を遣っていない
人の話を遮ったり、被して話をする
自分の都合、主張が多い
自慢話が多い
条件面・待遇面ばかり気にする
仕事という感覚がない
教室長を上司と見ている感覚がない
笑顔がない、話し方が暗い、コミュニケーション力がないなどは多くの塾で採用されないかと思いますが、以外に上記のようなことは目をつぶってしまうケースが多いかなと思います。
ただ、実はこの辺りは非常に重要になります。上記のようなことを生徒の授業中に行われていると感じるとNGだなと感じると思います。遅刻や挨拶なし、自分の自慢話や都合ばかり押し付けるなどなど絶対良い講師と感じないと思います。その片鱗が面接でもでてきますので、上記のようなポイントがある場合は採用しないということを考えてもらった方がいいかなと思います。
プラスのチェックポイント
先ほどのマイナスのチェックポイントを書きましたが、プラスのチェックポイントをあげたいと思います。これらがあるとより良いということですが、これらのポイントが多くあったとしても、マイナスチェックポイントが多い場合は採用しないようにしてもらえるとよいかなと思います。
その理由としては、プラスチェックポイントは指導である程度改善することがありますが、マイナスチェックポイントは改善するのがすごく難しいという傾向があるからです。
それでは、プラスのチェックポイントを書いていきます。
指導できる科目数が多い
学力が一定以上ある(推薦での大学合格で学力が低いなどはNG)
自身の受験を本気で頑張ったという経験がある
人に教えることが好き、得意というエピソードがしっかりある
自塾の指導方針と近い受験勉強を自分自身でしていた(自塾に近い塾に通っていたなど)
苦手科目の克服や挫折を乗り越えた経験がある
向上心、成長意欲がある
自塾のHPを見ている(採用のポータルサイトだけをみて応募ではなく、自塾のHPをみてどんな塾かをしっかり把握して応募しているか)
個別指導塾で働くという動機がしっかりしている
自塾を選んだ動機がしっかりしている(個別指導塾ならどこでもいい、自宅からの距離が近いだけが応募動機ではないなど)
以上などはぜひ、みてもらいたいなと考えています。これらのポイントに当てはまるケースの学生講師は良い傾向が高いと考えています。もちろん、全て当てはまるということはなかなか難しいですが、このようなことを感じられたら採用に前向きになっていいと思っています。
私が採用で最も気にしていること
私は社員や学生講師の面接を多数してきました。そこで一番重要視しているものは
志望動機、自塾ではないといけない理由
が明確かどうかです。
アクシブアカデミーで働きたいと考えてくれる人こそが長く、楽しく働いてくれると思っていますし、採用した社員・講師は実際その傾向があると感じているので、色々なチェックポイントもありますが、やっぱりこの塾で働きたいという強い思いがあるかどうかを一番気にしています。
まとめ
採用の基準について色々書いてきましたが、色々なチェックポイントや会社や教室長によって重要視するポイントは色々だと思います。
上記のチェックポイントを参考にしていただき、自分ならこうするという自塾のスタンダードを決めてもらえるといいかなと思っています。
結局、教室長に合うかどうかが一番ですので、開業始める時であれ、長年塾運営をしている場合であれそこが一番重要かなと思っています。
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