乾いたおじさんのリップクリーム
いつからかはわからないが
自分をおじさんと認識してから久しい
冬場になると肌が乾燥するから
保湿を頑張らなくてはいけないのも
これはおじさんの宿命ということだろうか
ミスターセンクスの場合冬に唇が乾く
毎日美女とキッスをしまくっているから
心は潤っているものの唇は乾いてしまうのだろう
それはセンクスである以上仕方がないことである
唇が乾いている状態の深い不快感が耐え難く
リップクリームが手元にない時は
関係のない人にブチギレてしまうほどだから
すぐにでもコンビニやドラッグストアに駆け込み
会計を済ますことなくリップクリームを塗りたくる
1回で塗るリップクリームの量は一本であり
唇はハリウッドスター以上のテカリが出る
その辺に飛んでいる虫がセンクスの唇に触れれば
田舎によくある蠅や蚊を捕まえるテープよろしく
ほぼ全ての虫が捕獲される
そんなセンクスであるが
ふと周りを見回してみるとあら不思議
そんなに頻繁にリップを塗ってる人がおらず
センクスのリップサービスが異常であることがわかる
それにしてもリップを塗るのって恥ずかしくないか
女性は普段から塗り慣れているから良いかもしれないが
おじさんが唇にナニかを塗っているという光景は
見ていて気持ちの良いものではないと認識している
ただしやっている方としてはどうかといえば
ちょっとオネェになった感じで
まんざら嫌な感じがしないのは
自分自身でも危機感を持った方が良い感情だと思う
世界の多様性が本物だって信じてるわね♡