【読書メモ-34】「知の技法」(小林康夫・船曳健夫/東京大学出版会)
大学生当時に出版されたもの。当時も大きな話題になったことを記憶している。(買ったような記憶もあるが、中身に全く記憶がないし、本棚にもないのはなぜだろう?)
こうして読んでみると、大学生当時、いかに「調査・研究」「論文」がなんたるかをわからずに卒論に取り組んでいたんだということがよくわかる。そんな学生ばっかりだとしたら、当時の教授陣、苦労したんだろうなぁ。もしかしたら東大もそうだったのかもしれない。「論文」に向かうための技法が、かなり丁寧に書かれている。テクノロジーの部分は古い感じはするが、それ以外は、現代でもすべて通用するだろうな。(なんでこの本を読んだのかって、高校の「探究」に必ず必要になると思ったからでした。)
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